38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

暖かい2月の、野菜セット。

2009年02月13日 | 農と暮らしの日記
最近の野菜セットの一例。
これはいつも写真を載せる時の通例どおり、大セットより少し大きめの内容。だから2000円くらい。

例によって内容を簡単に。
左の大根から、上段時計回りに、白菜、ほうれん草、下にいって水菜と太葱、左方向へ、体菜の菜の花、リーフレタス、かぶと赤かぶ、人参。品目が少なめで、その代わりにそれぞれの量が多め。

この時期のセットの特徴はというと。
とくに今年は2月が暖かく、葉もののトウ立ちが進んでいるので、葉ものをどんどん入れざるを得ない。昨年は里芋が豊富にあったのだけれど今年はそれがなく、さつま芋、秋じゃがも在庫がなくなったので、どうしても葉っぱっぽいセットになる。ただ、今年はレタス類がちゃんとあるので、アブラナ科ばかりということにはならずに済んでいるのが幸い。



金曜、晴天、4月並みの高温、そして黄砂。近くの山や数キロ先の市街方面見えない。
朝:6時半から荷作り、ごはん、市街出荷・納品・配達、買い物少し。
午前:野菜セットづくり。
午後:温室内で育苗の種播き。セルトレイで10箱ほど。夕方から予報通り小雨が降り始めるなか、明朝出荷ぶんの収穫、18時あがり。



<本日の野菜セット>例
人参、太葱、大根、蕪・赤蕪、ほうれん草、小松菜、水菜、小さい白菜、リーフレタス、ロメインレタスのB品、菜の花、などから。

※異常な暖かさでアブラナ科の葉ものがどんどん「菜の花」になっている。
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この暖かさでも、大根。

2009年02月12日 | 農と暮らしの日記
畑のトンネル内で育っている春どり大根。
12月中旬に播いたもの。種苗会社や種苗店の指針によればトンネルだけでなく黒マルチ被覆で地温確保を必要とするということだけれど、黒マルチを少しずつ畑から減らしている藤田家族としては、この春大根も使わずにやってみようということで。大根はこの前に3月どりねらいのものが別の畑で成育中。それより前の作型はいま、トウ立ちを前に小さくてもなんでも、急いで出荷しているところ。

今日は初めての除草。
トンネル内の温度が下がらないように、作業する2~3mだけトンネルを順次、裾上げしながら。畝の上をがしゃがしゃと手でかき混ぜれば草がとれる。土をふるってトンネルの外(畝の谷間)に出していく。写真では手前が除草済み、奥がこれから。除草したあと、その株間、畝間に油粕を追肥していく。薫とふたり、のべ4時間で終了。



木曜、今日も晴天、高温。3月から4月並みの気温だとか。
朝:6時半から荷作り、ごはん、市街出荷・納品。
午前:野菜セットの収穫と荷作り。今日は宅配便のみなので軽トラ配達なし。
午後:冒頭の大根トンネル除草。16時すぎから明朝ぶんの一部収穫。19時半あがり。
夜:机しごと。伝票書きや料理店などセット以外のfax注文書作成など。



<本日の野菜セット>例
人参、太葱、大根、蕪、ほうれん草、水菜、小さい白菜、リーフレタス、菜の花、玉レタス、などから。
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育苗援農、温床完成。

2009年02月11日 | 農と暮らしの日記
この冬の最初の育苗、春どりのブロッコリィ。
これは正月に播いて、温床なしでここまで成育している。外気温を見ながら、2月末頃に畑に定植する予定。

今日は先日作り始めた踏込温床が完成した。
朝からご近所援農隊のMさんが、子どもの世話から午前中は解放されたとのことで駆けつけてくれ、それならと、薫と真も加わって一気に作業、完成した。枠は先日できていたので、中に落ち葉やら枯れ草やらと米糠、油粕をサンドイッチ状に踏み込んで。

そのあと、育苗の種播きも手伝ってもらう。
播いたのはブロッコリィ類。72穴または128穴のセルトレイに畑の土と腐葉土、鶏糞を混ぜた用土を詰めて、種を1粒ずつ種を落とす。これを春の育苗ではセルトレイ何十枚も繰り返す。暇を見つけては1枚でも2枚でも播いていく。その積み重ねが4月から6月の定植期、さらには真夏の収穫に地道につながっていく。



