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ドキドキ!プリキュア 第48話「ドキドキ全開!プリキュアVSキングジコチュー!」

2014年01月19日 | ドキドキ!プリキュア感想
【来年度のオールスターズ】

[公式サイトから引用]
 シリーズ10周年を記念した企画として、歴代プリキュア33人からの「10周年おめでとうメッセージ」映像が放送されることが決定!
 「ハピネスチャージプリキュア!」の番組冒頭に、2月2日(日)の番組スタートから33週にわたって、1人ずつ登場し、それぞれ個性溢れる三者三様ならぬ”三十三者三十三様”のメッセージを届けます!
 もちろん、映像はすべて、新しく書き下ろし!
[引用終]



驚愕、美翔さんがブラウン管に帰ってくる!

大盤振る舞いにも程があります。
「今年でオールスターズも終わりだから」と、退職金代わりに尺を貰えたとかでしょうか。
それともこれが新しい地獄の始まりなんでしょうか。
プリキュアさん毎に視聴率を比較して、一覧表にして社内に張り出して、下位の娘は迫害を受けるとか、そういうのでしょうか。
東映アニメ様はやる。そういうこと、絶対やる。

サイトによれば、いつ誰が登板するのか不明なようです。
そうですよね。事前に分かると、組織票や裏取引で数字稼ごうとする娘さんが出てきますもんね。
これは1話たりとも見逃せない。

33人出終わった後も気になるところ。
何気に「序盤だけのスペシャル演出」では済まされない話数を使うので、更なる隠し玉にも期待できそうです。
霧生さんとか、イース様のコスプレしたパッションさんとか、出ないかしら。

■ドキドキ!プリキュア 第48話「ドキドキ全開!プリキュアVSキングジコチュー!」

最終決戦。
のたうつキングジコチュー様の姿を見て、相田さんは確信されました。
王様の愛の鼓動が聞こえた。だから救出できるはず!

言うまでもなく、それは大変に困難です。愛娘の化身二人や、王国プリキュアのまこぴーが「諦めよう」と迷わず提案してくるくらいに。
この王様、元々人望なくて、微妙に屈折してたんじゃ…。
嗚呼、封印を解く解かないの話の時に、相談できるような親友とか忠臣がいれば、今頃こんなことには…。

だけど相田さんは高らかに宣言された。やればできる。何故なら…



ハートさん:
 「わたしを誰だと思ってるの?」
 「大貝第一中生徒会長、相田マナよ!」

この様子は全国に中継されました。
壮絶なる自爆バレ。
あのコスプレ少女、生徒会長だったのか…。

ご丁寧に所属校までバラしてしまった相田さんの、今後の人生に不安を覚えつつ。
相田さんの咆哮に、街の人々は熱く呼応しました。
頑張れ、俺たちの生徒会長!



二階堂くん:
 「頑張れマナ!」
 「俺がついてるぞ!」

さりげなく大事なセリフ。
心配するな、後は任せろ的な。幸せの王子には、俺たちがついている!
「君を信じる」を貫いた相田さんの半生に、応えが返ってきた瞬間。

この支援を受け、相田さんらはキングジコチューの体内へ。



初回から大反響を呼んだOP「君を信じる。ために戦う」のシーンが再現される。
共に過ごした日常を胸に、それぞれがそれぞれの局面で奮闘する。
「ために」には、「だから(原因、理由)」と「そのために(目的)」の二つの意味があるんですよね。
「ここは任せろ」と残る仲間に、相田さんは「でも」とか「残していけない」とか言わない。
きっとあの人も戦ってる。信じる、だから戦う。信じる、そのために戦う。

最深にたどり着いた相田さんを待っていたのは、何だか良く分からないジコチュー細胞たちでした。
本当に、何なのか良く分からない。
これが1万年前に封印された黒幕なんでしょうけど、やたらにショボイです。
まぁ所詮は1万年前の石器玩具に敗れた敵ですね。
エンプレスさんも、案外たいしたことないんじゃないかしら。

