弊ブログはmixiからも接続しているのですが、mixiニュースで取り上げられてたネタを書いてみる。
■主婦の仕事を年収に換算すると
[引用]
今年も母の日にあわせて主婦の家事・育児労働が年収に換算され、アメリカのsalary.comによって発表されました。いつも物議をかもすニュースですが、調査を行った会社によると「ママの仕事の重大さを認識してみるきっかけに」と試算を発表したそう。では、気になるその内容を見てみましょう。
(中略)
リストアップされた主婦の仕事それぞれをこなすのにどれくらいの時間がかかるか、それを外注した場合の費用はいくらかかるかなどを換算基準にし、年収を算出。その結果、上記10個を主な仕事とする主婦の給与額は残業代込みで、なんと約1280万円と発表されました。
年収1280万円といえば、日本のサラリーマンの平均給与の2倍以上! なぜこんなに高額に?
[引用終]
mixiではニュース記事にTB的イメージでコメント記事を寄せることができます。
ざっと見たところ「プロ並みの仕事レベルではないのだからこの計算はおかしい」との意見が多かったです。
それも間違いではないのですが、正しくは「売上高=年収ではないからおかしい」だと思う。
上記の記事ではプロを雇った時の金額で年収計算してますが、当たり前なことに「支払った金=相手の給料」ではありません。
原材料費の他、会社を維持するに必要な様々な経費が引かれ、そこでようやく給料になる。
大体この計算が成り立つのなら、コックさんや保育士さんはとんでもない高給取りになりますよ。
売上高=年収の計算でいいのなら、私だって年収1,000万は軽く超えます。
調査の目的としては「主婦も大変なんだ」ということなんでしょうけれど、高給どころか「たかが売上高1,200万か。大したことない」となりかねない金額。
業界によりますけれど、年収換算すると1/2~1/3以下の300万~500万程度でしょう。
…そう考えると、妥当といえば妥当な金の動きをしているのかもしれない。
いや主婦は楽してるとかそういう意味ではなく、同系の仕事をしている社会人の給与と比較してそれほど外れた金額じゃない気が。
■主婦の仕事を年収に換算すると
[引用]
今年も母の日にあわせて主婦の家事・育児労働が年収に換算され、アメリカのsalary.comによって発表されました。いつも物議をかもすニュースですが、調査を行った会社によると「ママの仕事の重大さを認識してみるきっかけに」と試算を発表したそう。では、気になるその内容を見てみましょう。
(中略)
リストアップされた主婦の仕事それぞれをこなすのにどれくらいの時間がかかるか、それを外注した場合の費用はいくらかかるかなどを換算基準にし、年収を算出。その結果、上記10個を主な仕事とする主婦の給与額は残業代込みで、なんと約1280万円と発表されました。
年収1280万円といえば、日本のサラリーマンの平均給与の2倍以上! なぜこんなに高額に?
[引用終]
mixiではニュース記事にTB的イメージでコメント記事を寄せることができます。
ざっと見たところ「プロ並みの仕事レベルではないのだからこの計算はおかしい」との意見が多かったです。
それも間違いではないのですが、正しくは「売上高=年収ではないからおかしい」だと思う。
上記の記事ではプロを雇った時の金額で年収計算してますが、当たり前なことに「支払った金=相手の給料」ではありません。
原材料費の他、会社を維持するに必要な様々な経費が引かれ、そこでようやく給料になる。
大体この計算が成り立つのなら、コックさんや保育士さんはとんでもない高給取りになりますよ。
売上高=年収の計算でいいのなら、私だって年収1,000万は軽く超えます。
調査の目的としては「主婦も大変なんだ」ということなんでしょうけれど、高給どころか「たかが売上高1,200万か。大したことない」となりかねない金額。
業界によりますけれど、年収換算すると1/2~1/3以下の300万~500万程度でしょう。
…そう考えると、妥当といえば妥当な金の動きをしているのかもしれない。
いや主婦は楽してるとかそういう意味ではなく、同系の仕事をしている社会人の給与と比較してそれほど外れた金額じゃない気が。
社会人的には、不思議な計算だよね。ありゃ。
だったら、おいらの年収は一体どうなるのかと・・・
つづいてご指摘されましたところの、売上高ひく必要経費が純利益ってのは正しい。
そこまでの議論に異論反論はまったくないです。
なのですが…
ここはひとつ発想の転換で、払ったお金の合計じゃなくって、どこかの主婦さんがよその家に働きにいった場合いくらもらえるのかってのを考えるべきかなと。そのほうがその主婦さんの本当の労働価値がわかるような気がします。
どーでしょ?ダメ?
