小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

しのぶ会~入院する人、回復する人、帰らなかった人

2011-11-20 08:38:14 | Weblog
昨日は西武池袋線の清瀬で、11月恒例の「しのぶ会」。
34歳で夭折した池永忍さんを文字通りしのぶ会でした。

亡くなった原因は子宮ガンだったのですが、
10数年前と今と比べると、医療は格段の進歩をしていますから、
今であれば、助かっていたかもしれません。

先日のレベントシェフの入院の場合は、搬送先で6割が亡くなるケースが、
たった2週間ほどで元気に回復し、退院がどうこうという話になっているのですから、
(ガンとはケースが違うとはいえ)隔世の感があります。

毎年やってくるメンバーの子供の最年長は、今年二十歳。
お酒もおじさんおばさんに混じって、堂々と飲むことができるようになりました。


若い頃、年長の人が自分のことを見て、
「いや~、こっちが年取るわけだよな~」なんて言っていたのが不思議でしたが、
人間って、その年にならないとわからないことが多いものですね~。

年々、故人の話題はだんだん出なくなるものですが、
今年は何だかいっぱい出てきました。

「しのぶちゃん、ドーナツでも食べ切れないほど大量に買ってくるんだよね」

「うちでカレー作る時でも、上手にできると、すぐに食べさせてくれないの。
 で、勝手に食べると怒るんだよね」

なんせ、食べるのが大好きなイタリアのマンマみたいな人でしたからねえ。

それにしても最近私のまわりでは、レベントシェフの入院と回復や、
浪人時代の悪友の脳梗塞・・・その他、ここでは書けない入院や病気の数々など、
色々あった年でした。
(まだ本年は、あと1ヶ月あまりありますが、これ以上何かないことを祈るばかりです)。

不幸中の幸いというか、その中で世を去った人はいないけどね。

しのぶ会に出るたびに思うけど、人間ってだんだん年を重ねて、最後には土に還るわけだけど、
しのぶちゃんのように、いきなり人生を断ち切られてしまう人もいるんだよね。


写真は「しのぶ会」のホストである妹さんが飼っているトカゲくん。
アフリカはマリ共和国の砂漠に生息する、マリトゲオアガマとかいう種類だそうで、
見かけによらず大人しく良い子でありました。

ちょっとメタボじゃないかね、キミ。
コメント (7)
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