小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

河村名古屋市長、南京発言に波紋

2012-02-24 10:34:55 | Weblog
河村名古屋市長、南京発言に波紋

あ。
巻頭のマンガは本文に関係ありませんよ。


昨日の東京新聞もそうだったけど、メディアの取り上げ方は、
「河村市長が南京発言したから、中国の対応が云々」って話ばかりです。

では、いったい南京大虐殺はホントにあったのか、なかったか、
あったとしてらどの程度だったのか、いったい事実はどうだったのかという話は、
完全にスッポ抜けていますなあ。



わたくしが南京大虐殺の話を聞いたのは、小学校5年か6年生の時のこと。
担任の先生から、日本軍が南京市民の両足をそれぞれ縄でくくり、
馬を走らせ引き裂いたなどという話を聞き、大いに衝撃を受けたものです。

この先生からは元寇の話も聞いていまして、
モンゴル軍(実際は高麗軍?)が当時の日本人の股を馬で引き裂いたという、
同じようなエピソードを同じ時期に聞いて、これまた衝撃を受けたものです。
(足に縄をくくり引き裂くのは馬賊の殺し方ですね)。


よく言われるのが、当時人口25万と言われていた南京で30万人殺せるのかということ。
もちろん戦時下ですから、1人も殺さなかったということはないでしょうが、
かりに戦時下において中国人の便衣兵(ゲリラ)を殺したとしても、
衣装が民間人のものですから、兵士でなく民間人を殺したことになってしまいますし)。


河村市長の最初の発言は、南京大虐殺を否定してるわけで、
本来はその点に焦点が絞られるべきです。

この発言に中国側が反発するのは、政治的には当然の流れですが、
朝日新聞などは中国紙「名古屋行くな」呼びかけ 河村市長発言に反発という記事を掲載してます。


これは逆に河村市長に対する、国内の圧力ですね。

河村さん、見た目が上品とは言えないし、
減税政策も如何なものかとは思いますが、今回の南京発言については、
言うべきことを言ったと思います。

この人は言ったことを撤回するタイプじゃなさそうだし、
政治家ならば、この発言は撤回すべきではないでしょう。


中国の工場に派遣された私の知り合いは、工場での仕事の非効率を指摘したら、
「南京大虐殺! 南京大虐殺!」というコールをされたそうですが、
こんな理不尽な外交カードを相手にいつまでも持たれるのは如何なものでしょう。

どこかで、このことはハッキリさせる必要があるのではないかと思いますが、
国内の方がそれを拒もうとしているのだから始末がわるいなあ。


とはいうものの、かく言うわたくしも戦後の教育の恩恵を得て育った人間で、
南京大虐殺がなかったという話は、けっこういい年になってから初めて聞き、
これまた大いにびっくりしたものです。

繰り返すけど、この辺でハッキリさせるべきじゃないでしょうか。
南京に日本人との混血が多いという話は、あまり聞いたことないしねえ。


画像は春先、七戸区議と共著として発売予定の本、
青少年用の政治経済ガイドのマンガです。
コメント (24)
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