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ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

抜栓とか・・・続き

2019年01月24日 00時56分33秒 | サービス
昨日は基本的な技術などについての私見を書きました。

すべて私の若い頃の出来事を通して蘇ってきます。


40年前(ホテル学校を出てすぐの頃)の自分は酷かったなあ、としみじみ思います。

トレイをひっくり返してお客様の会社に謝りに行ったり、

皿からソースを零したり

うっかりミスで超お待たせ、に至ったり・・・

先輩から「よし、あのテーブルのワインを抜いてこい」と言われて「汗だく💦」で赤い顔してワインと格闘したり


酷いもんです。

それは私に限ったことではなく、殆どの人がそうだったに違いありません。

中には自分が酷かったことに気付かない人もいるかもしれませんし「そんな昔のことは覚えていない」という人もいるでしょう。

先輩や上司から見ても「いや、そこそこやっていたよ」とか「悪くなかった」と思われているかもしれませんが、それは「あの年なら」「あの経験値なら」という引き算が出来ているからです。

でも、それでも良いんです。


最初から出来ていれば、むしろ進歩が無くなりますよね。


昨日の続きですが、若い人へのアドバイスとしては

1:何か一つでも熟練すること=そこでのスピードや完成度が他の業務でのアドバンテージになって「余裕が出来る」

2:米国映画【カラテキッド】(ベスト・キッド)での修行の様に「直接の技術とは思えないような箇所」を修正する=目線、歩き方などの補正で一早く作業に取り組める

以上2点。

しつこいようですが、業界若手の方には遠慮なくオジサンに聞きに来ていただきたいと思います。

昔、出来なかった(あ、今でも未熟です😢)元若手より・・・・・


          樋口誠