愛は無償にて愛である。ただ与えてただ去るのみ。
近年ボランティア活動(無報酬で働く人)という言葉を耳にする。
また、無償にて食事を提供するところがある。何の見返りも求めない。愛情あればこその成せる業である。この誉れ高き行為は称賛にある。感ずる心としての感心は感服である。
現在、金融支配下にあっての愛情はさながらにして、似非である。それは、ところどころにあっては繋がらないためである。皆繋がってこそ久しく為せる事であるために、衆生救済には至らず、損得の中に埋没する。本当に必要なところに行き渡らずに終わるためである。そのために似非としている。一炊の夢。
一般の「一時の気の迷い」として感じて嘆く、侘しさと寂しさに覆われての感歎である。栄枯盛衰の域。
もし、本気で愛の情けという感情移入ができるなら、それぞれが皆繋がらなくてはならない。金融支配社会に於いても、損得なく愛情でもって分かり合えるなら、魂の使命である「愛」ある社会が実現する。それは偏に称賛、魂への天帝からの計らい、命運である。寿命とはそこに尽きる、「あなた次第」として。
事物に執着しては過つだけである。