38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

薄氷踏む、大阪帰省。

2010年12月31日 | 農と暮らしの日記
大晦日の朝、大阪行きのバスの車窓はうっすらと雪景色。
伊予西条駅前6:30発の「いしづちライナー」、ちょうど日の出の7時半頃、本来なら新居浜から松山自動車道に乗って最後の乗車地である三島・川之江ICのはずだけれど、今日は高速が積雪・凍結で全面通行止めとのことで新居浜から海岸回りの峠越え、こちらも路面は凍っているから一歩一歩踏みしめるような走行で、ようやく四国中央市の土居に入った辺りのようだ。この道を通るのは初めて。こんな急峻な海岸線だったとは知らなかった。



金曜、大晦日。昨日仕事納めをし、今日は家族を追いかけて大阪へ。
予報では昨夜から朝にかけて暴風雪のおそれもあるとのことだったが、幸いわずかな雪が降っただけで空は明るい。
朝:5時起床。例年なら自転車のところ安全策で6時にタクシーを予約してあり、駅に6時過ぎ着。
午前:バスは6時半発。乗車するとき運転手さんは「こんな状況なら運休してもおかしくないんです。とにかく大幅な遅れが予想されます」。上記の通り一般道を通って三島・川之江ICへ。ここは徳島自動車道と高松自動車道のターミナルでもあり、本来のバスの経路である松山道~徳島道がともに通行止めでも幸い高松道に迂回して淡路島方面へ。愛媛を出て香川に入ると路面の凍結もなく、その後は順調に走行、結局、終点の梅田には定刻の11:30より20分ほど遅れただけで到着した。

この日、山陰地方は記録的な大雪。
鳥取では平野部でも1m近い積雪で何百台もの車が立ち往生したまま年越し。積雪2mという大山のスキー場では雪崩で死者が出た。帰省先が瀬戸内経由の大阪だからよかった。鳥取、島根方面に帰られた方は大変だっただろう。

午後:梅田から地下鉄で難波へ、正午過ぎ着。
毎年この正月休みの帰省では、大阪の中心部辺りで道草を食ってから薫の実家に帰るのが習わしとなっているのだけれど、今年は例年行っている十三の第七藝術劇場もあまり見たい映画がなく、とりあえず難波で普段はできない買い物でもするかと駅を出た。一昨年行った食事処「しみず」も休みに入っていて空振り。料理関係の本が充実している波屋書房に寄って立ち読みして南海本線なんば駅へ。15時頃に最寄りの北助松駅下車、薫の実家まで歩いてちょうどお茶の時間。
夜はいつもどおりの年越しそば、紅白歌合戦。今年は嵐が白組司会ということもあって子どもたちも夜更かし。愛媛からは秋川雅史くんに代わって水樹奈々が2年連続出場(新居浜出身)。僕はaikoを見ればよく、23時頃みんなで就寝。



例年なら30日に大阪に来ていた。
だから大晦日は一日わりと暇で、子どもたちと電車に乗って公園に遊びに行ったりしていたのだけれど、今年はそれもなくなだれ込むように年越し。やっぱり29日に仕事納め(最終の配達)して30日帰省がいいかな。来年のカレンダー見てみよう。
コメント
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