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(第11話)わんだふるぷりきゅあ!「山に潜む、巨大生物!?」感想

2024年04月21日 | わんだふるぷりきゅあ!
■(第11話)わんだふるぷりきゅあ!「山に潜む、巨大生物!?」感想

見どころ2点。

【あなたの声を聞いたせいで】
本作の出発点は「ペットとお話しできたらいいな」。
フレンディさんの名乗り台詞も「あなたの声を聞かせて」。

一方で、メエメエの話を聞かない、直接会話ができなくても通じ合っているペットと飼い主など、反するような描写も目立ちます。

山に潜むガルガルの正体を推理するシーンでも、顕著に顕れている。

犬飼さんらは「大きいガルガル」との前情報から、大きな生物に狙いを定めていました。
ですが、これまで戦ってきたガルガルには小動物も多数います。そして巨大化していた。
元のサイズは全く参考にならない。

それなのに「大きいガルガル」との情報が与えられたせいで混乱をきたしている。

兎山くんのアドバイスもまずい。
「クジラかな?」への反応としては「元の大きさは関係ないよ」が正のはずなのに、「海の生き物だから」とズレた返事をしてしまっています。
ライオンやペンギンなど、生息していない生き物は今までにも出てきています。
そもそもガルガルは動物ではなく、ニコガーデンから行方不明になった妖精です。クジラ(型のキラリンアニマル)のガルガルが山の中にいたとしても不思議はない。

なまじ動物知識のある2人が、お互いに誤解をした上で対話しているので、どんどんずれていく。
イメージ的に犬飼さんは、実体験に基づく動物知識が豊富な方なんでしょう。図鑑で詳しいとかではなく。

そのため、「大きい」の言葉から「今までのガルガルよりも大きい」とミスリードされて巨大な生物=海洋生物を連想。それを「山にはいない」との変な方向から否定されたので、「山に住んでる動物は何か」「この山にクマはいない」の思考で混乱して小動物を挙げていたと思われます。

言葉が使えるせいで、かえって真相から離れてしまう。深読みするなら、そんな描写だったのかと疑ってみる。

【社会に潜む危険生物】
謎の野良プリキュアが現れました。
はっきり言って、怖い。

・誰の管理下にもない
・敵に、後に残る裂傷を負わせている

どちらもありそうで、なかなかない(軽々しく「史上初」とは言えないので濁しますが、両方満たす子は過去にいたんだろうか…?)

普通に考えるなら、中の生き物はユキさんです。彼女は日常的に猫屋敷さんに怪我させていたりもする。
よりにもよって、バトル描写を避けているかのような、わんぷりさんで出てきているのがまた奇異です。
これも何かテーマに関わってきそう。

また、客観的にはガルガルと何が違うのだろう?
いや積極的に無差別に襲い掛かるか等、全然違うのですけど、野放しになっている脅威という面では似通ったものを感じます。

今回、謎の黒幕らしきものが、熊ガルガルに「破壊しろ!破壊しろ!」と一生懸命に煽ってましたが、熊さんは山奥に引きこもったまま。話を聞いていない。
これも「メエメエの話を聞かないプリキュア」と似てるといえば似ています。

良い意味で次回以降の予想がつきません。凄く良い。楽しみです。

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