さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

これは朗報 力石政法vsマグネッシ、23日早朝にABEMAでライブ配信

2024-03-20 00:00:30 | 海外ボクシング



DAZNでやるかと思ったら、予定に出ていないので諦めていた、23日イタリアはローマでの力石政法vsマイケル・マグネッシ戦ですが、なんと23日早朝、午前5時45分から、ABEMAでライブ配信されるとのことです。





こちらはABEMA公式YouTubeのプレビュー動画。
畑山隆則による取材です。





力石本人も懸念しているようですが、敵地でもあり、競った内容だと「持って行かれる」可能性は大です。
倒せるかどうかはともかく、何とかクリアに差を付けてほしいですね。
力石のコンディションは、元々減量が苦しそうで、色々悪いところもあり、その上初の海外試合ですから、不安はありますが、力石のスケールとパワーが発揮されれば、という期待も大きいです。
土曜日、思わぬ楽しみが増えました。
これはABEMAさんナイスです。嬉しい驚きですね。



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さて、こちらはちょっと良くない話。
月末、31日のWOWOW生中継及びオンデマンド配信、PBC+Amazon第一弾ですが、メインカード変更。





ティム・チューと対戦する予定だったキース・サーマンが上腕を負傷し、欠場。
アンダーに出る予定だった、お馴染みタワーリング・インフェルノこと元王者セバスチャン・フンドラが、代わりにチューと対戦するとのこと。

注目の大イベント、PBCとAmazonの今後を占う?興行ですが、こういうことが起こってしまいました。
しかしまあ、アンダーにもこういうレベルの選手が控えているからこそ、何とか収まりましたね。


ここで思うのは、やはり5月6日のことです。もし何かあった場合の用意は、果たして本当にあるのか。
今のところ、何も発表されていませんが...大橋会長が、もし計量失格となれば試合はしない、報酬も払わないと大見得?を切った以上、当然何か「備え」なくば、と...はてさて、どうなりますかね。


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井上岳志苦闘のドロー 試合後は後輩の死を悼む

2024-03-19 00:01:37 | 関東ボクシング



昨日は奇数月のLeminoフェニックスバトル、ワールドスポーツジムとの共催という形で行われ、配信を見ておりました。


メインイベントは井上岳志vsウエイド・ライアンのスーパーウェルター級、アジア太平洋圏内では上位同士の対戦。
井上がOPBF(東洋太平洋)とWBOアジアパシフィック、ライアンがWBOオリエンタルとIBFアジアと、地域タイトル二冠王同士の対戦だったわけですが、結果は1-0のマジョリティドローで井上の防衛でした。

低い姿勢で入ってくる井上に対し、左アッパー迎え撃ち、というのは誰でも考えることでしょうが、長身痩身のサウスポー、ライアンはさらに左ロングフック、そして小さい左ショートも備えていて、正面ルートから入ってくる井上を苦しめました。
中盤以降、井上が左側に身体を逃がして右で入り、左のボディブローも出始めて、良い感じになったと思ったんですが、8回終了後の途中採点が2-0井上リードと出たあと、ライアンが巻き返しに出て、一進一退。
私は若干ライアンか、ドローか、逆もあるのか...結局ようわからん、というのが見終えた時の印象でした。


試合後、リング上でのインタビューはなかったようですが、取材対応時には、亡くなったことが報じられたジムの後輩、坂間叶夢について語った、という記事が出ていました。
心理的に影響あって苦戦した、などとは、井上岳志は口が裂けても言わないでしょうが、辛い気持ちがなかったはずはないでしょう。
坂間の死については、詳細がわかりませんが、若き逸材として将来を嘱望され、言えばこれから盛りを迎える時期に、どうしてこんなことに...ただただ、残念です。




セミファイナルは天才肌兄弟の富岡浩介と、キャリア3戦目のホープ野上翔の一戦。
野上が立ち上がりから、冨岡の嫌がる試合展開を作ることに腐心し、先手からしつこく攻めていく。
時に冨岡の鋭いカウンターが飛ぶが、野上はペース支配を譲らず奮戦。
6回、冨岡の左アッパーカウンター、まさに天才の一打が決まって野上が倒れるが、7回には野上が左でぐらつかせ、実質ダウン奪取ながら、裁定はスリップ。
この回、計4度スリップダウンがあったが、最初のをダウンと裁定していない以上、どうにもならない。
最終回、冨岡が取ったこともあって、判定は読めませんでしたが、2-1、僅差で野上が支持されました。