とはいえ際限なく湧いてくる敵に、相田さんも徐々に押されていきます。
何せここはジコチューの中心。幾らでも敵は生れ出る。
でもジコチューの中心ということは、王様の愛の中心でもあるということ。



苦闘する娘を見て、王様も目を覚ましました。
というか元々娘のためにジコチュー化したのだから、娘が危機に陥るようなら立ち上がりますね。
何か構造的に問題があった気がする、今回の敵さんは。



相田さん:
 「親が子供を助けたいって思うのは当たり前じゃない」
 「そんなのジコチューでもなんでもないよ」

しかしそれで王国が滅んでしまったら、国民の立場はありません。
どんなに居直ったところで、彼らは犠牲になったのです。
トランプ王国民のことを思えば、決して正当化できることではな…



ソードさん:
 「愛に罪はない」
 「悪いのは人を愛する心を利用した、あなた達よ!」



おお、まこぴーが、格好いい…!

王国最後の生き残りである彼女の言葉には重みがあります。
愛とジコチューは表裏一体。
だけど表裏一体ということは、すなわち、愛とジコチューは同じではないということ。
巻き込まれた王国民としては、確かに辛かったし苦しかった。
でも愛に罪はない。王国民として胸を張ってそう言い切れる。悪いのは、奴らだ。
 
美墨先輩の「ちっぽけで何が悪い」に通じる理屈。
あえて王様の問題を挙げるなら、一人で抱え込んでしまったことくらいです。
勝手に「王国か、王女か」の2択だと思わず、皆で対抗すればよかったんだ。
実際、ジコチュー細胞は弱かったし。
王国プリキュアがもっと信頼されてれば、こんな大事にならなかったのに…。まこぴー。。



これにて大団円。次回は丸々後日談…と思いきや。
最後の最後でベールさんが、ボスの立場にのし上がりました。
既にプリキュアさんに敗れているキングジコチューの力を取り込んだところで、勝算があるとは思えないのですが。。
ジコチューの王になりたがっていた割に、ベールさんは意外とそれ以外の欲のない方ですし…。
緊張感があるんだか無いんだか微妙な感じで、次回は最終回。ドキドキさんによる壮絶な殲滅戦に期待しよう。


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(右画像)
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余談。
「最終決戦で自己犠牲して力尽きる」といえば「セーラームーン」第1部が有名ですが、第5部でも似たようなことをやってます。
プリキュアさんでいえば「キングジコチューを倒すために、菱川さんがわざと裏切ってジコチュー化し力増幅」「裏切りの説得力を増すために、あえて菱川さんに倒されるエースさん」とか、そんな感じ。

【今週のナマクラ】



プリキュアさんの服って、伸びるんですね…。

【今週の勇気の刃】

まこぴーを見直しました。
これまでポンコツだったのは、この演出のためだったのかと思うくらいに。
1年間、粘着質に応援してきたのは間違いじゃなかった。



思い返せば、やることなすこと役に立たなかった。
夜な夜な王女様を探して回ったのは完全に無駄でしたし、「そういえば王女様は○○好き」情報でたどり着いた氷像はフェイク。
今回の戦いも、主戦場とは遠い場所で足止め要員です。
アイドル活動にいたっては何だったんでしょうね。
冷静に考えれば分かったはずなのに。何でアイドルなんかやっちゃったんだろう…。

でもだからこそ、まこぴーの今回の言葉には重みがある。
前と同じ、ただの足止めでキングジコチューからは遠く離れたところでの戦いですが、前回とはまるで違う。
信じる人を送り出し、託された持ち場を守る。不安にかられて右往左往していたあの時とは違うのです。

彼女は「ハートキャッチ」(他人の事情は分からない)と「スマイル」(現実はメルヘンのようにいかない)を体現してると思うのですが、無力であることを承知の上で孤軍奮闘してきたソードさんが、ついにここまで言い切ってくれた。
あの言葉を伝えるために、落城の中を生き延びたと言っても過言じゃない。よくぞ使命を果たしてくれた。
トランプ王国のプリキュア、ここにあり。

…まぁ、でも結局は、王国プリキュアが最初の段階で王様に相談されてれば、話は早かったんですけどね。。

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