小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

今日からファイナル!〜「ショパンコンクールのレジェンドたち」はやっぱり凄かった!

2021-10-18 08:49:38 | Weblog

ショパンコンクールのレジェンドたち

5年ごとに開催されるショパンコンクールですが、昨年延期になったためか、6年ぶりの開催。一次予選では日本人8名が残り、しかも動画配信でリアルタイムで見られるとあって、いつにない盛り上がりですね。

最終予選に残った日本人は小林愛実さんと反田恭平さんの2名でしたが、牛田智大さん、角野隼斗さんなどの演奏もあまりにレベルが高く、私の耳では、どこがどうやって選ばれているのか、まったく見当もつきませんでした。

そんな中、昨日NHK・Eテレでは「ショパンコンクールのレジェンドたち」という番組をオンエアしていました。

アシュケナージ、ポリーニ、アルゲリッチ、ポゴレリッチ、ツィンマーマン、小山実稚恵、ブーニン、ダンタイソンなど、錚々たるピアニストたちがひしめいていて、未来に巨匠となる若いピアニストたちの攻めの演奏に堪能しました。

その中で、2005年にポーランド人として30年ぶりに優勝したという、ラファル・ブレハッチの演奏を聴きながら、以前テレビで見た「駅ピアノ」のポーランドのピアノ奏者を思い出しました。

駅ピアノという番組は、時々プロにしても上手い人が弾いてるのですが、そのポーランドの銀行員ピアノ奏者がハンパでなく上手い!
聞けば、15年くらい前にショパンコンクールで競ったことのある人だったそうですが、親友だったポーランド人の天才に、どうやっても及ばないと悟り、ピアニストの道をあきらめて銀行員になったとか。
その親友はショパンコンクールで優勝したと言っておりました。

「僕が銀行員になるとは思ってもなかったよ」というその方ですが、どうやらその親友の天才がラファル・ブレハッチだったようです。
人生いろいろですね。

さて、今日からファイナルの演奏がはじまるようですが、とても私のレベルでは、どの人がどうなるとは予想できません。日本人の小林愛実さん、反田恭平さんが選ばれたら嬉しいなと思う次第ですが、その後の人生って、誰にもわからないですよね。

▼さて、こちらは私が最も尊敬する巨匠マウリツィオ・ポリーニのイラストですが、妻の言葉に毛ばかりが気になり、肝心の演奏が頭に入らなくなりました。
ちなみに曲は24の前奏曲でした(笑)♪

 

 

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