上の記事にもあるように、野上のコメントは、勝利はしたものの、冨岡という異形の天才と対した苦しみを率直に語ったものでした。
苦しいながらも勝った、という結果にすがって全てを塗りつぶすのでなく、こうして試合の内容に率直な思いで向き合えるところは、このボクサーの将来にとって良いことではないか、と思った次第です。



あと、気になったのはアンダーの、全日本新人王、磯金龍とタイ人の試合。
初回KOでしたが、タイ人の方は見るからに貧相な身体付き。
単に「強くない」のみならず、これ、ホンマにボクサーと呼べる内実がある選手なのか、と思っていたら、磯金の左一発で後頭部からひっくり返って、即座にKO宣告。

その倒れ様は、言えばプロが素人を殴ったらこうなるのか、という「絵」。
実況のアナウンサーが、ダウンの瞬間に「危ない!」と叫んでました。
ボクシングの試合の実況で、アナウンサーにそんなこと言わせてちゃいかんでしょ、という。

どうせ選手を招聘禁止リストに載せて、それでおしまいなんでしょうけど、こういう場合、試合組んだプロモーターとマッチメイカーも何か処分しないと、と思います。
選手だけが悪いんか、という話ですからね。いやホンマに。


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今日は井上岳志登場、オージーと対戦 Leminoでライブ配信あり

2024-03-18 01:13:04 | 関東ボクシング




今日はLeminoに井上岳志登場。
OPBF圏内で、重いクラスといえばオージーが強い、ということで注目、ウェイド・ライアンと対戦。
共にティム・チューには敗れていますが、その次のレベル同士、という理解でいいでしょうか。





こちらはLeminoのYouTube、プレビュー動画。
明日も試合前にこれが流れるのでしょう。






ところで、アンダーに出る予定だった選手が、体調不良で欠場、という話があって、残念な、と思っていたら、その後、記事などは出ていませんが「悲報」らしきものが目に入ってきました。
某選手がXに投稿していましたし、色々見た限り、誤報とも思えません...事実であって欲しくないですが。



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復帰戦としては充分、今後はフライ級への「復帰」も? 矢吹正道、ビバスを4回KO

2024-03-17 00:23:06 | 中部ボクシング




ということで昨日はTravelTVのライブ配信、矢吹正道vsケビン・ビバスを有り難く見ておりました。


アキレス腱断裂という重傷を負った矢吹ですが、考え得る中で最短に近い期間での復帰戦。
相手もタイの強くない選手とかではなく、一応というとナニですが、暫定世界戦出場の経験があるニカラグア人。

矢吹、多少足元が気になるのか、思い切り踏み込んで打って撥ねて、という感じではない。
ビバスは低い姿勢から右、頭から突っ込む場面も何度か。
そのせいもあってか、矢吹は若干腰高で、スウェイの距離測定もちょっと危うさが見える。

しかし攻撃面では強打が生きていて、多彩なコンビの組み立ても同じく。
右アッパー上、左ボディアッパーの「お迎え」。
ジャブ突いておいて、相手のワンツーの合間に右カウンター差し込み。
徐々にダメージ与えて、好機には左右上下を「空いたとこ」に打ち込むコンビネーションが冴える。
3回に左ダブル上下で倒し、4回に一発右をもらったが、また打ち込んで最後は右、左と強打が決まり、KO勝ちでした。


序盤、若干踏み込みに躊躇があったこと、受け身に回ったときにバランスが悪かったことなど、不安もありましたが、何しろ状況が状況だけに、まずは十分といったところか。
攻撃面ではもっと滑らかさがあれば良かったでしょうが、威力自体は目減りしておらず。
色々確認するための試合として、贅沢は言えない、というところだったと思います。


今後はフライ級への転向というか、復帰も視野に、という話もしていたようですが、そもそも契約ウェイトが111ポンド、もうほとんどフライ級ですし、それでも減量きつかった、とのことでもあり、個人的には賛成です。
それこそ京口紘人と「決戦」をAmazon興行でやって、勝った方が...みたいな話になったら最高ですけどもね。


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昨日のTravelTVのライブ配信、全体については見ておらず、セミとメインだけは見ましたが、かなりの長丁場で、ボクシングと音楽イベント、どっちが時間的に長かったのかようわからん感じだったみたいですね。
カメダ興行でもよくあるやつですが、私なんかは単純に、ボクシング見たいんで、アイドル見せられても、ラップを聴かされても困る、としか言えません。

例えば入場演出に付随するような形でミュージシャンが出演する(井上尚弥のときの、布袋寅泰みたいに)形ならまだしも、別個に時間割いてやるというのは...昔のボクシング興行で、演歌歌手が一曲歌うとか、政治家が挨拶するとかいうのと、構造というか建て付けが一緒です。
それのどこが「新時代のイベント」なのか。言って悪いですが「古い」です。


今回はまだ、有名なラッパーの人が来てたみたいですが、これがカメダ興行になると、クスリで捕まって行き場所のない歌手とか、昔売れてたバンドとかが出てきたりします。
何でそんな引き取り手のない「物件」を、ボクシングが引き受けなならんのやら、と。
布袋寅泰のような一流なら逆に、来てくれて有り難い、てなものですけど。

これが例えばハーフタイムのあるスポーツなら、ハーフタイムショーの充実というのは、ある話でしょう。
しかし、単に試合の合間に挟み込んで、延々とやられてもなあ、と。
今回はメイン固定、事前に時間もはっきり決まっていれば、こちらも対応は出来るので、それは有り難かったですけどもね。



ところでアンダーはチェックしていなかったんですが、合間にカメダ社長が登場して?5月4日のエマヌエル・ロドリゲスvs西田凌佑戦、ABEMAじゃなくてTravelTVでの配信である、と発表したらしいですね。
ちょっと記事が見つからないんですが、間違いないと。
これまた驚きです。例の件の影響というのは、多分にあるのでしょう。
また、ABEMAと比べると現状、普及の度合いが段違いですんで、多くに視聴してもらえるものかどうか、心配ですね。



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今日は矢吹正道再起戦 TravelTVで全試合ライブ配信

2024-03-16 00:13:23 | 中部ボクシング



さて、名古屋と言えば、月末の試合が何かと話題ですが、昨日会見あって、色々と大変なご様子
要は無理筋の試合がなくなって、重岡兄弟の試合はきちんと行われ、しかもABEMAのPPVが無料配信に変更。
日本ミドル級タイトルマッチは心配ですが、トーナメント自体は「ホンマかいな」でしたから、驚きはなし。
終わって見れば良いことずくめ...とは言えませんが。

しかし、元々2位決定戦自体が要らんのに、それに負けといて再戦組んで、しかもそれを1位決定戦にしようと目論んでいたとは、開いて塞がらない口がいくつあっても足りません。さすがは亀田や、とだけ言っておきます。


とりあえず、どうでもいい話は置いといて、今日は名古屋で肝心の矢吹正道再起戦があります。
矢吹、前日計量クリア。いつもながら、えらい身体付きしてます。減量の心配もついて回りますが。







この興行は、全試合TravelTVでライブ配信
13時半配信開始、第一試合開始は14時頃。
メインを生中継する三重テレビの放送開始は18時半ですので、だいぶ長丁場ですね。

こちらにイベントの内容が詳しく出ていますが、試合以外にも色々あるやつです。
前回の静岡、佐野遥渉メインの配信も、アンダーの合間にいろいろあったみたいですが、今回も同様なのかもしれませんね。


前回の静岡の試合配信は、色々と手作り感(←遠慮した表現)ありありで、音声レベルが低くて臨場感がいまいちでしたし、実況?もトーク中心のものでした。
今回はその辺がどうなっているのか、ちょっと気になるところです。
三重テレビの制作協力が得られていれば幸いなことですが。はてさて。


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こちらは有意義、準備も充分 ヘビー級4回戦トーナメント、来年5月開始へ

2024-03-15 00:01:37 | 関東ボクシング



昨日、ライト級トーナメントについて批判しましたが、同時に会見があり、ヘビー級トーナメントの発表もあったようです。






名称は「アジアヘビー級チャレンジカップ」。
来年5月に開始予定。4回戦ボクサー、16人の参加を見込んでいる。
優勝賞金1000万円、KO賞もあり。
国内のC級ライセンス保持者8人に加え、他競技からの参戦なども、来年まで準備期間があるので可能。


何もヘビー級に限らずですが、ミドル級以上のボクサー志望者に門戸を開かず、旧態依然の軽量級偏重でいつまでやっていくつもりなんだろう、と常々思っていましたから、この企画は非常に好ましいと思います。
昔の西島洋介、今なら但馬ミツロですが、何しろ、誰かひとりを売りだそうとしても無理がある。
少なくとも20人くらいのライセンス保持者=選手を維持し、そこで生存競争がないことには、発展も成長もあり得ない。
競う場がない以上、仮にアマチュアに有力選手が出たとしても、プロ転向など考慮してもらえない。


その第一歩として、4回戦から始め、人数を確保していくという方向性は、ひとつの方法として正しいと思います。
出来たらこういう大会を、新人王トーナメントのように毎年恒例で続けられたら、将来への投資として有意義だとも。

これは本当に、継続してやっていく意味がある企画だと思います。
この大会をきっかけにボクシングに入って、その後ライトヘビー級あたりに落として活動する、というようなパターンがあってもいいでしょうし。
あとは単に優勝者への賞金を手厚くするのみならず、可能性や素質を見せた選手に対しても、継続的な活動を支援してもらいたいですね。

何しろ、ただやって、誰かが勝って、終わるだけではしょうがないです。
やったことに意味を持たせ、そこから発展的な何ごとかを生み出してこそ、やる意味、値打ちがあるというものですから。
昨日触れたライト級トーナメントは、そういう観点では、現時点で限界ありありですが、この大会はそうではない...と信じたいですね。


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8人揃わず?「アジア最強」にはほど遠い、ライト級トーナメント

2024-03-14 16:26:37 | 関東ボクシング


なんだかんだとリング外で賑々しいですが、とりあえずそれは脇に置いといて、気になっていた話題。
大橋ジムのライト級トーナメント、とりあえず4月25日に第一戦が決まったそうです。








しかし、齋藤眞之助、今永虎雅と齋藤陽二が出る以外、反対側の山は誰が出るか決まらず。
カード自体も、抽選とかではなく「齋藤対決」と、今永vs中国人選手との対戦、と決めての発表。
そして、勝ち上がった2選手は、アジアのランカー(相手未定)とそれぞれ準決勝を戦う。で、決勝戦へという流れ。


これ、8人揃わず、合計6人だけで変則的なトーナメントを組んだ...それしか組めなかった、ということでしょうか。
昨年のバンタム級も、居並ぶタイトルホルダーやランカーがほとんど参加せず、堤聖也だけがシード参戦しましたが、今回は現時点では、それもなし。
準決勝からシード参加?する選手が、例えば仲里周磨、三代大訓戦の勝者である、ということでもないのだとしたら、さらにスケールダウンというか。
それを「アジア最強トーナメント」なんて...やる前から看板がぶっ倒れてますね。


本当に、大会の概要だけマスコミ相手に発表して、後は何もせず参加待ちなのか、オファーは一応出すが「気のない」ものでしかないのか、どちらかなんでしょうね。
そんなことで、看板どおりの大会になるわけがない。
逆に、この顔ぶれで優勝500万円なんて、出してどうするのやと思うほどです。

そりゃ、拮抗したレベルの顔ぶれが揃って競えば、好ファイトにはなりましょう。
その結果、今永虎雅が優勝して箔が付けば、主催者としては目出度いんでしょうが、何ともスケールの小さい話やなあ、と思ってしまいますね。





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レラト・ドラミニ、亀田和毅戦キャンセルへ 3位ケガイ戦選択

2024-03-13 06:30:25 | 海外ボクシング




31日名古屋の、マッチルームと亀田プロ提携の興行で、重岡優大・銀次朗の防衛戦をさしおいてメインとして扱われていた、IBFフェザー級2位決定戦の再戦(変な話ですね、改めて)、レラト・ドラミニvs亀田和毅戦が中止になる、という話ですが、ドラミニとマネージャーの方「コリン」氏というらしいですが、二人のインタビューが、YouTubeに出ていました。






