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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第25話~第33話(感想3周目)

2011年03月08日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
ファイナルライブまであと3週間!

というわけで、最優先で「ぴっち」にエネルギーを割くことにする。

【Cri☆siS Final Live ~また会う日まで~】

 日時:2011年03月26日(土)開場17:30/開演18:30
 場所:吉祥寺スターパインズカフェ
 チケット:3,000円
 出演:Cri☆siS (「ぴっち」出演声優+激務なOLさんによるバンド)
 公式ブログ

■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第25話「月光の少年」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第26話「かれんの唄」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第27話「信じる心」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第28話「KIZUNA」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第29話「仮面の告白」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第30話「氷の瞳」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第31話「危険な罠」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第32話「恋は夢色」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第33話「遊園地騒動」

改めて思う。るちあさんの腐れっぷりは清々しい。
第30話の「キスさせてあげれば良かったかな?」は名言すぎる。
「させてあげれば」ですよ。この魚は…。

そんな第3クール。「ぴっち」の本領発揮です。
どの回もこの回もポイントが高すぎて困る。
もちろん新曲も目白押し。

黒の協奏曲 ~concerto~(リンク先:YouTube)

 『想いなんて捨ててる夢見る少女の独白』
 『叫びなんて誰にも届かない』
 『愛に守られている幸せなものたち』
 『伝わると信じている瞳が眩しい』
 『Voice in the Dark! 愛をこめて 形なき鎖となれ』

今までお唄によって暴虐の限りを尽くしてきた人魚さん達。
その前に立ちはだかるはブラックビューティーシスターズ。
「因果応報」を絵に描いたような戦闘は、視聴者の心を熱く打つ。唄えるのは、人魚さんだけじゃない。

BBSは深海魚の化身。
孤独な海の底で身を寄せ合い、仲間を求めるも出会うことも出来ず。
光に焦がれるも、暗い暗い深海に適応した彼女達にはもはや叶わず。
そんな悲しい境遇が、お歌からも滲みでています。
「ぴっち」のお歌は、ちