昨日の大相撲千秋楽、前の日の正代 VS 白鵬の相撲を見て、「千秋楽はさらにひどい相撲必至だぞ」と思いましたが、予想以上に見苦しい相撲に気分が悪くなった次第です。
こんな時代だから良い相撲が見たい、とは期待しなかったけど、それにしてもねえ。
あらゆる手を使って勝とうという執念はわかるけど、あれはまるで審判が見てないところで肘打ちや蹴りを入れてくる、韓国のサッカーですよね。
何より、序二段に落ちてから横綱へ上がってきた照ノ富士に対する敬意が微塵も感じられず、そればかりか、相手を侮辱するかのようなガッツポーズもみっともなかったです。
もちろん勝ちは勝ちなので、文句を言う方がおかしいという意見だってありますが、少なくとも子供に真似してほしい相撲じゃありません。
百歩譲って、横綱の張り差しはルールの範囲内と認めるとして、あからさまなエルボーは禁止にすべきじゃないかな。
髷つかみが一発レッドカードなのに、危険なエルボーが反則じゃないというのは、どう考えてもおかしいですね。
あらゆる格闘技には反則技というものがありますが、効果があるから反則なのですね。特に小さくて非力な相手が、大きくて強い相手に効果的なのは、目潰しや金的といった反則技ですが、 それだけにやられた方の損傷が大きいのは言うまでもありません。
まあ、現状エルボーは反則じゃないみたいですが、大相撲は死者が出るほど激しい格闘技です。どこかで規制しないといけませんね。
白鵬の相撲で何が気分が悪いかといえば、そういう相手をケガさせても平気というメンタリティでしょう。そこも韓国サッカーに近いものを感じます。
あの相撲で照ノ富士関にケガがなかったか心配ですが、来場所は同じ横綱として、白鵬があらゆる手を使っても封じられる相撲が見たいものです。本人はぜったい言い訳しないでしょうから。