小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

TPP推進は、ほんとうに売国奴なのか?

2011-11-15 09:58:26 | Weblog
今、日本を二分して大騒ぎになっているTPPですが、
何がどうなってるかわからないけど、これはズルズル行っちゃいそうですね。

この手の話のこわいところは、交渉がすべて締結したあと、
何ごともなかったように世の中が動いていくことでしょうか。

そして、「ホラ、TPPで日本の農業が壊滅するなんて言ってたけど、
けっきょく何も起こらなかったじゃない」なんて能天気なことで話が済んでしまう。

見えないところで、美味しいところはごっそり米国に持って行かれるというところでしょうか。

私たちの年代は、3分の1は米国の小麦で育ちました。
今よりはるかに子供の多かった時代、全国の学校給食に使われたパンは、
大半がアメリカから輸入した小麦だったわけですが、
あの分、日本の米を使っていれば減反政策なんてしなくて済んだかもしれません。

そんな意味では、ずいぶん日本は米国に美味しい思いをさせてるわけですね。


米国は比較的若い国家で、一般的な国民は単純な直情径行型の傾向がありますが、
ユダヤ人たちをはじめとする、中枢にいる人たちは歴史の波に揉まれていて、
実に計算高く執念深い人たちです。

(逆に言うと、日本人みたいにアッサリして忘れっぽい国民は、
 世界中見渡しても、そういないわけですが)。


ユダヤ人に限って言うと、イスラエルの公用語ヘブライ語は、
2000年間死語であり、使われなかった言語です。

それが戦後、彼の地にユダヤの国が建国されると同時に、
世界中のユダヤ人が終結し、ヘブライ語を公用語として復活させようということになりました。

元の言語の発音は誰もわかりません。
聖書をひもとき推測し、
聖書にない単語は英語やフランス語(場合によっては敵の言語、アラビア語も)を導入し、
現在のヘブライ語を完成させたのです。

また、2000年経った今、人種的に言うユダヤ人は混血が進みすぎて、すでに意味がなくなっており、
(母がユダヤ教徒だとユダヤ人になるそうですが)
外国でイスラエル人に会うと、見た目も黒人から白人、アラブ系と、
さまざまな容貌の人が混在してるんですね。

それでもユダヤを再構築しようって言うんですから、
その執念深さは到底私たち日本人には理解できません。


ユダヤ人イコール米国政府じゃないけど、確実にそういう遺伝子は受け継いでいるはずで、
TPP交渉だって、日本国民にわからないよう、自国の有利に持っていくに違いありません。
なんせ三宅島の噴火の時には、防毒マスクを売りに来た人たちですからね~。

(断っておきますが、私はユダヤ陰謀説なんて信じてませんよ。
 あくまで、こういう一面が米国政府・・・
 あるいはTPPを推進する人間に反映されてるだろうってことを言ってるだけです)。


ここまで言うと、私がTPPに反対しているように感じられると思いますが、
それでも自由貿易はした方が良いと思っています。
(ただし第一次産業に限ってかな。
 米国の目的は、むしろ著作権やら何やら関わる第三次産業じゃないかって気もするんで)。

先日もテレビで、若い農家が奮闘する番組をやってましたが、
作物の値段、農家で決められないのね。

農家や漁師がキチンと儲けられる仕組みを作るには、
競争ができる環境を用意する、というのもひとつの選択だと思うのですが如何でしょう。
(うーん、そんなに甘くないかな~?)

写真は土俵前、初日の稀勢の里。
相手は苦手の旭天鵬、取り組み前と取り組み後の表情をお楽しみください。

写真提供はいっちゃんでした♪
コメント (4)
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