野菜セットのない水曜、しかも建国記念の日で国民の祝日。晴天。
朝:6時半から土間で荷作り、ごはん、市街出荷。保育園は休み。
午前:8時半すぎから援農を得て、上記の温床完成作業、育苗の種播き。
午後:種播きの続き、夕方から明朝ぶんの一部収穫。18時あがり。
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暖かい、暖かい。

2009年02月10日 | 農と暮らしの日記
そろそろ冬の終わり、といっていいかもしれない畑。
例年なら2月前半といえばまだ真冬、なのだけれど、今年はちょっと季節が速く動いているらしい。このところ天気予報ではずっと「3月並みの暖かさ」と。雨も多く、たしかに早春の気候である。

この圃場はこの冬のメインの畑。
もうかなり収穫が進んでいる一方で、写真中央はこれからとる水菜。その同じ畝には収穫中のかぶ(スーパーにも野菜セットにも入れている、これ)。左の体菜(たいさい)と「しろな」はほとんどとり尽くして、花が咲き始めている。これはこれで、「菜の花」として出荷できる。春の予感、を野菜セットに添えて。



火曜、セットのいちばん多い曜日。
朝:6時から荷作り、ごはん、市街スーパー出荷と保育園納品。
午前:野菜セットづくり、追加の収穫も含めて。11時前に新居浜配達出発。12時半戻り。料理店2軒への納品もあり。
午後:昼ごはんのあと薫とトンネル張り。昨日播いた人参とかぶの畑。トンネル作業もだいぶん慣れてきた。ただ、これからはトンネルを閉めっぱなしではダメなので、朝夕の喚起の作業が忙しくなる。
夕方:あれこれ畑以外の仕事。

で、走り回っている途中に、交通事故の現場に遭遇。
うちの田んぼ近くのバイパスで大きな音がして、街灯の柱が揺れているのを目にしたので、走って道路に駆け上がりる。事故は軽トラが街灯の柱に衝突している自損事故。すでに後続のドライバーさんたちが警察には通報中。続いて救急に電話しているところで、現場の位置がよくわからないとのことで、地元民の僕が電話を替わってささっと説明。警察と救急車、レスキューが次々に到着して運転席から救助、搬送。30分ほど現場につきあったあと、僕もお役ご免で帰宅。自分も気をつけなければ。

渚と真は火曜なのでバレーボール練習。
20時から晩ごはん。明日は小学校で大きな大会があるらしい。



<本日の野菜セット>例
人参、太葱、大根、蕪、ほうれん草、水菜、チンゲン菜、白さい菜、リーフレタス、などから。
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よく降る、雨。

2009年02月10日 | 農と暮らしの日記
人参、だけど普通の人参じゃない。
黒人参。ま、うちの人参は洗わないのでみんな同じように見えるかもしれませんが。洗うと、黒というより濃い紫色。アントシアニンかな、たぶん。神奈川・平塚の「3p.m.さんじ」さんでは、こんなふうに楽しんでくださってます。それにしても「3p.m.さんじ」さんのごはんやおやつは、色がとてもきれい。きれい、というか、ちから、というか。



月曜、夕方から雨の予報なので慌ただしい。
朝:6時から荷作り、ごはん、8時前に出発して市街、小松方面の出荷・納品。
午前:戻って10時からあちこちトラクタで耕耘。雨の前に。管理機で畝立て少し。
午後:畝立てしたところに種を播く。人参、かぶ、ほうれん草を少しずつ。人参とほうれん草は手押しの播種機で、かぶは株間を確実にとりたいので手播きで。

15時過ぎて雨がぽつりぽつりと落ち始める。
種播きを切り上げて泥つきで出す根菜類をまず収穫。いったん家に持って帰って、今度は洗ってもいい葉ものなどを収穫。日が暮れて本降りになる。

夜、渚と真は今日もバレーボールの練習。
20時から晩ごはん。今日は久しぶりに「鯖(さば)バーグ」を作った。鯖にすり下ろし蓮根とみじん切り蓮根を混ぜて。



<本日の野菜セット>例
人参、太葱、大根、蕪、小松菜、ほうれん草、水菜、小さい白菜、リーフレタス、などから。
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早春の、大宴会。

2009年02月08日 | 農と暮らしの日記
スーパー地産地消コーナーに並べている水菜とかぶ。
水菜は前に写真を載せた大株のものを3~6つくらいに切り分け、1パック200g前後にしている。かぶはいまがたぶん最もいい状態で、テニスボールからソフトボール大でありながら、葉も青々としている。

他の棚には小松菜、ほうれん草をほぼ毎日、たまにサンチュ、人参を並べている。
他の生産者の最近の棚は、うちと同じような葉もの野菜のほか、いちご、レモン、ミニトマト、椎茸、小葱、キャベツ、まんば(高菜)、大根、里芋など。「フジグラン西条」の青果売り場近く「私の自信作」コーナーです。



日曜、晴れ。
朝:7時から荷作り、ごはん、市街出荷。
午前:明朝出荷ぶんの収穫、その他あれこれ畑しごと。
午後:収穫の続き、調製、荷作り。

夕方5時から、うちで新年会。
年末に「注連縄づくり」出張講師に来てくれた小松のデイサービス「池さん」の大ちゃんを慰労?するのが本来のねらいで、ほんとは注連縄の当日に忘年会のつもりだったのだが都合で延期となり、旧暦の新年も明けてようやく実現したわけだ。

ご近所援農部隊のKさん一家も合流。
「池さん」からも社長以下ご一家そろって来てくださり、しかも池さん、Kさんいずれも手土産どっさり(詳細ナイショ)で感謝感激、なんだかこれじゃ、藤田家族は家に居ながらにして出前お接待を受けているような夢のような状況となり、もう飲むしかない、食べるしかない。お礼に真が切り紙でクワガタ作ったり渚がピアノ弾いたり(してたっけ?)、そんなので済んじゃうなら、もう毎週末でも新年会したいくらい。

というわけで、終了時刻不明。
そんな遅くなってないはずだが、僕の体内時計は針が振り切れてたかも。いい話いっぱい聞いた。8割くらい忘れたかもしれない。もったいない。でも2割でも十分なくらいの気分。いいな、宴会。
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4度目の、踏込温床。

2009年02月07日 | 農と暮らしの日記
4度目の踏込温床。
落ち葉、米糠などを木枠の中に踏み込んで発酵させ、その熱で発芽させて育苗する昔ながらの方法。今日の午後、ようやく枠を作り、中身の踏み込みも途中まで。ご覧のとおり相変わらずの簡易な、というか適当な組み方で、とにかく春まで3~4か月もてばいいという無精者の温床である。いよいよ、夏野菜の育苗が始まる。

今年は強力な助っ人がふたり。
渚と真だ。これまで3度の温床づくりは僕ひとり。それでできないことはないのだが、木の杭を組んで枠をつくるときなどは、やはりひとりよりふたり、ふたりより3人いれば2倍も3倍も速い。小4と小1の子どもでも、だ。横に渡す杭を水平に保っておいてもらうのなんかは真がばっちりやってくれるし、杭を荒縄やビニル紐で結わえるのは渚がもうかなりしっかりできるようになった。

そして、仕上げに稲藁で周囲の壁をつくるのも。
うちの“無精式”なら稲木に掛けるときと同じく藁束を二股に岐けて引っかけるだけだから簡単、簡単、人数分の速さ。中身の材料をサンドイッチ状に重ねながら踏み込むところまで済ませてしまいたかったが、畑のトンネルを閉める時間になったので今日は写真のところまで。



土曜、今日も晴天、気温も高い。
朝:寝過ぎて7時半起き、荷作り、ごはん、市街出荷・納品ぎりぎり。
午前:家のなかやまわりの仕事あれこれ。
午後:薫はバレーボールのテーピング講習で市内の体育館へ。留守番隊の3人は冒頭の踏込温床づくり。夕方、明朝出荷ぶんの収穫、調製。
夜は地域の農業者の集まりで新年会(これから出かけます)。
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麦の中耕、そら豆除草。

2009年02月06日 | 農と暮らしの日記
小麦の中耕・除草をした。
三角ホーで条間をサクサクしながら行ったり来たり。この草はこれから春になってどんなふうになっていくのか、ちょっと不安。稲作の水田みたいな草だらけ状態にはならない気がするが、なにせ初めての麦作りなので次の展開が見えない。



金曜、きょうも晴れ。
朝:7時からごはん、荷作り。
午前:保育園の納品がないので、いつもよりゆっくりめにスーパー出荷に出て、ついでに市街地のセット配達、じゃが芋の種芋などあれこれ買い物なども済ませる。
午後:冒頭の麦の中耕・除草。そら豆の手除草。株もとの小さい草をいまのうちにとっておかないと2月、3月はどんどん忙しくなるので、思い立ったときにやるしかない。3列のうち、とりあえず1列ぶんのみ、日没終了。
暗くなるまで明朝ぶんの収穫を急ぎ、18時すぎ帰宅。



<本日の野菜セット>例
人参、太葱、大根、蕪、小松菜、ほうれん草、水菜、小さい白菜、かつ菜、リーフレタス、などから。
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キャベツ巻き、菜の花も。

2009年02月05日 | 農と暮らしの日記
春どりキャベツがだいぶん巻いてきた。
いまのところ葉の色も悪くないけれど、これからどんどん暖かくなり、成長が著しくなってくると肥料切れになる、のは毎年のこと。いまのうちに追肥をしておくといいのだが、そのひと手間がついつい遅れてしまう。来週火曜に雨の予報が出ているので、その前に……。



木曜、しばらく晴れが続く予報。
朝:6時半から荷作り、ごはん、市街出荷・納品。
午前:戻って収穫、野菜セットづくりを昼までに完了。セットは今日は宅配便のみ。体菜がついに花を咲かせ始めたので、今年初めての「菜の花」もセットに入れる。

午後:軽トラで市街に出て、種屋さんで春の葉ものを少し買う。

その足で(車で?)市街地の北方、臨海部にある愛媛県東予地方局へ。
ここは普段よくお世話になっている、いわゆる「普及所」が含まれる組織。普及所というのはなくなり、僕が就農した頃は「農業改良普及センター」とか「農政普及課・地域農業室」という呼び名になっていたと思うのだが、いまその方々が所属しているのは、最近の地方局再編とともに、産業振興課のなかの主に地域農業室という組織になっているようだ。

で、今日はしかし、地域農業室ではなく。
東予地方局長はじめ同地方局の産業経済部長、産業経済課長のみなさんと若手農業者の懇談という企画にお招きいただいたので。いつも市・地域の青年農業者の集まりでご一緒させていただいている方々に並んで、おそらく「後継者」ではなく「新規参入」の人の話も……ということで僕も入れてくださったのだろう。

懇談会は約1時間。
農業者5人(5組)がそれぞれ自分の営農や就農の様子と現在の課題、のようなことを少しずつ話し、それに対して主に地方局長が質問したり県への要望などを聞いたりという流れ。僕が話したのは主に、一日の仕事の流れ、出荷先、経営の中心である野菜セットの内容や出荷数、そして、新規参入だから、経営に必要な資源(農地など)のみを自分で選んで整えることができ、日常それだけにかかわっていればよいという恵まれた環境にあること(利益を生みにくい農地でも管理していかなければならないとか、利幅の少ない売り先でも長年のつきあいで続けなければいけない、とかいうことがないということ)を話した。

局長からは農業が注目されているが、どう感じるかというような問い。
僕の答えは(しどろもどろながら……)、農業がいまビジネスとして有望だとかいうことではなく、すべての人にとって農は暮らしの一部として身近にあるべきで、この何十年かはそれが離れすぎていた、それがいま少しずつ取り戻されようとしているのではないか、というようなこと。新しく農業を始める人にとって行政には何が求められるかというような問いには、本人が「こういう農業なら自分にもできる」という具体的なイメージを持てることが大切。その手助けを行政ができるなら、というようなことを答えた。

それにしても、とても勉強になった。
いつもそうだが、とにかく出ていけば吸収することばかり。だから、ありがたくも声がかかればできるだけ断らないようにしている。ま、畑から離れられる時間というのがそれだけでウキウキするというのもあるけど。珍しくネクタイ、革靴で行ったので、途中で寄った種屋さんでいつもお世話になってる先輩農業者のTさんにその姿を見られたのがちょっと恥ずかしかったです……。



地方局から戻って、16時半から明朝ぶんの収穫。
渚と真はバレーボールなので、19時半まで調製・荷作り。臨時の野菜セット(来訪)を一つ追加でセット。晩ごあんのあと、久しぶりに戸外の夜鍋しごとでセットづくりをほぼ完了、22時半あがり、伝票書き。



<本日の野菜セット>例
人参、太葱、大根、中蕪、小松菜、ほうれん草、水菜、ターサイ、リーフレタス、菜の花、などから。
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立春、鯨を食べる。

2009年02月04日 | 農と暮らしの日記
藤田家族の食卓には珍しい「肉」。
鯨、である。「懐かしい」という形容詞がつくこの食材、最近スーパーで相次いで目についていたので、「じゃあ、水菜もたっぷりあることだし(スーパーで売れ残って持って帰ってきたもの)、ハリハリ鍋でもしようか」という話をしたのが先週か先々週あたりで、きょう薫に頼まれて豆乳(紀文の成分無調整)を買いに入ったスーパーでまた見かけたから、勢いで購入。100gが180円くらいだったか、普通の1パックを買って帰った。

それで、上の写真は今夜の食卓、甘辛く炒めたもの。
レタスは藤田家族のフリルリーフ(これは野菜セット用に収穫してきたなかで、ちょっと根本が傷んでいたのを自家用にした)。そして、写真はないけど、もちろんハリハリ鍋も。で、味はというと、なんだか予想に反してとても柔らかく、何かの肝のような食感だった。固くて固くて大きい塊を一気に口に入れてしまうと大変……というのが鯨の思い出だから、ちょっと拍子抜け。鯨の種類が違うのか、部位が違うのか、たぶんどちらもだろう。パッケージには「三陸沖」とあった。前に別の店で見かけたのは「南極海」だか「南氷洋」だかだったはず。



昨日の節分のレポート。
渚と真がバレーボールから帰ってきて、20時すぎから晩ごはん。雨も降っているし、ということで豆まきはやめて、恵方巻き、今年は東北東。薫だけが1/2本を無言で食べ、あとの3人は小さく切ったものを食べた。今夜はほかに、めざしと白玉汁。シンプルな節分の食卓である。



立春。野菜セットのない水曜、しかも雨上がりで畑しごとは休み。
朝:7時から荷作り、ごはん、市街出荷と買い物、市役所、税務署で用事あれこれ。
午前:戻って、雛人形を出す。
午後:ボカシ肥料をかきまぜたり、ハウス周辺の仕事、明朝ぶんの収穫。早めに上がって机しごと。
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みんなで、農業。

2009年02月03日 | 農と暮らしの日記
「みんなで農業。」である。
『BRUTUS』、久しぶりに買った。今日の朝刊、1面下に広告が出ていたので。まあ、こういう時代なのはよくわかる。どの雑誌が農業特集したって不思議じゃない。656号。昨日発売、590円(税込)。



火曜、予報より早く夜明け頃からもう降り始めた。
朝:6時前から荷作り、ごはん、市街出荷。
午前:野菜セットづくり。12時前に新居浜配達に出発、帰りに開けてあった春大根のトンネルを閉めて13時半戻り。昼ごはんは野菜たぷりビーフン。ビーフンって、もっと食べてもいい。自家製米粉が作れるといいな。
午後:雨が降り続いているので、机しごと。夕方、渚と真は今日もバレー練習に出かけた。

※翌日追記:上に書いてある「ビーフン」は誤りで、「春雨」でした……。
 薫にあとで指摘された。いかにぼんやり食事してるかってことだ。反省。

今日は節分。
子どもたちが帰ってきたら豆まきの予定。今日はブログを晩ごはん前に書いてしまった(しまっている途中、いま)ので、明日にでもまた“節分レポート”します。「節分に手巻き寿司」という家もあるそうなので、今朝はスーパーに「サンチュ」(かきチシャ)」を並べた。海苔の代わり、または大葉(青じそ)の代わりにサンチュ、いかがでしょう。天気悪いので、まだ売れ残っているかも。



<今週の野菜セット>例
人参、太葱、大根、中蕪、小松菜、水菜または壬生菜、はくさい菜、リーフレタス、などから。
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人参、畑のリレー。

2009年02月02日 | 農と暮らしの日記
ずらし播きした畑の人参。
計画より成育が悪く、それでも一番手の畑の人参がもう残り少なくなってきたので、その畑の大きいものを3月いっぱいまで細々と残しておくために、こちらの畑の人参を少しずつとり始めている。写真のように大きめのものを選んで。大きめといっても、1本100gくらいが最大か。ま、使いやすい手頃サイズではあるかも。

2月に入ると、冬の人参のやりくりに気を遣う。
春まで切らさずにセットに入れなければならないけれど、4月になるとトウ立ちして使いものにならなくなる。まだ小さい人参はできるだけ待って大きくしてから出荷したいけれど、だからといって大きいものを先にどんどん出してしまうと、3月になって小さい人参ばかりになり、お客さんが使いにくくなる。



月曜、晴れ。
朝:6時から土間で荷作り、ごはん、市街出荷・納品。
午前:収穫、セットづくり。昨日は一日外出してしまったので前夕収穫ができず、日が昇って畑が溶けるのを待って収穫。急いで荷作りして配達へ。昼もどり。
午後:春キャベツの中耕・土寄せ。明朝出荷ぶんの収穫、荷作り、18時半あがり。



<今週の野菜セット>例
人参、太葱、大根、中蕪、小松菜、ほうれん草、水菜、しろな、リーフレタス、などから。
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松山で、種採りの話。

2009年02月01日 | 農と暮らしの日記
松山の市街地、ちょっと裏手の路地。
なんてことない風景ですみません、せっかく遠出したのに、それらしい写真がない……。正面は松山三越。余談ながら、西条にも三越の「小型売店」というのがある。HP見ていたら、同じ小型売店で「鎌倉三越」もあったんですね。でも3月で閉店だそうだ。



で、松山である。
めったに行かない愛媛の県庁所在地。今日は電車ではなく、援農Sさん運転の快適な“乗用車”で。渚と真は僕の実家に預けて、薫も一緒に。何があったかというと、岩崎政利さんの講演会である。『岩崎さんちの種子採り家庭菜園』や『つくる、たべる、昔野菜』の著者である。どちらも写真がとてもきれいな本。

講演会は林業会館で午後から。
僕と薫は軽トラでSさん家に行き、そこから相乗りさせてもらったわけだ。そして、昼前について、滅多にないチャンスなので外食である。会場から歩いてすぐとうい条件で絞り込んで、今回は「マルブンダイニングキッチン(MARUBUN d.k.)」を初訪問。「マルブン」はいま新居浜のピッツェリアで藤田家族の野菜を少し使っていただいている。この日はビュッフェスタイルであれこれ味わい、デザートもあれこれ楽しみました、ごちそうさま。料亭を改築したという日本建築の平屋はとても気持ちよい空間。夜にまた行ってみたい。



そして午後は講演会。
開演前に主催のゆうき生協の方から思いがけず岩崎さんに紹介していただき、本は家から持っていっていたので思わずサインしてもらおうかと思ったけど、恥ずかしいのでやめた。最前列で話を聞き、やっぱり「種とり」しなきゃなと痛感して帰ってきた。興味のある方は上の『種子採り』の本をぜひご覧ください。ま、とにかくひとことで言えば、自分で作る野菜の種を自分の畑から採らずに、外国で作っている種を毎年お金で買ってたんではダメだなぁということです。千里の道も一歩から。がんばろ。

Sさん、いつもながらお世話になりました。
留守番になってしまったN子さんとS家の子どもたちにも感謝感謝。



2月1日、日曜は晴天。
朝:6時から荷作り、ごはん。
午前:渚と真は二人でバスに乗り、実家最寄りバス停まで。僕と薫は市街出荷、そのままSさん家でデカい車に乗り換え?、松山へ。ナテュレにもちょっと寄って挨拶、さらに「シネマルナティック」にも足を延ばして挨拶。たまに松山に来ると行きたいところがいっぱいあるけど、ちょっと寄るだけになってしまって残念である。

午後:13時半から15時半まで講演。
終了後はすぐに会場を出て西条へ、17時すぎSさん宅着、軽トラ乗り換えで子どもたちの待つ僕の実家へ。18時着。妹と甥が帰省中なので、みんなで晩ごはん。
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