さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

レラト・ドラミニ、亀田和毅戦キャンセルへ 3位ケガイ戦選択

2024-03-13 06:30:25 | 海外ボクシング




31日名古屋の、マッチルームと亀田プロ提携の興行で、重岡優大・銀次朗の防衛戦をさしおいてメインとして扱われていた、IBFフェザー級2位決定戦の再戦(変な話ですね、改めて)、レラト・ドラミニvs亀田和毅戦が中止になる、という話ですが、ドラミニとマネージャーの方「コリン」氏というらしいですが、二人のインタビューが、YouTubeに出ていました。






今回、IBFの挑戦権がかかる試合、3位アーノルド・ケガイとの試合が出来ることになり、亀田との再戦より、そちらを選択した。
日本に行くためのビザを取りに行く直前にこの話がIBFから来た(では日本に行くための手続きを止めてしまっている?となると、来日はないか)。
IBFからの指令、つまりケガイ戦を断ったら、ドラミニのランクは10位以下に落とされるだろう。
亀田のオファーは大金だったが、ドラミニはタイトル(挑戦権)の方を選んだ。
ドラミニは1月からトレーニングを積んできたが、一旦リセットする。
選手にとり何が最大の利益かを考えて選択した。


大まかにこんな内容でした。
どうやら、名古屋の試合、中止は避けられない情勢のようです。
まあ、このインタビューを聞く限り、ドラミニの立場からすれば選択の余地はないでしょうね。
少なくとも、本気でIBFの、世界のタイトルを狙う意志があるならば。


さて、この話はもう仕方ないように思えますが、では試合がひとつ無くなった、というだけの話で収まるものかどうかが、ちょっと心配ですね。
他の試合、特に重岡兄弟の試合にまで影響が及ぶようだと、由々しき問題です。
そんなことになってはいかんと思いますが...はてさて、どうなりますか。


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日韓戦は日本勢が勝ち越し 左右田泰臣、出田挑戦をアピール

2024-03-13 00:00:44 | 関東ボクシング



昨日はFODプレミアムのフェニックスバトル、日韓対抗戦という形で4試合が組まれ、日本が3勝1敗で勝ち越し。
メインの左右田泰臣が、チョ・ヨンイに8回TKO勝ち。日本王者の出田に判定勝ちの星がある相手をストップし、出田挑戦に名乗りを上げました。
セミはデビュー二戦目のサウスポー、金城隼平がキム・ジヨンに判定勝ち。加藤大河はカン・ドンヨンを左ボディで初回に沈める。
ヘビー級の試合もあって、藤中大和がキム・ジョンスに2回KO負け。藤中、石田順裕とのスパーを見て以来。これが5年ぶりのリングとあっては厳しかった。


メインの左右田、試合後は出田裕一の日本王座挑戦をアピール、とのこと。
世代交代、というのはちょっと無理を感じますが(笑)。しかし実現すれば、話題のカードであることは確かですね。



アンダーでは日本フェザー級5位の殿本恭平が、1位の中川公弘と再戦、ダウンを一度喫したものの、全体的に優勢を保ち、判定勝ちで「返り討ち」に。
殿本、これでさらにランクが上がることでしょう。松本圭佑挑戦なるか、或いは松本が(減量きつそうですし、上を目指す、とかもある?)王座返上でもすれば、空位決定戦に出られるか。
何しろ大きな勝利だったと思います。


「こっち」の方のフェニックスバトルは、毎度地味な感じですが、今回、試合内容はまずまず、見どころありという印象。
ただ韓国勢は、昔日の強さを知る者の目には、やっぱりちょっと物足りない。昔は普通の国内ランカーでもけっこ強かったですが。
中国から来る選手の方が、未知数の怖さがあって、見る側の勝手を言えば面白そう、と思った次第です。


ただ、それにしてもやっぱり地味ですね。
私はFODで他のコンテンツなんてほとんど見ませんので、実質この興行に月額1000円弱を支払っているようなもので。
だもんで、これが有料で、Leminoの方が無料というのは、なんだか据わりの悪い話やなあ、と変わらず思います。そりゃ、有り難いことなんですが。

何しろ、試合の価値と、視聴にかかる料金が釣り合っていない事例が多いというか。
日本におけるボクシングコンテンツの配信ビジネスというのは、いまだに落ち着かないというか、過渡期なんだなあ、と思うばかりです。


で、その典型例たる、月末の名古屋の興行、雲行き怪しいみたいな話も出ていますね。
別に、あってもなくても良い試合がひとつ無くなったとて、どうということはない...と思っていたら、それでは済まないかも、という。
だとしたら、難儀な話ではありますが。はてさて。



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