つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

似非

2020-12-23 | Weblog
競争原理社会で上りつめた人はエリートと呼ばれるが、
他人を蹴落としてきた人でもある。ある時はごまをすりながら、
ある時は傲慢に、それは自分より上にあったものにはごまをすり、
自分より下にあるとわかれば、強引に自己中を押し通してきた人であることが多い。
頭はよいがずる賢いというよさである。道徳には疎くて、非情な人が多い。
だから、人倫に反したことを平気でする。パワハラ、セクハラ、モラハラ等々、権力にものを言わせて、
してはいけないことをする。人間としての人格が最低な族である。
得てしてこういう者たちが、政権を握り大衆を支配する。だから、ある意味、この世は地獄の様相を為していると言える。
本物の頭が良いという人は、道徳に優れている。
そして、難しいと思われることを、いかに簡単に表現できるか。
誰にもわかりやすく示すことができるか。簡単に、簡素に、簡潔にをモットーとしている。そして実行している。
それが迅速となることを知っている。本物の頭脳明晰であり、指導者となれる人である。
競争原理社会で勝ち上がってきた人は、一番になる部分だけを気にして、集合性であることに欠けている。
なんでも相対して、一つの現象をうまく形作っていることを知らないようだ。つまり、ばかである。
強いもの、優れたものだけが集まって物事は成り立たない。それぞれの長短合わさって最強が形作られている。
存在の役割というのは、一つとして無駄なことは無い。優劣は無い。長短を理解して、
うまく使えなければ本物は生まれない。
今の世の中、日本においては、まさに似非ばかりが多く見て取れる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本という先進?国(酷) | トップ | 量子意識生命エネルギー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事