さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

三代、飯村順当に防衛 U-NEXT、明日も海外配信あり

2024-08-17 00:02:16 | 関東ボクシング



ということで首都圏台風直撃が心配されるさなか、ホールではU-NEXTのダイナミックグローブ配信。
配信見る分には変わりはなかったですが、実況によると宮本知彰の、関西からの応援団が上京できなかったとか、やはり影響はあった模様です。
皆様帰り道、大丈夫だったでしょうか。ちと心配。



メインの日本ライト級タイトルマッチは、三代大訓が勝つも負けるもKOが多いサウスポー、宮本知彰を5回に右で倒し、6回にストップ。
クリーンなスタイルの強打者、宮本に対し、三代は若干変則の風味付けをしたボクシングで、普段よりは攻撃シフトの構えを取り、宮本の強打を躱すだけでなく、抑えにかかった印象。
徐々にボディにも的を移し、5回の右ヒットによるダウンの前には、ボディ攻撃も徐々に効いていたか。
その後の攻撃で宮本の右目が塞がり、6回にストップ。怖さはあるが格は違った、という挑戦者に、順当な勝利でした。

おそらく次は、盟友にして宿敵、宇津木秀とのカードが組まれることでしょう。
Leminoフェニックスバトルに比べると、どうも今ひとつ「甘い」組み合わせが多い印象のU-NEXTダイナミックグローブですが、このカードは何処に出しても通る、本当の好カードです。正式決定が楽しみです。


セミの飯村寿輝弥vs見村徹弥は、飯村が多彩なステップによる移動と、角度を付けた攻撃で、長身のジャバー、見村を振り切って勝利。
見村は試合全般を通じて、飯村相手に「渡り合える」ところは見せたが、ポイントの争奪ではほとんど勝てなかった印象。
倒して勝てる選手ではないし、その備えもない以上、残念ながら及ばずというところでした。

飯村はやっぱりパンチの当て際が...という以前見たときの印象の繰り返し。
当てる頻度は高く、コンビのパターンは持っていて、見映えする攻撃はあるが、相手に堪える様子がない。
前回のボディへの集中打が決まるというパターン以外では、日本レベルでも判定前提で闘うしかないのでしょうか。
だとしたら、上の話をするにはいかにも苦しいところです。



アンダーに出たメキシコのジョアリ・モスケダは、東京五輪メキシコ代表にはなれなかったが、アマのキャリアがあり、プロ戦績は10勝7KO無敗とのこと。
フライ級プラス1ポンドの試合で、フィリピンのエルディン・ギナホンを初回、早々に左ボディ一発でKOしました。
本田会長が目を付けた海外のホープをホールのリングに上げる、という前例はいくつかあって、かつてはヘナロ・エルナンデスやローマン・ゴンサレスが、ホールの観衆に衝撃を与えたものですが...元世界1位エリベルト・ゲホンを倒したロマゴンとは、また違う話かもしれませんが、倒し方なんかはちょっと似ている感じも。

25歳で11勝目、アマを少しだけ長めにやった選手のようですが、今後どういうキャリア構築があるものか。
ジェシー・ロドリゲスという「大玉」が去ったフライ級における、帝拳のプレゼンスはアンソニー・オラスクアガが当面の間担うのでしょうが、その後も睨んでの隠し球?なのかもしれません。ちょっと注目かも。



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さて、明日、日曜ですがU-NEXTでは海外ボクシングの配信あり。
午前9時から、クリスチャン・エムビリvsセルゲイ・デレビヤンチェンコという好カードがライブ配信されます。

格闘技に力を入れているU-NEXTのX投稿を見て、気付いたようなことです。
この試合、海外記事で会見やフェイスオフやらを見て、あーなかなかええカードやなあ、と他人事みたいに思っていたら、ライブで見られるのですね。びっくりしました。
お盆休みの最終日は、これをじっくり見て締めですね(笑)。


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