さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

普通に終わったことが幸い 井岡、フランコに判定勝ち

2023-06-25 00:52:01 | 井岡一翔



試合について、細かくあれこれ書く気になれるかどうか、と思っていましたが、試合自体は特に妙なことも、悪いことも起こらず、普通に終わりました。
まずはそのことだけで安堵した、というところです。


井岡一翔とジョシュア・フランコの再戦は、井岡が前回ほど、安易に下がったりロープ際に立ったりしなかったため、井岡のクリーンヒットがポイントになった、という内容だったと思います。


フランコは当日、午前10時の計量で58キロジャストだったそうですが、実際スーパーフライ級でも、当日体重はそのくらいに上げてくる選手もいるのでしょうかね。
井岡一翔と比べて、目に見えて大きい、という感じではなく、またこちらの先入観のせいか、左の手数をかなり出しているものの、手打ちが多く、ヒット率も前回よりだいぶ落ちている印象。

井岡の右クロス好打は序盤からあり、左ボディブローも軽いのから、力入れたのまで再三ヒット。
左フックの返しでフランコの右瞼をカットするなど、中盤までリード。
終盤、さすがに減量で苦しんでいないフランコを食い止めることが出来ず、手数を出されるラウンドもあったが、最終回はクリアに取って、3-0判定勝ちでした。


上記したとおり、前回の闘い方を反省して、やったら損なこと(安易な後退、ロープ背負い)はせず、体重超過の相手にクリアな勝利でした。
それが出来た所以が、フランコの体調不良にもある、という見方も出来そうですが。

いずれにせよ、特段、素晴らしく感動的な試合ということではなかったです。
酷いことが起こらなかった、それだけでまずは良し、というところまで、見るこちらのハードルが下がっている試合ですので。

で、それだけのために、このお布施のお値段はちょっとお高いですね、とだけは、言わせてもらいたいと思います。






比嘉大吾は、ひさびさに彼らしい、足の動きでスピードを出し、それをパンチに乗せて打ち、攻め込むというボクシングでKO勝ち。
相手は弱くはないが、世界3位といっても一階級下、身体つきもいまいち締まらず、という感じではありましたが。
試合後のリング上で、堤聖也や西田凌佑の名前を出して、彼らに勝ってから世界へ、とでも言ってくれれば格好良いんですが、そういうのはやっぱりありませんね。
渡邊卓也を破った森武蔵も同様で、堤駿斗はジムメイトだからしょうがないですけど、松本圭佑を避けて通るためにこのベルトを獲ったのではない、くらいのことを言ってくれればなあ、と思うんですけどね。



あと、ABEMA PPVの画質は、さすがにお金取るだけあって、サーバの容量を上乗せしてくれたのか、それとも高額だから接続数が少なかったからか知りませんが、FireStick刺したTVで見ても、高画質でした。無料の時とは違いました。
とはいえ、こんな「無茶」はさすがに止めてもらいたいです。もうちょっと安かったら良かったですね。





コメント (2)
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