さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

こちらは有意義、準備も充分 ヘビー級4回戦トーナメント、来年5月開始へ

2024-03-15 00:01:37 | 関東ボクシング



昨日、ライト級トーナメントについて批判しましたが、同時に会見があり、ヘビー級トーナメントの発表もあったようです。






名称は「アジアヘビー級チャレンジカップ」。
来年5月に開始予定。4回戦ボクサー、16人の参加を見込んでいる。
優勝賞金1000万円、KO賞もあり。
国内のC級ライセンス保持者8人に加え、他競技からの参戦なども、来年まで準備期間があるので可能。


何もヘビー級に限らずですが、ミドル級以上のボクサー志望者に門戸を開かず、旧態依然の軽量級偏重でいつまでやっていくつもりなんだろう、と常々思っていましたから、この企画は非常に好ましいと思います。
昔の西島洋介、今なら但馬ミツロですが、何しろ、誰かひとりを売りだそうとしても無理がある。
少なくとも20人くらいのライセンス保持者=選手を維持し、そこで生存競争がないことには、発展も成長もあり得ない。
競う場がない以上、仮にアマチュアに有力選手が出たとしても、プロ転向など考慮してもらえない。


その第一歩として、4回戦から始め、人数を確保していくという方向性は、ひとつの方法として正しいと思います。
出来たらこういう大会を、新人王トーナメントのように毎年恒例で続けられたら、将来への投資として有意義だとも。

これは本当に、継続してやっていく意味がある企画だと思います。
この大会をきっかけにボクシングに入って、その後ライトヘビー級あたりに落として活動する、というようなパターンがあってもいいでしょうし。
あとは単に優勝者への賞金を手厚くするのみならず、可能性や素質を見せた選手に対しても、継続的な活動を支援してもらいたいですね。

何しろ、ただやって、誰かが勝って、終わるだけではしょうがないです。
やったことに意味を持たせ、そこから発展的な何ごとかを生み出してこそ、やる意味、値打ちがあるというものですから。
昨日触れたライト級トーナメントは、そういう観点では、現時点で限界ありありですが、この大会はそうではない...と信じたいですね。


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