大きなワイナリー.シャトーサンミッシェルというのもワシントン州のワインを世に知らしめた功績は大きいのですがレオネッティといえばワシントン州でも高品質で先頭を走るワイナリーです。結構前からメルロは高い評価でした。「ワシントンといえばメルロとレオネッティ」と若い頃、感じたものでした。ホワイトハウスでも指名されたワインです。
ワシントン州はワラワラでフィギンズ親子が造るワインは基本的にボルドー品種。先述のメルロ以外にカベルネゾーヴィニヨン、ボルドーブレンドのリザーヴなどがあり、お値段もボルドーの格付け並みです。所謂カルトワインですね。
メルロといっても結構な品種をブレンドしていてガツンと単一品種で攻める訳でなく、バランスを大事にしています。カベルネもリザーヴも然り。
そむりえ亭も今月と来月はワシントン.オレゴン特集ですから、思い切ってグラスで開けています。お値段もしっかりしていますし、若いヴィンテージ(メルロ07、カベルネとリザーヴ06)ですから、まだまだ固いのですが、値段ゆえにゆっくり回転していますので結構いい状態でお試し頂けます。
ワシントンのボルドータイプの完成形を一度お試しいただきたいと思います。お料理はしっかりした牛のローストや脂を外さずに焼いた子羊など如何でしょうか?