38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

久々の日差し、人参発芽。

2011年08月24日 | 農と暮らしの日記
6日前に播いた人参がきれいに発芽していた。
7月播き、8月上旬播きと、発芽させるのに苦労した(している)ので、思いがけず発芽の揃った人参畑を見て、なんだかとても心が穏やかになった。

さらに、その翌日に播いた別の畑の人参も発芽がかなり進んでいるのを発見。
さらにさらに、その翌日、土曜にみんなで播いた人参も、ちらほらと芽が出始めている(これが上の写真)。まだ4日目(写真は5日目に撮影)なのに。もちろん、草はまだ出ていない。雨続きだったから毎日の水やりが必要なく、自然と人参の畑から数日のあいだ足が遠のいていたから、驚きと喜びもひとしおである。もしかして、放っておいたほうが発芽しやすいのだろうか。なんてことは絶対ないはず。多雨、低温という天候不順のもたらした僥倖ということなのだろう。



水曜、セットの出荷はない曜日。雨はあがり、予報通り曇り時々晴れ。最高気温は30℃になったかどうか。
朝:6時過ぎからごはん。渚は部活動で僕の母校、西条南中に自転車で練習試合。
午前:真は夏休みの宿題で福祉関係の絵を描くとかで、画用紙やら絵具やら持って小松の「池さん」へ。
僕は家の庭に新たな育苗スペースを作り、発芽の始まった白菜や追加のキャベツのセルトレイを並べる。

午後:机しごと少しして、近所のお店へ。
久しぶりに空段ボール箱を軽トラの荷台にたっぷり頂く。野菜セットを宅配便で送る時に使うもの。冬のセットはスーパーで頂く産地からの野菜の空箱が便利なのだけれど、夏のセットは冬に比べて値段が同じでも体積的にはこじんまりしているので、このお店で頂くお菓子など食品類の小ぶりの箱がちょうどいい。

その足で、上記のようにあちこちの畑の見回り。
人参が順調に発芽しているところを見たあと、順調じゃない畑の人参の草むしり2時間ほど。順調じゃないけど、他に順調な人参があるというだけで少し気が楽になって作業もはかどる。1時間ほど明朝分の収穫をして帰宅、19時頃からごはん。



真は「池さん」で楽しい時間を過ごしてきたようだ。
画用紙やら絵具やら持って出かけたのに、夕方、薫が迎えに行ったら絵なんか全然描いてなかったそうだ。おまえに画用紙を持って帰るのも忘れちゃうし(何も描いてないんだから忘れたって平気なんだろうけど)、遊びに来てた他の小学生たちと遊びまくりーの、お昼ごはんのカレー食べーの、怪しいマジックショー見ーの、って、行ってない僕までなぜだか池さんの何かが乗り移ったような文章になってしまうくらいだから、真なんてイチコロ。

で、帰って来てあわてて描いた池さんちの絵が……。
全然「福祉の絵」に見えない。シャツの胸に「池さん」て書いてなかったら、これ何の絵だ?当てるクイズ最難関だろう。というか、「池さん」て書いてあっても、「ところで、なんでこの人、池さんのシャツ着とるん?」て言われるの確実な絵。ま、そんなの承知のうえで「池さん」に送りこんじゃった薫があとの面倒ぜんぶ見るらしい。社長はじめ、大ちゃんママ、みかちゃん大ちゃん、スタッフのみなさま、利用者のみなさま、ありがとうございました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする