38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

千町の棚田、加茂の河原。

2010年08月08日 | 農と暮らしの日記
今日もまた、写真は「風景」。
西条市の市街地から車で10分か15分ほどのところにある「千町(せんじょう)」の棚田。千町は大きくいうと「加茂」という地区にある。幾つもの小学校があったという時代のことを僕はほとんど知らず、30歳を過ぎて故郷のことをあれこれ思うようになってから、市街からこれほど近くに立派な棚田があること、そしてその近さとあまりにも不釣り合いに過疎が進んでいるということに衝撃を受けた。

今日は数年ぶりに再訪。
一昨日から来てくれている「援農旅人」のHちゃんに西条のことを少しでも知ってもらおうと、どこに行こうかなぁと考えていたら薫もちょうどこの「千町」のことを思っていたということで、それなら即決、帰りに真もどこかで川遊びができるだろうということで。お盆が近いせいだろうか、思いのほかあちらこちらに車が停まっていて、ちょっとにぎやかな感じ。



日曜、予報通り晴れ時々曇り。気温は少し低めだろうか、30℃そこそこ。
朝:5時過ぎからオクラだけ収穫。戻って荷造り、朝ごはん。渚はバレーの練習試合。
午前:市街スーパー出荷から戻って9時過ぎから3人と真で人参の除草。まだまだ続く。

11時半頃に出発して、上記の千町へ。
車を停めて少し散策、その後さらに上のほうまで車で上がり、適当なところでUターンして山を降りる。高知に抜ける大きな道路まで降りた、河ケ平(こがなる)という集落の辺りの河原に歩いて降り、おにぎりを食べる。真は裸足で川に入って魚とり、のつもりだけど、川の魚は逃げ足が早く、全然つかまらない。銛(もり)を持ったおじさん(というかおじいさん)が川を下ってきたので尋ねると、魚籠(びく)には小さな鮎が何匹か。

13時半頃に川をあがり、14時過ぎ頃帰宅。
お茶にして、そのあと、夕方のバスに乗るHちゃんを薫が駅まで送り、僕はキャベツをまた少しセルトレイに播く。日曜夕方のラジオはいつものように、福山雅治安部礼司

渚はバレーから戻り、食後、真や友達と一緒に小学校での盆踊りに出かけた。
薫もちょっと様子をのぞきに行き、たぶんそろそろ花火も上がる頃か。



水曜の石鎚登山、木曜の青年農業者「野菜実践班」の総会(懇親会)。
金曜にJA支所まつり、Hちゃんが来て楽しい農作業をして、今日は千町棚田見学、川遊び。出荷に休みはないけれど、なんとなく夏休みモードだったこの数日。さて、明日からは世の中全般的には「お盆」の空気が濃くなってくる。一方こちらはとくに遠出の予定もなく、待ったなしのあちこちの畑で、あれこれの作業に精を出す。子どもたちの夏休みもいよいよ後半である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする