さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

エストラーダvsロドリゲス決定 フライ級戦線にも影響大?

2024-03-30 00:00:53 | 海外ボクシング




ということで6月29日、WBCスーパーフライ級、正規王座のタイトルマッチってことでいいんですかね、ファン・フランシスコ・エストラーダvsジェシー・ロドリゲス戦が正式に決まったとのことであります。





アリゾナの大きな会場でやるらしく、大興行になりましょう。
日本ではDAZNがライブ配信し、二ヶ月後くらいにWOWOWで録画放送という感じでしょうか。
WOWOWが買い取ってライブ配信、となってくれたら良いですが、難しいでしょうね。

まあ、英語実況の素材流すだけ、ではあっても、ライブで見られるのは確実ですから、有り難く思うべきではあります。
DAZN以前、WOWOW独占時代だったら、このカードが生中継されることはなかったでしょうから。


WBCのこの王座は、暫定王座にカルロス・クアドラスが就いていますが、クアドラスがアキレス腱断裂でしたっけ、何しろ重傷でリングに立てません。
暫定王座決定戦でクアドラスに敗れたペドロ・ゲバラが、アンドリュー・モロニーと闘うそうですが、WBCとメキシカンが絡むと、何かとややこしいことですね。
本来ならエストラーダはとうに王座剥奪されているべきで、暫定なんて要らないはずなんですけど。

とはいえ、やっとこさ、ではあっても、ローマン・ゴンサレスとのラバーマッチを制したエストラーダが、重い腰を上げて、若い“バム”ロドリゲスとの新旧対決に臨むのだから、やはり注目の一戦ですね。
個人的には新旧交代を望みますし、そうならないとおかしい...かどうかはともかく、そうでないといかん、と思っております。



で、IBFとWBOのフライ級王者たるロドリゲスですが、王座を返上するなら、フライ級のタイトルがふたつ空位になるわけで、当然112ポンド級戦線にも影響大です。
日本には、WBA王者ユーリ阿久井政悟と、5月6日に挑戦する桑原拓のみならず、京口紘人というスター選手がいますし、矢吹正道のフライ級「復帰」の可能性もあり。
そして、WBOの1位には、加納陸もいます。



その加納陸も含め、日本にもお馴染みの顔ぶれについて、こんなX投稿が。






エストラーダvsロドリゲスが決定したことを受けて、さらに実現が期待されるカード、その一覧という意味らしいです。

スーパーフライ級では、WBA王者井岡一翔vsIBF王者フェルナンド・マルチネス。
もし実現したら、勝者がエストラーダvsロドリゲスの勝者に挑む、となっても、説得力があります。
いっそセミにて挙行出来れば良いかもですが、マルチネスがPBCとの契約を更新していたら、難しいでしょうね。井岡の側については、今更何も言うことは無いですが。


で、フライ級では、IBF3位(WBA1位)デーブ・アポリナリオ(フィリピン/大橋)vsIBF1位(WBC2位、WBO3位)アンヘル・アヤラ(メキシコ)。これはIBF空位決定戦ということか。
さらにWBO1位加納陸vsWBOライトフライ級王者ジョナサン・ゴンサレス、ないしはWBO5位アンソニー・オラスクアガ。これはWBO空位決定戦?


加納がWBO空位決定戦に出るなら、2位のベネズエラ人アンヘリーノ・コルドバ(アクセル・アラゴン・ベガ、ティト・アコスタに判定勝ち)と対戦か、と思うところですが、そうではないのでしょうか。
ゴンサレス、オラスクアガ共に、日本には馴染みの顔ですし、マッチメイクがしやすい、ということはあるかもしれません。

このXアカウントは以前、ショーン・ギボンズ周辺からの情報らしい、と教えてもらったものです。
確かに結果として「当たり」が多かった、ということもあり、気になるところです。はてさて。




コメント (4)
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