具体的には、そうだな、とある二軒の家のそれぞれの主婦さんが相互に相手の家の家事をし、それぞれがそれぞれに給料を支給するの。
さあ、それぞれはいくら払うでしょうか?ってな感じで…
BBCが制作してるPerfect Housewifeというカリスマ主婦アンシア・ターナーが世のダメ主婦を熱血指導する、という番組があるのですが、如何に美しく、安価に、簡単に主婦の仕事をこなすアンシアと比べると、売上高が高いだけならダメ主婦だろ…とか思いました。
寧ろ、人が一人働く金額で動いてるなら、主婦は職場の軋轢とか子供の世話とかで天手古舞いな、働きに出ている人達に鑑みて自分自信の価値をふり返るような記事なら良かったかなーとか。
正直な所、自分を自画自賛してるだけの記事じゃないかなと。
「お母さん」の価値は金額なんて付けられないんじゃないかな?母の恩というやつ デスよね?
先ほどのmixiのニュース記事のコメントが「プロでないのにプロ換算がおかしい…云々」とかゆう意見が多かったという所…もの悲しいです。この人達には想像力というものが無いのですかね。サザエさんを観て「カツオは去年小学5年だったのに今年小学6年になってないのはおかしい」と論じているのと同じに思えてしまいます。
換算の仕方の間違いや矛盾点の指摘を考えてる暇があったら、…と思います。
最近みんな想像力を失ってる。電車の切符売り場でお婆さんが行き先駅の金額が見えなくて戸惑っているのに後ろに並んでいる若者が舌打ちをした時…ひとこと「お婆さんどこまで行くの?」って聞いてあげればお互いスムーズなのに。電車の優先席に座っている親子連れの前に小さい子供を連れた親子連れが来たのに自分の高校生の息子に席を譲れと言わない中年女性…最低。、眼の不自由な人にゼスチュアで道を開けろという老人…顔を見れば濃い色のメガネをして眼が悪いって分かるのに、いろんな世代みんな想像力が欠けていると思います。長々すみませんでした。
ご無沙汰してます。
この手の話題のときの反応で、社会人かどうかがはっきりと分かりますね。
私らもよく分かってない学生さんからは、超高給取りに思われてるのかも…。
それぞれが支払うとプラスマイナスゼロなので、幾らでも払ってしまいそうな気も…。
とはいえ、「(一方的に)1200万払って"主婦"を雇うか?」という設問だと、多くの人が「NO」と答えそうな気はします。
多分「雇う」って発想だとネガティブになるんでしょうね。
「この人には年間1,200万の価値がある」と思う方が、まだ前向きかもしれません。
(お金で測るのは失礼のようにも思えますが、夫はしばしばそういう尺度で測られるわけですから問題はないはず)
お久しぶりです。
人間一人雇うのにかかる費用と、給料に大きな差があることは、社会に出てのカルチャーショックでした。
記事のもっていき方が不明瞭なんですよね…。
ご指摘の通り、年収換算するのなら、社会人が当たり前にやっているように自分の成果や価値について考えないと…。
無理に高い評価をしようとするあまり、かえって貶める結果になってるのがなんとも。
この記事には二つ問題点があると思います。
一つは「母の愛」は当然ながら金銭的価値がつけられないものですけれど、同様に尊い「父の愛」がないがしろにされているところです。
「年収」という評価基準を(誤って)使ってしまうと、相対的に「父」を貶めてしまいます。
個人的には、年収で人間性能を測るのは悪いとは思わないのですけれど(「運動神経が良いから格好いい」とかと次元はさして変わらない)、不当な計算方法で比較されては「父」が報われません。
二つ目に、換算の仕方が間違っていると、かえって主婦批判になってしまう点です。
もしもこの記事が「売上1,200万、年収でいえば500万程度。これは一人前の社会人と同等だ。だから対等に接してしかるべき」という記事なら非常に共感します。
ですが「売上1,200万。だから年収1,200万」なんて記事だと、「おいおい、それたった年収500万程度だろ」とマイナスの視点を持たれてしまいます。
同じ数字を使ってるのに真逆の印象になってしまいますので、「換算方法の正しさ」は非常に重要です。
あとは余談ですけど、想像力に関しては10年前20年前に比べるとずっと良くなってると思いますよ。
困った事態を見たときに「自分にできることはあるのか」とか「一見不快な態度をとってる人にも事情があったのでは」と考えをめぐらすと、更に先が見えると思います。
Rubyさんの「…年収500万程度。これは一般の社会人と同程度。だから対等に接して然るべきという記事だったら共感する。」という部分に非常に共感します。
mixiの紹介部分が違う方向に煽ってますよね。ちょっと…
ではまたいつか…