「このワインは◎◎度前後が美味しい」
「あのワインはもう少し冷やしたい」
また・・
「そのワインはホニャララ型のグラスが良い」
「かのワインの強い酸は口がすぼんでいる方が正解」
等々
色々とあるものです。
しかし、グラスが合えば何度でも良いのか?
温度がばっちりなら、どのグラスでも良いのか?
いやいや、双方揃ったときにパフォーマンスが上がるものです。
例えばシャンパーニュ(それと同等の造りのスパークリングも)を大きめのグラス(やや口のすぼんだもの)で供する時は「よくある冷えた温度」だと冷たすぎて感じ、11度~13度程度で供すると「丁度良い」ように感じます。
逆に、その温度(11度~13度)で細いフルートグラスに入れると「ぬるっ」と声が出ます。
不思議なものです。
全てのワインを複数の温度で、複数のグラスで提供することは事実上困難ですが、合わせる料理やタイミングで「ちょっといじる」のは楽しいものです。
と言ってもボトルで提供する場合は最初と最後で温度が違ったりします。
その場合はどの時点で最適解を提供するか?はサービスの腕次第。
大事なのはコミュニケーションです。
さて今日27日はカウンター3席の空き、テーブルはフルに空いています。
お待ちしています‼
樋口誠