38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ありがとう、池ノ内。

2010年12月11日 | 農と暮らしの日記
池ノ内の家を今日、出た。
引っ越しです。すぐ隣の「戻川」(もどりかわ)という地区へ。畑はほぼそのまま。野菜も休みなく営業中です。

あれ? こないだ引っ越したばかりじゃなかったっけ?
とおっしゃる方、多いと思います。その前の西大道の家から引っ越したのが2009年3月なので1年と9か月。就農して2度目の引っ越し、3か所目の家。ようやく、たぶん、当面はこの戻川の家で暮らします、藤田家族。神奈川から引っ越してきて就農、その時に有り難くも畑と一緒にお借りできたのが最初の西大道の家。ただしそこは「就農の滑り出し応援企画!3年限り」の約束で、その間に腰を落ち着ける家を見つけるという流れだったのが、なかなか条件に合うところがなく(僕があれこれ贅沢言うので!)、3年の期限切れの際に「とりあえず」で移ったのが池ノ内の借家だった。

その池ノ内の家は思いのほか、よかった。
借家なのに庭が広いから来客の駐車が楽だったし、敷地内に温室も建てられた車庫が作業場になり、周辺は農地が多いから機械の整備などで多少やかましくしても大丈夫だったし、何よりどの圃場にも近く、小学校も近く、ご近所のみなさんも親切にしてくださった。本当にありがとうございました。ま、田んぼが町内にあるので毎日のように行き来しますが。



土曜、曇り、昼頃に一時雨の予報。
朝:5時前から野菜の荷作り。ごはん。7時台に市街に出てスーパー出荷、保育園納品。

午前:引っ越し作業は8時から。
今回も大勢の方が手伝いに来てくださった。前回の引っ越しで藤田家族の家財一式を心得ているK子さん一家、軽トラで乗り込んでくれたO智さん一家、軽トラなかったからと普通車のトラック借りてきてくれたM本さん一家、うちの引っ越しのために真っ赤なかっこいいクルマを手放して実用的な箱バンに乗り換えたH川くん。父も市内の実家から自転車で。

予報通り昼近くに雨が降り出したけど、人海戦術で昼前にほぼ終了。
一家で来てくださったので男たちは力仕事、女性は主に台所、そして子どもたちは真と遊んでくれて大騒ぎ、本当にみなさん、師走のお忙しいところありがとうございました。全然荷作りできてなくて茫然としたと思いますが、おかげさまでほぼ片付きました。

午後:渚もバレー早退してきて昼ごはん。
こんなときでもないと行かないらーめん屋さんで。H川くんには午後も残ってもらって冷蔵庫や洗濯機など残る大物を助けてもらった。貴重な休みに本当にありがとう。

引っ越し先にも続々と応援隊が到着。
昼過ぎには先日来の壁塗り(珪藻土)の続きが気になるT田くんはうちの母と一緒に台所の食器の片付け。夕方には渚と真がお世話になっているバレーボールのチームメイト&ママたち&Oコーチも陣中見舞いに押しかけてくださり、さらに日暮れては“援農Sさん”、単身赴任先から一時帰省の忙しいさなかに電気工事の下見……引きも切らぬ来訪、ここが野菜の直売所だったら大繁盛の藤田家族、今日当日以外にもあれこれご助力くださっている方も多く、本当にたくさんのみなさんに支えられて、また新たなスタートです。引き続きよろしくお願いします。



さて、しばらく通信環境が整いません。
よってブログは滞りがちになる可能性があります。メール、電話、FAXも当日・翌日の用には間に合わないかもしれないので、お急ぎの場合は携帯にご連絡ください。
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