38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

配送料、いただいてます。

2010年07月19日 | 農と暮らしの日記
(当日の写真なく、7/21の写真を後日アップ、冒頭の記事も追記)

草取り真っ最中の田んぼ。
左はまだ草だらけのまま、右側が一応、草をとったところ。
(以上、追記)




7月5日から、西条、新居浜の直接配達のお客さんから、「配送料」を頂いている。
1セット1回100円。職場などで同じところに2セット以上届ける場合は各50円。これまでは無料だったのを、野菜セットが始まって5年目に入るのを機にお願いすることにした

主な理由は、宅配便で送る方からはその送料の実費を頂いていることとの整合性。
基本的には経営の様々なコストは野菜の価格そのものに反映させるという考え方でやっている(実際は反映も何もなく、世間一般的ないわゆる「有機野菜」の金額と、近隣の「地産地消」型の販売野菜(つまり直売所など)の金額との両方をにらみつつ)。となると、直接配達にかかる経費(直接的にはガソリン代、大きく見れば車の減価償却、そして理屈の上では配送に行く僕か薫かの人件費)。

それで、「こんな計算です……」と、説明した。
①燃料費:1回走行約30km。実質燃費12km/ℓ→約2.5ℓ消費。1ℓ=130円として1回325円。
②人件費:時給500円×1回所要約1.5時間=750円。
 ①+②=1,075円。÷(1回配達セット数:平均10個)=セット1個あたり、約107円。

同じようなスタイルで野菜を販売している方々、どんなふうにしているのだろう。
野菜の値段そのものもそうだけれど、お金のことって、本当に難しい。



世の中3連休の最終日、海の日の月曜日。予報通り晴れ。今日も30℃超の暑さ。
渚はバレーで松山に遠征練習、真は休み。

午前:ごはんのあと、収穫、9時前に戻り、先に田んぼの草とり約2時間。
11時前からセット荷造り1時間、正午頃に真を載せて配達、13時半頃帰宅、昼ごはん。

午後:昼休み兼ねて机しごと2時間ほど、16時半頃から再び田んぼの草とり、19時帰宅。

真は田んぼでおたまじゃくし捕まえたり、用水路で蟹を捕まえたり。
昼からは友だちんちに遊びに行ったり、家で何十回も読んでる漫画また読んだり。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、茄子、ピーマン、オクラ、つるむらさき、胡瓜1~3種、トマト1~2種、以上がほぼ全セット共通、このほかセットによって、伏見甘長唐辛子。
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2 コメント

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荷造り梱包費 (豊田年男)
2010-07-21 03:41:03
宅配便は、荷造り梱包費を請求されてはどうでしょうか。
送付するには、段ボールケースが必ず必要ですから。

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Unknown (藤田敏)
2010-07-21 13:37:35
こんにちは、生産者(販売者)のみなさん、それぞれに工夫されているようですね。
うちは宅配便も配達も段ボールはスーパーや商店で野菜の空箱を頂いてきますから、箱代はかかりません(配達の箱は次回回収)。野菜セットの諸費用については今度、記事に少し書いてみます。
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