38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

5月の台風、圃場は冠水。

2011年05月29日 | 農と暮らしの日記
ズッキーニの水耕栽培。
ではなく。水没。台風2号接近で今日は予報通り朝から晩まで本降り。昼頃に圃場の見回りに出たらご覧の通り。ここは水田だけれどなぜだか水の出口がない圃場なので、大雨で用水が溢れてこんなふうに水が入ってくるとどうしようもない。雨がやんで自然に水が引くのを待つだけ。果たしてこのズッキーニの運命は。一応、例年通りゆうき生協に出荷するために作付けてあるところなので、かなり心配だけれど、いかんともしがたい。こういう畑だとわかっていて、それでも植えたわけだから。



日曜、上記の通り台風2号が四国沖(高知・徳島沖の太平洋)通過で終日の雨。
朝:6時半頃からごはん。真は丹原でバレーの合同練習。渚は午前中だけ部活。

午前:台風接近を見越して昨日収穫しておいた野菜で、本来は明日月曜に出荷予定の野菜セットの荷作り。
昼前に終わって上述の圃場の見回り。予想通りの用水の溢水で小学校横の畑はほとんどが畝の上まで冠水。さつま芋を植えたところもオクラを播いて芽が出始めたところも人参が生えそろって除草がやっと終わったところも玉葱が病気もなく順調に仕上がって来て収穫間近のところも小麦が小麦色のところも、どこもかしこも。冠水そのものは雨が降っているうちはもうどうしようもないので、用水路にひっかかっている木の枝や葉を取り除くなど、できるだけ水が下(しも)へ吐けるようにしておく。戻って昼ごはん。

午後:昨日の菜園バザールで臨時に移動した室内のあれこれの復旧作業。
本棚を「食と農のミニ図書館」にしていたのを他の関係ない本やファイル類などを元に戻したり、そのついでにあれこれの総会の資料やら何やらを整理。思いがけずすっきりさっぱり。就農前に研修させていただいた相原さんも、人寄せするイベントは家が片付くチャンス!と言っていたが、まさにその通り。なので、またたぶんやります。略して「菜バザ」。余談ながら、携帯メールで「バザール」と打つと「バザールでござ~る」と勝手に出るのはなぜ?

夜:薫はバレーボールの話し合いで公民館へ。
僕と渚、真の3人だけ先に晩ごはん。キャベツたっぷり回鍋肉、小松菜おひたし、茹でた空豆。渚の部活は午前中に大雨警報が出て早く帰ってきた。



台風2号は近畿沖あたりで低気圧に変わったそうだ。
5月に日本に台風が接近するのは記録的なことだそうで、さすがにやはりこの時期だと台風も日本に来てはみたものの海水温が低くパワー減衰も早いようだ。野菜セットは作ってしまったから明日は配達のみ。その他の畑仕事がどんな具合になるか、それは夜が明けてみて、圃場をひと巡りしてから。
コメント
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