今回、IBFの挑戦権がかかる試合、3位アーノルド・ケガイとの試合が出来ることになり、亀田との再戦より、そちらを選択した。
日本に行くためのビザを取りに行く直前にこの話がIBFから来た(では日本に行くための手続きを止めてしまっている?となると、来日はないか)。
IBFからの指令、つまりケガイ戦を断ったら、ドラミニのランクは10位以下に落とされるだろう。
亀田のオファーは大金だったが、ドラミニはタイトル(挑戦権)の方を選んだ。
ドラミニは1月からトレーニングを積んできたが、一旦リセットする。
選手にとり何が最大の利益かを考えて選択した。


大まかにこんな内容でした。
どうやら、名古屋の試合、中止は避けられない情勢のようです。
まあ、このインタビューを聞く限り、ドラミニの立場からすれば選択の余地はないでしょうね。
少なくとも、本気でIBFの、世界のタイトルを狙う意志があるならば。


さて、この話はもう仕方ないように思えますが、では試合がひとつ無くなった、というだけの話で収まるものかどうかが、ちょっと心配ですね。
他の試合、特に重岡兄弟の試合にまで影響が及ぶようだと、由々しき問題です。
そんなことになってはいかんと思いますが...はてさて、どうなりますか。


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日韓戦は日本勢が勝ち越し 左右田泰臣、出田挑戦をアピール

2024-03-13 00:00:44 | 関東ボクシング



昨日はFODプレミアムのフェニックスバトル、日韓対抗戦という形で4試合が組まれ、日本が3勝1敗で勝ち越し。
メインの左右田泰臣が、チョ・ヨンイに8回TKO勝ち。日本王者の出田に判定勝ちの星がある相手をストップし、出田挑戦に名乗りを上げました。
セミはデビュー二戦目のサウスポー、金城隼平がキム・ジヨンに判定勝ち。加藤大河はカン・ドンヨンを左ボディで初回に沈める。
ヘビー級の試合もあって、藤中大和がキム・ジョンスに2回KO負け。藤中、石田順裕とのスパーを見て以来。これが5年ぶりのリングとあっては厳しかった。


メインの左右田、試合後は出田裕一の日本王座挑戦をアピール、とのこと。
世代交代、というのはちょっと無理を感じますが(笑)。しかし実現すれば、話題のカードであることは確かですね。



アンダーでは日本フェザー級5位の殿本恭平が、1位の中川公弘と再戦、ダウンを一度喫したものの、全体的に優勢を保ち、判定勝ちで「返り討ち」に。
殿本、これでさらにランクが上がることでしょう。松本圭佑挑戦なるか、或いは松本が(減量きつそうですし、上を目指す、とかもある?)王座返上でもすれば、空位決定戦に出られるか。
何しろ大きな勝利だったと思います。


「こっち」の方のフェニックスバトルは、毎度地味な感じですが、今回、試合内容はまずまず、見どころありという印象。
ただ韓国勢は、昔日の強さを知る者の目には、やっぱりちょっと物足りない。昔は普通の国内ランカーでもけっこ強かったですが。
中国から来る選手の方が、未知数の怖さがあって、見る側の勝手を言えば面白そう、と思った次第です。


ただ、それにしてもやっぱり地味ですね。
私はFODで他のコンテンツなんてほとんど見ませんので、実質この興行に月額1000円弱を支払っているようなもので。
だもんで、これが有料で、Leminoの方が無料というのは、なんだか据わりの悪い話やなあ、と変わらず思います。そりゃ、有り難いことなんですが。

何しろ、試合の価値と、視聴にかかる料金が釣り合っていない事例が多いというか。
日本におけるボクシングコンテンツの配信ビジネスというのは、いまだに落ち着かないというか、過渡期なんだなあ、と思うばかりです。


で、その典型例たる、月末の名古屋の興行、雲行き怪しいみたいな話も出ていますね。
別に、あってもなくても良い試合がひとつ無くなったとて、どうということはない...と思っていたら、それでは済まないかも、という。
だとしたら、難儀な話ではありますが。はてさて。



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絶対やんない/空位が終われば/二試合挟めばいいのに/ネトフリ第一弾

2024-03-11 19:53:44 | 話題あれこれ


日本では5月6日が遂に発表され、海外では色々と試合が決まり、賑々しくなってきました。
国内ではしょうもない話題もふたつばかり飛び出しましたが、とりあえずそれはおいといて、話題あれこれ。



5月は内外ともいろいろありますが、5月4日、日本時間だと5日ですね、カネロ・アルバレスvsハイメ・ムンギア決定。





カネロがPBCを離脱し、チャーロ兄やデビッド・ベナビデス戦がなくなった、従ってGBP+DAZNでムンギア戦へ、という流れかと思っていたのが、記事によると結局PBCに戻り、でもムンギア戦が決まり、共同興行?になった、とのこと。
まあ、確固たる信念、方針に揺らぎなし、ってことですね。ベナビデスとは絶対やんない、という。ぶれない男、カネロ。


さて、この試合、日本ではどこで見られるんでしょうね。
Amazon日本は、海外ボクシングには関わらない?のだとしたら、3月31日の第一弾に引き続き、WOWOWでしょうか。
でも今回はDAZNも噛んでいるので、どうなりますか。見やすいし、録画も出来るのはWOWOWですから、そちらになってほしいものですが。


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こちらは素直に、決まれば喜びたい試合、です。
6月29日、日本時間だと30日ですか、WBCスーパーフライ級タイトルマッチ、ファン・エストラーダvsジェシー・ロドリゲス戦。
アリゾナのフェニックス開催を目指す、ということです。





記事によると契約間近、とありまして、群雄割拠というのか、実質「王座空位」状態の118115ポンド、その空白が埋まる試合と言えるでしょう。
この試合が記事の通りにやれるとして、1年半ぶりのリングとなるエストラーダが、若いフライ級二冠王ロドリゲスを食い止められるものかどうか。
個人的な期待は「新王者」誕生です。そして、日本の有力コンテンダー田中恒成との対戦が、Amazon配信興行で実現してくれたら...と。
まあ、なかなかそんな、すんなりとはいかんことでしょうが、田中恒成がコンスタントに試合の機会を得て、そこで評価を高めて、「待望論」を背負っての挑戦(統一戦ですが)となったら、最高ですね。



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5月6日の試合順、桑原拓の会見で明らかにされた、とのことです。





アンダーカードの後、4大世界戦の順番は、阿久井vs桑原、拓真vs石田、Jモロニーvs武居、井上vsネリーの順番。
井上真吾トレーナーの準備を考えれば当然、拓真と尚弥の間に試合を挟むことになりますが...また休憩地獄の怖れあり、というのはひとまず置くとしても、私は何なら二試合挟んだっていいのに、と思っていました。
アーリーKOの可能性だってあるし、それが一番安心ではないか、と。

全体の進行については、前回の井上、タパレス戦は多少マシだったようですが、大橋ジムが大会場を使う興行になると、以前から進行は無茶苦茶でした。
それはTVからネットに、放送配信媒体が変わろうが同じ。要はジムの姿勢、体勢がそういうものなのでしょう。
それにしても、何で帝拳の興行と、こうも違うかなと不思議です。この辺も言えば「プロモーター」ではなく「会長」の仕業、というところでしょうか。


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一時、PBCとも交渉を持ったというNETFLIXですが、遂にボクシング参入。
その第一弾がこちらの顔合わせ。





シンプルですが格好いい作りの映像ですね。
7月20日、マイク・タイソンvsジェイク・ポール戦です。

まあ、ネトフリさんには、真面目にボクシングなんかやろうって気が無いんやな、という...。
そりゃ、ええ商売にはなるんでしょうが。

私、NETFLIXを視聴したことが一度も無いんで、もしPBCとか、他でもいいけどボクシングをコンスタントに見られるようなら、視聴契約してみようかな、と思ったりもしていました。
他に見たいと思うコンテンツがないわけではないんで。凄い予算かけて、オリジナルの映画とか作ってると聞きますし。

しかし、肝心のボクシングコンテンツが「コレ」ではね、というしかありません。こんなもの、見てもしょうがないですものね。
どうやら私のNETFLIX視聴の機会は、かなり遠のいてしまったようです。残念。


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