嘘をつくものは必然暴かれる。そのとき、嘘をついたものは、嘘をついているとは思わなかったと弁解する。子供が無邪気にアリの巣をかき乱すように、罪はないとして罪作り。無知にあればすべてが許されるのか？そうではない。必ず後、それも忘れたころに報いは来る。罪と罰は一対である。それが存在である。
未来は貴方たちを今翻弄するが、翻弄されるものは過つ。未来を、貴方の意思に於いて招来とするなら、そして、その意思が「塞翁が馬」として心得てあるなら、貴方は貴方の意思通り招来を見ることができる。オオカミ少年の物語に見るように、嘘をつくものはその嘘に騙される。
