さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

ボクシングでもこういう話が 井上タパレス戦、チケット転売確認される 

2023-12-05 04:54:36 | 井上尚弥



詳しいことは知りませんが、芸能人のライブやコンサートやなんか、最近だと野球のWBCなんかでもあったんですかね?
チケット転売にまつわる話が、ボクシングにも、というか、井上尚弥限定の話ではあるでしょうが、聞こえてきました。


以前、誰の試合か忘れましたがホールに行ったとき、ジャニーズの誰かのコンサートが東京ドームであって、周辺にはヒッチハイクみたいに、「チケット求む」などと書いた段ボールやスケッチブックを手にした女性ファンが溢れていたことがあります。
聞けば3日くらい連続でのステージだそうで、それでもチケットが買えない、でもどうしても見たい。大変そうでした。
ボクシングではダフ屋の民間街頭販売のおじさんが昔はよくいたものですが、逆やなあ、という。


まあ、ボクシングにもようやくこんな話が出るようになった、さすがは井上尚弥や...とか言ってちゃいかんですね。
おそらく、お金で人集めて抽選に応募して、当選したチケットを売りに出しているグループがいるのでしょうし、そういう組織的な動向を確認してもいるのでしょう。
単に見に行けなくなった、という都合で、少数の人間が個別バラバラにやっている程度のことなら、こんなコメントなど、出さないでしょうし。

最近はリセールのシステムを整備してひとつに集約し、それ以外の転売はノー、という方法を採るところもあるらしいですが、ボクシングではこういうパターン、残念ながら希なことでしょうし、なかなか急に対応できないでしょうね。
大橋会長のコメントのように、基準を示さず漠然と「入場いただけない場合があります」で通る話かというと、多分違うでしょうし、難しいところです。



それにしても、この手の話、最近よく見聞きするようになりましたが、世の中いよいよ厳しく、苦しくなってきているんだなあ、という気がします。
単にモラルを捨て、利を追う者を責めて済むだけの話ではないのだろう、と。

二つに分かたれた、持てる者と持たざる者の世界で、22万円のチケットが飛ぶように売れるボクサーが登場し、しかしその価値に一瞥もくれず、手段を選ばず利を得ようとする者がいる。
ボクシングをただ好み、見るという普通の価値観からすれば、実はどちらも「遠い」世界の出来事ですが...別に未来を全て悲観する主義でもなく、哲学も持たない凡人たる自分でも、どうもよろしくない風景だと感じます。



ところで今回ですが、井上尚弥の試合観戦、久々にパスします。
ことが井上尚弥の試合となれば、平日だろうが馬鹿と笑われようが、と気合い入れてまして、今回もそのつもりだったのですが、12月26日という日程はよりにもよって、というか...どうにも具合がよろしくない。
大抵、28日か29日が仕事納めで、その数日前に平日いちんち休めるか、というと...いっそ30日や大晦日、元日とかなら馬鹿もやれるが、というところで、今回は諦めました。
それどころか、当日のLemino配信をリアルタイムで見られるかどうかも怪しい、という状況です。無念。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする