穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

ハピネスチャージプリキュア! 第5話「めぐみとひめ!仲良しおたすけ大作戦!!」

2014年03月02日 | ハピネスチャージプリキュア!感想
【プリキュア10周年:キュアハッピー】



ハッピーさん:
 「キュアハッピーだよ」
 「プリキュア10周年、すごーい」
 「もっともっとウルトラハッピーだよ!」

これまでのパターン台詞「おめでとう」「ありがとう」を使わず、「すごい」「ウルトラハッピー!」。
ご自分の立ち位置を良く分かっておられる。これで次以降の人たちが、ぐっと楽になりました。
まぁ多分、素でやってるのでしょうけれど。相変わらず脳がメルヘンです。

星空さんはメルヘン大好きな子。でも同時に「現実とメルヘンは違う」と認識されてる。
直接的な描写はないものの、おそらく転校前はそれほどお友達にも恵まれていなかったご様子ですし。
バッドエンド王国との戦いもかなり辛い。勝っても負けてもバッドエンド時計の針は進み、いつかはやってくる破滅を回避することができない。

ほんわかしたノリと評される「スマイル」さんですが、あの「ほんわか」は終わりがあることが前提のもの。
いつかは終わる夏休みのように、今は楽しく平和でも、やがて破たんがやってくることは明らか。
だって現実とメルヘンは違うのだから。

でももしも「メルヘン」を信じて、「メルヘン」の実現のために戦うことができたなら。
「メルヘンなんて存在しない」ではなく、「メルヘンを実現するのは自分だ」と思えたなら。
きっと何かが変わるはず。

「スマイル」さんは「現実には存在しない何か」に助けて貰った恩を、自ら体現していく物語だと思ってます。
メルヘンの他、友達、家族(この二つは存在はするが不変ではない)、空想のヒーロー、道等々。
存在するから信じるのではなく、信じるから存在するんです。
そうやって戦っていけば、その姿を見た誰かも立ち上がってくれるはず。かつての自分がそうだったように。
(ハッピーさんメイン回では、特に32話が印象的)

実際、いざ周りを見渡してみれば、いつも見守ってくれていたお巡りさん達がいる。
ピエーロ様すらも、わざと悪役やってたんじゃなかろうかという気すらする。(最終決戦の見守り具合や「ピエロ」であることなどなどから)
現実はメルヘンではないけれど、多くの人たちがメルヘン目指して頑張ってるんです。

今日のハッピーさんは相も変わらず脳がメルヘンですが、本編初回と比べると何かが違って見えます。
こうキラキラした何かというか、色気が放射状に放たれているというか。
「スマイル」さんは一言でいえば「プリキュアになるまでの物語」だと思っていますが、開始と終わりでここまで成長したプリキュアさんはなかなかいないんじゃなかろうか。

■ハピネスチャージプリキュア! 第5話「めぐみとひめ!仲良しおたすけ大作戦!!」

愛乃さん:
 「ホットケーキを食べよう」

姫さんはお家にご招待されました。とっても友達付き合いっぽいです。
弁当屋さんからは今日も飴を貰ったし、なかなか順調な学生生活を送れています。
まぁ「食い物で餌付けすれば暴れない」と認識されてるっぽいのは、気にしないでおこう。

意気揚々とお家に向かいますが、途中で様々なトラブルが。
ゴミは不法投棄され、犬は倒れ、子は遭難し、婚期は逃す。
死の街です。これもそれもサイアークのせいだ。きっと。



この異常事態を、愛乃さん&姫さんは国防兵器をもって解決していきます。
合法コスプレって良いですね。警官コスは微妙に違法な気もしますが良いですね。
一連のこの一瞬で、ブッキーさんや夏木さんの1話分のエピソードを消化されてしまった感もありますが、とにかく良いですね。

姫さん:
 「人助けって面倒くさくない?」

でも愛乃さんは答えます。
みんなの笑顔が見れるから良いと。
残念ながら笑顔ではお腹は膨れないのですけれど…。

姫さん:
 「人助けか…」
 「やっぱり、疲れた」
愛乃さん:
 「じゃあ走って帰ろう!」

若干噛み合わない会話をしながら、愛乃さんは姫さんをご自宅へ。

お家では愛乃母とホットケーキが出迎えてくれました。謎ジャムを携えて。
その様子を見た姫さん、捕らわれた家族のことを思い、改めて戦いを決意します。
一方の愛乃さん。お母さんは病気がちだそうで、プリカードが揃ったら健康を願いたいそうです。
ほんわかしているようで、二人とも重い物を背負ってる。
自分自身の夢(○○になりたいとか)ではなく、他者の夢(それも生活に直結するような)のために戦うのか…。

そうこうしているところに、今日もまた幻影帝国さんが襲ってきました。愉快な寸劇を携えて。
こんな愉快な人たちに敗北したのかと思うと、何やらやるせない思いがこみ上げてくる…。
和睦の道はないんですかね。一方的に不利な状況だから無理か。

ホッシーワさんは言う。人助けなんて結局は自分が良く思われたくてやってるだけだろうと。
しかしながらそれの何が問題なのでしょうか。
結局それで助かってるのですし。悪意も踏み台にしようとする意図もないのですから。
もしもそれが偽善だというのなら、偽善で何が悪いのか。そんなことよりも、騙す方が悪いに決まってる。
落ち込む愛乃さんに代わって姫さんが啖呵を切り、猛然と反撃。この子は人のためなら強くなれる子。

「笑顔で腹は膨れない」ということは変わらないものの。
戦いの結果、ご褒美アイテムが今回は2個支給されました。
情けは人の為ならず。巡って結果は返ってくる。


(左画像)
プリティストア 限定 iPhoneケース iPhone 5 5S カワいろ♡パレット ピンク キュアブラック キュアブルーム キュアドリーム キュアピーチ キュアブロッサム キュアメロディ キュアハッピー キュアハート キュアラブリー iPhone ケース ピンク

(右画像)
データカードダス プリキュア スマイル04 02/60 【PPレア】 プリンセスハッピー

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


冒頭のハッピーさんは、「実体はないものが、周り回って自分のところに返ってくる」つながりでしょうか。
内容的には相田さんや美墨先輩の方がしっくりきますが、まぁ「合わせられる範囲で選ぶ」なら妥当なところかも。

…と思っていたのですが、次週の挨拶予告を見て絶句。

これを予想できてた人はいるんだろうか。
もはや理屈も何も関係なく、純然たるくじ引きで選んでる気配がしてきました。
夢原さんの2番手や、パッションさんが技名が出るタイミングで登板したのは、単にくじ運が良かっただけなんじゃ。

【今週の愛】



制服で帰ってきて、家を出るときは私服。

お友達が来ているのに着替えるものでしょうか。
姫さんに着せ替え人形にされたとかかな。
だとしたら、結局いつもの定番服なあたり、めぼしい服がなかったのかもしれない。

もしくは普段から、友達が来ても着替える習慣がついているのかも。
具体的には誠司くんとかが来てても普通に着替えてるので、いつもの感覚で着替えてきたとか。
幼馴染ですしね…。

【今週の愛2】



発動する第三のエリア攻撃。
ビジュアル的には今までの中で一番好きです。EDでの登場シーンは、際どすぎてドギマギする。
ただ先発の2つと使い方に違いが見られないので、今後は変化に期待したいところ。

【今週の黄】

いまだ登場しないハニーさん。予告を見る限り、次週も出てきそうにありません。
次々週は「NS3」の公開ですので、このままでは映画に間に合わない。
特に説明もなく、「NS3」では普通に登場するのでしょうか…。

【今週の紫】



もはや、コスプレ姿で無言で睨む不審者でしかない。

【今年のプリキュアさん】

前回のお話で気になったこと。プリキュアさんが問題解決に何も貢献していない。

愛乃さんの頑張りは姫さんを追い込んだだけ。
結局プリキュアでも何でもない第三者との交流によって、姫さんは心を開かれました。
普通なら「怖くて逃げだす。でも頑張ってるプリキュアの姿を見て、自分も頑張ろうと一歩踏み出す」って展開なのに。(具体例:レモネ)

今回も本人たちが一番解決したい「家族を取り戻す」「母を健康にする」に、プリキュア能力は無力。
どっちも直接的に解決できそうなのに。(前者はプリキュアの戦闘能力、後者は今回登場の看護師能力)
「ハートキャッチ」さんでも「プリキュアは問題を解決できない」ことが問題提起として使われていましたが、今作はそれをもっと深刻にした感じを受けます。

この流れで公開される「NS3」はなかなか怖い。なにせキャッチコピーが「心がつながっていれば、未来もずっと、ともだち」。
そのまんま考えると、プリキュアさんが玉砕し、後を託す的展開に思えてしまう。
事前情報で「プリキュアVSプリキュアになりたかった女の子」と伝わってた「NS1」の時も怖かったけど、今回もそれに似た恐怖を感じるな。。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする