38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

4度目の、踏込温床。

2009年02月07日 | 農と暮らしの日記
4度目の踏込温床。
落ち葉、米糠などを木枠の中に踏み込んで発酵させ、その熱で発芽させて育苗する昔ながらの方法。今日の午後、ようやく枠を作り、中身の踏み込みも途中まで。ご覧のとおり相変わらずの簡易な、というか適当な組み方で、とにかく春まで3~4か月もてばいいという無精者の温床である。いよいよ、夏野菜の育苗が始まる。

今年は強力な助っ人がふたり。
渚と真だ。これまで3度の温床づくりは僕ひとり。それでできないことはないのだが、木の杭を組んで枠をつくるときなどは、やはりひとりよりふたり、ふたりより3人いれば2倍も3倍も速い。小4と小1の子どもでも、だ。横に渡す杭を水平に保っておいてもらうのなんかは真がばっちりやってくれるし、杭を荒縄やビニル紐で結わえるのは渚がもうかなりしっかりできるようになった。

そして、仕上げに稲藁で周囲の壁をつくるのも。
うちの“無精式”なら稲木に掛けるときと同じく藁束を二股に岐けて引っかけるだけだから簡単、簡単、人数分の速さ。中身の材料をサンドイッチ状に重ねながら踏み込むところまで済ませてしまいたかったが、畑のトンネルを閉める時間になったので今日は写真のところまで。



土曜、今日も晴天、気温も高い。
朝:寝過ぎて7時半起き、荷作り、ごはん、市街出荷・納品ぎりぎり。
午前:家のなかやまわりの仕事あれこれ。
午後:薫はバレーボールのテーピング講習で市内の体育館へ。留守番隊の3人は冒頭の踏込温床づくり。夕方、明朝出荷ぶんの収穫、調製。
夜は地域の農業者の集まりで新年会(これから出かけます)。
コメント (2)
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