朝青龍引退。
初場所が久々に面白かっただけに、千両役者の引退は残念ですが、
横綱が素人を殴っちゃったんだから、これは仕方ないですね。
思えば先月見に行った初場所十四日め、
日馬富士との一番は、朝青龍が最後に勝った本ワリの相撲というわけです。
見ておいて良かった! 写真はその取り組み前の様子です。
さて、お相撲はご存知のように大関以上の殆どが外国人勢力ですが、
外国人参政権に反対で、相撲ファンを自称する私ですが、これにはあまり抵抗ない。
元や清のような異民族朝廷みたいなもんでしょうか。
そんなわけで今回はzoomaniaさんが、前回のコメントで書いてくれた
「アイデンティティは、与えられるものではなく、自ら選び取るもの」
ということについて考えてみたいと思います。
もっとも、私は白黒ハッキリつけることがあまり好きじゃないので、
(真実は白黒だけでつけられないことが多いので)
アイデンティティは与えられるものか、選び取るものかは選べませんが、
あえて言えばどちらでもなく、”自然になっちゃうもの”のように思えます。
「アメリカ人」という人種は存在しませんが、これからの将来、
人種として生物学的に「アメリカ人」が生まれてくる可能性もある、と私は考えています。
日本人は世界でも珍しい、1000年前と言葉や文字がさほど変わらず、
民族の入れ替えも比較的少ない民族です。
たとえば外国と比べてみると・・・
古代エジプトの人間はどちらかというと東洋系に近く、今のエジプト人と違う。
メソポタミア文明のあったイラクも同じ。
イラク人という言葉はパスポート上のことで、民族的な意味はない。
イタリア中部に住んでいたエトルリア人はいつの間にか消えてしまった。
ハンガリーやフィンランドはもともと東洋系民族なのに、いつの間にか白人化している。
アメリカ、カナダは言うまでもなし。
メキシコ以南の中南米は、インディオと呼ばれていた原住民と白人の混血、
メスティーソが人口の多くを占める。
混血化の激しいブラジルは長男が黒人、末っ子が白人だったりすることが珍しくない。
などなど、多くの国が侵略され征服されたり、
移動によって混血が進んだりしているケースが多い。
でも、日本はそうじゃないもんね。
うんと昔は、日本人もさまざまな地域からやってきた外国人の寄せ集めだったけど、
いつの間にか単一民族みたいに変わって行ったわけです。
この文脈だと、「人類みな兄弟、日本もまた混血化すればいいじゃない」といった、
進歩的な意見になってしまいそうですが、
いきなり大盤振る舞いで扉を開いてよいものか? というのが私の意見です。
大相撲のように、やがて日本も遠からずそんな時代が来るでしょう。
でも大相撲でやってくる外国人は、身体能力においてはその世界のエリートですからね。
誰でも構わないから入れてしまおうというわけではありません。
やっぱり帰化して日本人になってくれる人は、それなりの人でないといけません。
もともと、日本人は異民族に抵抗のある人種で、
小錦が横綱大関を総なめにしていた時は「黒船襲来」と言って、大変な抵抗を示していた。
ところが、わが国民はすぐ慣れちゃうんですな~。
今は横綱大関がみんな外国人でも、昔の小錦の時ほどは抵抗を示さない。
好むと好まざるに関わらず、
これから顔の違う日本人に抵抗示さない人が増える時代になると思います。
何だか、わからなくなってきましたが、日本人のアイデンティティについては
次回にでも考えてみたいと思います。
初場所が久々に面白かっただけに、千両役者の引退は残念ですが、
横綱が素人を殴っちゃったんだから、これは仕方ないですね。
思えば先月見に行った初場所十四日め、
日馬富士との一番は、朝青龍が最後に勝った本ワリの相撲というわけです。
見ておいて良かった! 写真はその取り組み前の様子です。
さて、お相撲はご存知のように大関以上の殆どが外国人勢力ですが、
外国人参政権に反対で、相撲ファンを自称する私ですが、これにはあまり抵抗ない。
元や清のような異民族朝廷みたいなもんでしょうか。
そんなわけで今回はzoomaniaさんが、前回のコメントで書いてくれた
「アイデンティティは、与えられるものではなく、自ら選び取るもの」
ということについて考えてみたいと思います。
もっとも、私は白黒ハッキリつけることがあまり好きじゃないので、
(真実は白黒だけでつけられないことが多いので)
アイデンティティは与えられるものか、選び取るものかは選べませんが、
あえて言えばどちらでもなく、”自然になっちゃうもの”のように思えます。
「アメリカ人」という人種は存在しませんが、これからの将来、
人種として生物学的に「アメリカ人」が生まれてくる可能性もある、と私は考えています。
日本人は世界でも珍しい、1000年前と言葉や文字がさほど変わらず、
民族の入れ替えも比較的少ない民族です。
たとえば外国と比べてみると・・・
古代エジプトの人間はどちらかというと東洋系に近く、今のエジプト人と違う。
メソポタミア文明のあったイラクも同じ。
イラク人という言葉はパスポート上のことで、民族的な意味はない。
イタリア中部に住んでいたエトルリア人はいつの間にか消えてしまった。
ハンガリーやフィンランドはもともと東洋系民族なのに、いつの間にか白人化している。
アメリカ、カナダは言うまでもなし。
メキシコ以南の中南米は、インディオと呼ばれていた原住民と白人の混血、
メスティーソが人口の多くを占める。
混血化の激しいブラジルは長男が黒人、末っ子が白人だったりすることが珍しくない。
などなど、多くの国が侵略され征服されたり、
移動によって混血が進んだりしているケースが多い。
でも、日本はそうじゃないもんね。
うんと昔は、日本人もさまざまな地域からやってきた外国人の寄せ集めだったけど、
いつの間にか単一民族みたいに変わって行ったわけです。
この文脈だと、「人類みな兄弟、日本もまた混血化すればいいじゃない」といった、
進歩的な意見になってしまいそうですが、
いきなり大盤振る舞いで扉を開いてよいものか? というのが私の意見です。
大相撲のように、やがて日本も遠からずそんな時代が来るでしょう。
でも大相撲でやってくる外国人は、身体能力においてはその世界のエリートですからね。
誰でも構わないから入れてしまおうというわけではありません。
やっぱり帰化して日本人になってくれる人は、それなりの人でないといけません。
もともと、日本人は異民族に抵抗のある人種で、
小錦が横綱大関を総なめにしていた時は「黒船襲来」と言って、大変な抵抗を示していた。
ところが、わが国民はすぐ慣れちゃうんですな~。
今は横綱大関がみんな外国人でも、昔の小錦の時ほどは抵抗を示さない。
好むと好まざるに関わらず、
これから顔の違う日本人に抵抗示さない人が増える時代になると思います。
何だか、わからなくなってきましたが、日本人のアイデンティティについては
次回にでも考えてみたいと思います。