穴にハマったアリスたち

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ナイトウィザード The ANIMATION 第13話(最終回)「ハッピー・バースデイ」

2007年12月26日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
小島めぐみさんと小暮英麻さんが出演している。
それがきっかけで見始めた「ナイトウィザード」でしたが、気がついたら小説や関連書籍も買ってしまっていました。
パールちゃんパールちゃんきゃあきゃあきゃあ。(←原作の感想)
放送は今回で最後ですが、Webラジオの方もまだまだ続くし、もう少し追いかけていってみようと思う。

…で、先日。
ロンギヌス役でお馴染みの小島めぐみさんが、ようやくブログを開設されました。
「ナイトウィザード」第2期実現の際には、翠さんの出演を切に願おう。

 小島めぐみさん公式ブログ:こまめにいきまっしょい☆ ・こじまめの部屋・

・ナイトウィザード The ANIMATION 第13話(最終回)「ハッピー・バースデイ」

くれはさんの死。そこに付込んだゲイザーの言に惑わされ、エリスお嬢さんは芋虫っぽい何かに姿を変えてしまいました。

 

そんな彼女を救うため、柊くんは単身で突撃を開始。
けれど戦力差は明白。空飛んで謎の怪光線を撒き散らす生き物相手に、一介の剣士にどうしろと…。
そこでようやくアンゼ姐さんも決断。自身の神たるゲイザーに宣戦布告。

 

始まるウィザードさんたちの一斉攻撃。
と、同時に、利害の一致した魔王さんたちも協力してくれました。
ベル姐さん、ご出陣。

 

おへそだおへそ。哺乳類め。

姐さんの必殺の攻撃でゲイザーの足止めには成功するものの、彼の防御壁は突破できず。
ここで颯爽登場パールちゃん、ベル様に破れなかった防御をあっさりと撃破!…となるわけもなく。
結局、台詞つきの出番はなかったなぁ、パール=クール。まぁ出てきたところで役には立たないでしょうけど。

ベル姐さんが足止めしてるその隙に。
柊くんたちはお嬢さんを説得するべく、彼女の深層世界へ。
きちんきちんと伏線を回収していくのが好感触。

 

相変わらず心が病んでいる。
しかも前よりも病気具合が進行してます。
お嬢さんたら困った娘だ。

 

囚われのお姫様ごっこ。

お嬢さん:
 「私のせいでくれはさんが…」

今まさに、それ以上の破壊と悲劇を撒き散らしてるわけですが、悩めるお嬢さんの耳には届かない。

一方のアンゼロット宮殿。

コイズミさん:
 「緋室灯、帰還されました。…赤羽くれは殿の亡骸を伴っております」
アンゼ姐さん:
 「くれはさんが…」

あの冷徹な姐さんが動揺しておられる。

 

そして蘇生を試みてくれました。
なぜくれはさんだけ特別扱い…とも思いますが、エリスお嬢さんを説得するには、くれはさんを蘇生するのが一番手っ取り早いんですよね。
う、うぅむ。さすがアンゼ姐さんは冷徹だ。
外で玉砕していってるウィザードの皆様にも愛を。

…しかしここは、くれはさんの死にも関わらず立ち直るお嬢さん、を描かないと成長話としては完結しないんじゃなかろうか。いや成長話を見たいわけではなし、私は弱いエリスお嬢さんが大好きなので、そのままでいて欲しいとは思いますが。

 

リオンさんの助けもあり、くれはさんは無事に復活。
それを聞きつけて、エリスお嬢さんも現実逃避をやめてくれました。
現金な気もしますが、それだけ絆は深かったということで。

 

孵化した。

お嬢さん:
 「私の箒、もう一度だけ私に力を貸して…」

立ち直ったお嬢さんは「愛しのおじさま」ことゲイザーに真っ向から突撃。

 

やっぱり防御壁に妨げられるものの、お嬢さんことシャイマールの特性で破壊に成功。
お嬢さんは役立たずなんかじゃなかった。
最後の決定打はきちんと自分で果たしてくれました。いい娘だ。

 

ゲイザー:
 「さよならエリス」

 

お嬢さん:
 「…さよなら、おじさま」

そして戻ってくる平穏でトラブルにまみれた日常。
続きはきっと、どこかで行われる無数のセッションの中で。

 


(左画像)
ナイトウィザード The 2nd Editionソースブック スクールメイズ (ログインテーブルトークRPGシリーズ)


(右画像)
ナイトウィザードファンブック リーチ・フォー・ザ・スターズ (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
ナイトウィザード The ANIMATION 柊蓮司と宝玉の少女 上巻


冒頭で書いたとおり、視聴のきっかけは英麻様とこじまめさん。
でも随所からスタッフの愛が伝わってくる構成に、番組そのものが楽しみになってきました。
残念ながら視聴開始の時点では原作のことはまるで分かりませんでしたが、
(唯一の知識は、昨年のライブで小暮さんが「ナイトウィザード」のイメージソングを歌うのを聴いたくらい)
原作付きアニメとして、ついぞ見ないほどの再現度は十分に伝わってきました。
なにせあんまり原作ファンが楽しそうなので、つられて原作に手を出してしまったくらい。

話自体はまぁベタなのですけど、毎話毎話ちゃんと話が始まって、ちゃんと終わるのは評価して良いことだと思う。
半端な捨て回もなければ、もったいぶるためだけの雰囲気描写もなかったのは見ていてストレスがなかった。
それでいて方々に伏線を張りまくり、かつ、きちんと原作のネタとサービスを散りばめたのは見事の一言。
柊くんが一切悩まず、目標に向かって突っ走る(それでいて無責任でも馬鹿キャラでもない)性格だったのも良い感じ。
ラストシーン、「高校の卒業」なんていう日常に感激しまくってるあたりに、彼のキャラがよく出てた気がする。

モノがTRPGなだけに、第2期を作ろうと思えば幾らでも作れると思うので、またの機会に期待したいです。
そしてそのときにはパール=クールと翠さんをよろしく。
その二人が同時出演だと、「ああ、ベルがいいとこ全部持っていくのね」とオチがバレバレな気はしますけれど。
コメント (6)
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