38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

震災発生5か月、暑さ本番か。

2011年08月11日 | 農と暮らしの日記
最近の野菜セットの一例。
これは毎週の「小セット」に「赤毛瓜」(アカモウイ、沖縄の漬け瓜)だけ撮影用に追加したもので、小セットそのものは1,340円。赤毛瓜は1kgとして300円だから、この写真の内容だと中セット相当(1,500~1,600円台が目安)ということになる。

前回載せたのはほぼ1か月前の7/14のセット
その時と比べると、葱、人参は畑からなくなり、玉葱も在庫僅少でめったに入らず、じゃが芋もいまは毎日採れる果菜類でセットの金額がほぼいっぱいになってしまうから入らないことも多い、というような違いがある。あと、トマトも例年通り真夏は不作で今回も入ってない。

いちおう、例によって野菜の説明を。
左側が葉もので、モロヘイヤ、つるむらさき、空芯菜。中央は赤毛瓜、右側はピーマン、胡瓜、オクラ、茄子。この他に、セットによってトマト類、バジルが入ったり入らなかったり。



木曜、セットは宅配便のみ。今日もまた予報は晴れ時々曇り所により昼過ぎから雨か雷雨、で、今日もまた雨なし。
朝:5時半過ぎから葉ものの収穫1時間半ほど、戻って7時前後に朝ごはん。
午前:8時前から果菜類の収穫1時間半ほど。いったん戻って荷造りを薫に任せ、また畑に戻って人参の水やり。7月播き人参の草むしりの続きを少しして正午過ぎに帰宅、昼ごはん。
午後:また同じ畑に戻って草むしりの続き、里芋の草の刈り払い、そしてまた人参の水やり。帰りに別の畑に寄ってキャベツ類の育苗床の水やり。19時半過ぎに帰宅、20時過ぎに真もバレーから戻って来てみんなで晩ごはん。

<本日の野菜セットの例>
ほぼ上述の通り。



各地で気温が上がり、東北や北海道でも30℃を超えたところがたくさんあったようだ。
この辺りでも34℃前後だろうか、さすがに今日は暑いと感じた。畑で水筒の水がなくなり、唯一の日陰である軽トラの助手席で10分ほど休憩した。

東日本大震災の発生から5か月。
復興費用を何で賄うかという議論がずっとあったけれど、僕個人的には増税が一番だと思う。国債発行は次世代への先送り、放射能廃棄物と同じ。苦しくても不便でもいまこの同時代に生きる者がなんとかするというのが一番すっきりする。
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9/4(日)原発震災、槌田劭さんin西条。は中止になりました。

2011年08月11日 | 農に関する情報
■■■※今回の講演は台風接近のため中止になりました=9月2日決定■■■
西条市総合福祉センターでの「原発・震災から見つめ直す私たちの食・暮らし・エネルギー」(講師:槌田劭(つちだ・たかし)さん)は中止になりました。
今回の講演は前日の9/3(土)松山・八幡浜も含めた連続講演企画でしたが、台風接近により講師の槌田さんが来県できなくなりました。直前の中止でご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご了承ください。
なお、日を改めての講演会については現在のところ予定がありません。
詳しくは藤田までお問い合わせください。



学習会「原発震災から見つめ直す 私たちの食・暮らし・エネルギー」。

9/4(日)午前10~12時、西条市総合福祉センター・集会室で。

入場無料(できるだけ事前申し込み)。
元京都大学工学部助教授で「使い捨て時代を考える会」の設立者(現・相談役)でもある槌田劭(つちだ・たかし)さんを招いての学習会。

<こんなことを考え、学び合う会です>
原発事故に伴う放射能汚染が広がりを見せるなか、私たちは自分や家族の食べ物をどう選べばよいのでしょうか。水や空気・土壌の汚染が心配される地域に暮らす家族や親せき・友人たちの暮らしをどう支えればよいのでしょうか。また、農業者・漁業者・商業者はどのようにして安全な食べ物や商品を消費者に届ければよいのでしょうか。

★槌田さんは30年以上も前から、原子力発電に依存する社会に警鐘を鳴らし、大量消費を抑えて「地球をこわさないように生きる」方法を説き、自らも実践してきました。放射能の影響から逃れられない現実のなかでよりよく生きる第一歩は、一人ひとりが日々の食と暮らしを見つめ直し、ひとつずつ行動することだと、槌田さんは言います。

・別室で託児あり(300円、要予約)。集会室は広々とした和室ですので、乳児などは一緒にご入場くださってもかまいません。
・当日は一方的な講演ではなく、できるだけみなさんと槌田さんが語り合える時間を設ける予定です。

【申し込み・お問い合わせ】
主催●愛媛有機農業研究会(西条支部 0897-53-1351、FAX.可。ezz02513@nifty.com担当:藤田
共催●愛媛有機農産生活協同組合(ゆうき生協089-963-1002担当:高須賀)

9/3(土)午前に松山コムズ、午後は八幡浜文化センター、9/4(日)午後に今治JA立花でも開催します。
■■■※今回の講演は台風接近のため中止になりました=9月2日決定■■■

槌田 劭さん……1935年、京都市生まれ。1958年、京都大学理学部化学科卒業。同大学院を経て米国留学。1967~1979年、京都大学工学部助教授(金属物理学)。1973年に「使い捨て時代を考える会」を設立。日本有機農業研究会幹事。岩波ジュニア新書『地球をこわさない生き方の本』など著書多数。

愛媛有機農業研究会……農薬・化学肥料・薬剤等を使わずに農畜産物を育てている生産者が集う会です。
愛媛有機農産生活協同組合(ゆうき生協)……有機栽培の米・野菜、薬剤を用いない畜産物、無添加の加工品などを取り扱う生協で、西条市内にも毎週配達があります。
■■■※今回の講演は台風接近のため中止になりました=9月2日決定■■■
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