さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

一日勘違いしてました ジョシュア、ガヌーを2回KO

2024-03-10 00:00:15 | 海外ボクシング



そんなことで昨日未明、サウジアラビアでのビッグイベントが、DAZNでPPVライブ配信されました。
題して“KNOCKOUT CHAOS”。
このイベントについては、少し前に、PPV料金3000円というのを見て、うーんと考えこんでいた次第です。


実は私、どうも格闘技他ジャンルの選手と、スターボクサーが試合するのを見るのに、精神的苦痛を感じるタイプのようでして...ルールが合わない昔日の茶番は論外ですが、数年前にメイウェザーvsマクレガーがWOWOWで録画放送されたとき、いっぺん見てみようか、と思って見始めたら、2ラウンドくらいで何か、腹が立つというか、気分が悪くなって、見るの止めて、いまだにそのままだったりします。
先のフューリー、ガヌー戦もハイライトだけ見ましたが、DAZNにしばらく置かれていたフルラウンドのアーカイブは、結局手を付けませんでした。

何でかな、と自分で考えてみましたが...要はボクシングの習熟度が違う組み合わせでありながら、他の競技での地位や名声でそのギャップを埋めて、ビッグイベントとして喧伝するものの、実際の試合ではボクサーの方が緩い調整や闘い方をする、という構図は見るに堪えない、ということなのでしょう。


今回、メインカードは言えば同様のもので、でもアンダーはなんやかや(というと失礼ですが)それなりに興味を引かれるものもあって...まあ当日、気が向いたらPPV買うて見たらええか、気が向かなんだらその向きで、とか思っていました。
ところが、土曜日深夜、日曜未明だと思っていたら、金曜深夜、土曜未明だったんですね(汗)。
今朝起きたら、YouTubeのおすすめにフルカードハイライトが上がってて「ありゃ」と。
間抜けな話ですが、慌てて各カードごとのハイライトをチェックしたようなことです。全部、結果知らずに見られました(笑)。

とりあえず、フルカードハイライト貼っておきます。






アンソニー・ジョシュアはフランシス・ガヌーを2回KO。
ハイライトを見る限り、ジョシュアがインサイドへ鋭いワンツーを打つと、ガヌーは反応できずに、まともに打たれて倒れていました。
前回はタイソン・フューリーをダウンさせ、10回を闘い抜いたガヌーですが、ジョシュアはフューリーと違い、きちんと仕上げてきて、しっかり狙って打った、ということでしょう。
さすれば、こういうことになる。そういう理解で良いのかな、と。
前回のフューリーが、いかにいい加減な調整(と呼ぶにも値しないですかね)を経て闘っていたのか、ということでもありましょうか。


アンダーの判定になった試合は、ハイライトだけでは何とも言えませんが...ツァン・チレイは二度ダウンを奪うもジョセフ・パーカーに判定負け。
報道によると、ツァンはスタミナ切れで、落とした回が多かった、という評も。そういえば以前もスタミナ切れて負けた、という試合してましたね。

レイ・バルガスはニック・ボールに二度ダウン奪われドロー防衛。ボールはえらく背の低い、却ってやりにくそうな相手でした。
しかし小さいけどタフで荒くて、元気の良い選手でした。この選手とブランドン・フィゲロアがやったらどうなるかなあ、と思ったりも。

イスライル・マドリモフは以前DAZNでだったか、見たことあって、良い選手だと思っていましたが、右オーバーハンド決めて、追撃でストップ勝ち。
最初の右ヒットで相手の腰が砕けていて、ロープに支えられている状態。レフェリー、良い判断でストップしました。


他にも色々試合があって、まともに全部見ていたら、かなりの長丁場だったことでしょうね。
メインはアーリーKOでしたが、判定も多かったですから。正直、PPV買って見るには微妙というか、迷うところではありますね。
さすがにウシクとフューリーの試合となれば、買って見るのに迷いはない...と思っていたら、こんなしょうもない記事を見てしまいました。

本当に、見る者の気持ちというか、感情を少しは考えてほしいもの、ですねー。
こういうの、本当に購入意欲が減退します。もうちょっと真面目にやってもらいたいなあ、と...。



コメント (2)
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