つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

人の悪の念い

2011-09-25 | Weblog
年々大型化する自然災害。この先ますますである。
その災害で死んでしまう人がいる。
これからも何度かくる台風、それに巻き込まれてしまい、それまでの命の人がいる。
一生懸命に生きてきたのに、老衰待たずにして死に遭う人。
若さバリバリなのに突然死ぬ人。まだまだこれからというときに病に犯されてしまい命を落とす人。
ただ普通に生きてきたつもり、特に悪いこともせずにただ普通に、
なのに、最も恐れる死に取り付かれて、即様あの世に連れて行かれる人がいる。

どんなに偉くなってお金を稼げたとしても、人間社会の法規に合法で暮らしていても、
自然という道理に逆らって生きていれば、それははじかれてしまう。
夏は暑いものである。冬は寒いものである。それにあわせて生きて進化となっていくのだが、
人工的に自然を変えて、夏を涼しく冬を暖かくしてその中に囲い込んでしまえば、
順応する進化が止まってしまう。正しく自然に対応できなくなってしまい生きていけなくなってしまう。
人工的に味をつくり、人工的に色をつくり、人工的に食物(植物)をつくり、人工的に快をつくってそれを享受して生きていけば、
苦しみなど無いように思われるが、苦楽あっての世である。
自然を排除して生きていくことはできない。その代償は知らず知らずのうちに負わされていく。
人の進化は、自然との対応である。正しく対応していかなければ不自然となり、
不自然な現象ばかり起きてくる。
いつの間にか病に犯されたり、不意に事故にあったり、何千年に一度というほどの
滅多に無い災害に遭うことになる。
「思いもよらないこと」なのである。
このままいけばという時間線上には、この思いもよらないことがたびたび起こる。
人の情け無い念いによるものとなっている。
コメント
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