38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

5月の入梅、松山も雨。

2011年05月26日 | 農と暮らしの日記
昼下がりの県都、雨の松山市街。
この頃すでに発表になっていたかどうか、四国地方は本日、梅雨入りしたとみられるとのこと。中国地方、近畿地方と同日の入梅で、平年より10~12日早いそうだ。昨年のブログを見ると、6月13日が梅雨入りで「平年より9日遅れ」とある。ということは平年値は「6月4日」というわけで今年が10日遅れとしてもちょっと計算が合わないが、もしかしたらこれが先日来言われている、「平年」比の基準が変わった結果かもしれない。いずれにしても、「5月の梅雨入り」ではちょっと調子がくるう。週末5/28(土)の菜園バザールも雨模様になりそうだけれど、屋内なのでぜひお誘いあわせのうえおこしください。



木曜、セットは宅配便のみの曜日。予報通り、曇りで昼前から雨。というか、雨で朝のうち曇り。
朝:6時過ぎからごはん。真は新調した長靴を履いていかず、渚も傘を忘れて出ていった。
午前:収穫1時間半ほど、9時過ぎに市街スーパー出荷、戻って野菜セットの荷作り。
あとは薫に任せて11時過ぎに家を出て松山へ。帰宅は22時過ぎ。



松山行きは愛媛県青年農業者連絡協議会の総会で。
道後温泉の「にぎたつ会館」で14時からなので、11:53伊予西条駅発の特急バスで13時半前に大街道着(1,400円)、伊予鉄のチンチン電車に乗り換えて道後温泉へ約10分(150円)。総会が約1時間、記念講演が約1時間半、17時から情報交換会(懇親会)、19時頃に終了、再びチンチン電車に乗って(150円)、松山19:54発の各駅停車で22時前に伊予西条着(1,580円)。

総会出席は西条市青年農業者協議会がこの「県協」に加盟しているから。
ややこしいのだけれど、「県協」は県の管轄の組織なので、その役員は市町の管轄である各市町の協議会の代表ではなく、県の管轄である各「地区」の団体の代表が務めている。西条でいうと、「西条市」ではなく「西条地区」(西条市と新居浜市)の青年農業者連絡協議会から「県協」の理事が出ていて、昨年度(今日まで)はその西条のS君(果樹などの観光農園)が県の会長を務めていた。というわけで、西条から今日出席していたのはそのS君と、新年度の「西条地区」代表(県協の理事)であるT君(苺、野菜、米など)、新年度の「西条地区」会長のK君(葱、レタス、米など)、そして僕(市の協議会の新会長)。

僕と同じ立場で今治の新会長Oさんも来ていた。
Oさんは愛媛有機農業研究会青年部の仲間で、同じくゆうき生協の生産者。昨年までは同じく有機農業の今治のNさんが県協の理事を務めていて、また、宇和島の理事は愛媛ゆうき健人会でご一緒したKさんで久々の再会。懇親会ではこのほか、県内各地の若い農業者(僕はたぶん最高齢)のみなさんといろいろ話ができて有意義でした。記念講演講師の村田武先生(愛媛大学社会連携推進機構教授、うわじまサテライト長)ともお話しすることができ、フェアトレードのこと、生活協同組合のこと、アメリカのCSA(日本でいうところの「提携」)のことなど改めて勉強していこうと大いに刺戟を受けることができた。

帰路のJR各駅停車は久しぶりの「電車旅」。
というか、しかも今日はスーツに革靴なので、完全にサラリーマン時代の自分にタイムトリップしていた。当時は横須賀線でしたが。約2時間ひたすら読書。行きがけに図書館で延長手続きしてもらった平松洋子の「サンドウィッチは銀座で」をほぼ読み終えた。各駅停車は途中で10分以上の停車もあり、松山―伊予西条は特急の2倍、2時間ほどかかるけれど料金はほぼ半額。1時間半かかってようやく西条市に入り(最初の駅は伊予三芳。昨日のグリーンツーリズム推進協議会で観光協会の方が西条市には7駅あるとおっしゃっていて、そんなにあるのかと改めて数えたら確かに西端の三芳から東端の伊予西条まで7駅)、さらに20分以上かかって伊予西条着。

<本日の野菜セット>例
キャベツ、プチ・ブロッコリィ、小松菜、べか菜、玉レタスかロメインレタスのいずれか、リーフレタス、実採り豌豆、ズッキーニ。
他にセットにより、夏大根、新玉葱、空豆。
コメント
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