つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

是に無知

2011-09-17 | Weblog
どこかに長けていても、どこかが抜け落ちていて、
人に完璧な人は無く、愚かであるほど物知りを装う。
誰も先など知らないものを、あたかも神のように物申す。

完璧でない為に少しの過ちも許される。
過ちを知り、改められて完璧が作られていく。
はじめから完璧は無く、もまれて作られていくものであるための
理屈であるが、それも度を過ぎれば難しい。

ほどほどとしての世である。
そのために、
一生涯懸命に生きられることは無く、ほどほどにして成るものであるとして、
道理で生きている。
だから、一生懸命に生きてはならない。
疲れてしまうだけである。疲れてしまうところに、災いは起きてくる。
病であったり、事故であったり。「一生懸命に頑張っていたのにね」という、一見、よい人のところに悲劇が起きるのは、
それは、道理通りであるからである。
また、
悪い人は悪い目に会うのも道理。法則である為に、
泡沫の世においての見栄えとは違い、その果は正しく現れる。
悪い人は悪いものによって裁きあうのである。
後の世において、その先の世においても。
今の放漫な生き方のために。


コメント
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