38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

職場体験、2日目は雨模様。

2010年07月09日 | 農と暮らしの日記
茄子のチーズステーキ(?)。
そんな名前じゃないかもしれない。いずれにしても、この夏初めての登場。茄子は今年少し遅れていて、ようやく今日のセットからは茄子を3つずつ以上入れられるようになった。ピーマンも昨日までは1セット2つだったのが、今日は小さいセットで各4個、大きめのセットは各5個入れた。茄子は3つといわず、5個、6個と入っても喜ばれる野菜だと思うけれど、ピーマンは4つか5つがおそらく適量で、毎週のセットで8個とか10個とかになると、「余りそうなら、じゃこと炒めて常備菜にどうぞ」とか申し訳なさそうに添え書きする感じになる。



金曜、予報は「雨で昼前から曇り」。実際は午前中が曇り時々小雨、午後は晴れ。
朝:5時半から収穫1時間、6時半過ぎからごはん。
午前:7時半頃から追加の収穫30分、8時頃からセット荷造り。昨日からの中学校職場体験は2日目(最終日)、二人のうち一人は体調不良で欠席、本日はさみしく一人だけの体験学習。

<本日の職場体験学習*二日目>
1.野菜セットの荷造り・約1時間半(作業場)
 ピーマン、ミニトマトの計量、袋入れなど。収穫した全体の目方をはかり、セットの大・小を勘案しながらセット数をまかなえるように1袋の個数を決めて詰め、それぞれの目方を計りながら分配する。途中、担当のM先生が様子を見に来訪。
2.トマトの草の刈り敷き・約1時間半(小学校横の畑)
3.近所の農業ちょっと見学(自転車での帰りみち)
 N牧場の牛たちを遠目に見学。トマトのT農園さんのハウスを外から見学。Tさんとすれちがい、ピカピカのミニトマトをいただく。
3.宅配便で出すセットの箱詰め、納品伝票の検算など・約30分(作業場、自宅)。
4.セットを取りに来てくださるお客さんの応対(今日は3軒)。
5.質問コーナー。「この仕事の喜びは何ですか?」など。
※薫が配達から戻るのを待って13時前から昼休み。
6.午後は春の豌豆の畑の片付け・約1時間(小学校横の畑)
 誘引に用いたハウスバンドやビニル紐をほどいて回収。
7.家に戻ってまとめ(お茶の時間)15時解散。



今日はK君一人でちょっとさみしかったけど、昨日に続いてよく働いてくれました。
有機菜園藤田家族「初」の「中学校の職場体験学習」もなんとか終了。今日来られなかったO君も、またいつでも遊びにきてください。

僕にとって「中学校の職場体験学習」はちょっと思い入れのあるテーマだ。
兵庫県の「トライやる・ウィーク」、富山県の「14歳の挑戦」など、5日間を原則にしている取り組みもある。今回、受け入れ事業主として2日間の活動をさせてもらった実感からいうと、やはり大変は大変だけれど、3日目からがおもしろそう、とういうことだ。2日間は生徒も体験先もそれなりにこなせるのかもしれないけれど、本当に「学ぶ」という局面が出てくるのはここからかなと思う。しんどいだろうけど。

とにもかくにも、大変よい機会をいただきました。
きっかけを作ってくださったお客さん&保護者のTさん、中学校の先生方、O君とK君、その保護者のみなさま、ありがとうございました。



夕方:K君が帰ったあと、15時過ぎから作業場の片付け、芋類の整理など。
16時頃からトラクタであちこち耕耘2時間、18時帰宅、少し早いけど晩ごはん。今日は19時から小学校の親子地区会があり、渚と真、それに薫も出かけるので。
夜:19時前から机しごと。

<本日の野菜セット>例
小さい人参、新じゃが芋、小さい玉葱・赤玉葱、胡瓜、茄子、ピーマン、トマト類(大玉、中玉、ミニ、調理用から1~3種)、以上ほぼすべてのセットに。一部のセットには、ズッキーニ、空芯菜、青紫蘇、万願寺甘唐辛子、など。
コメント (2)
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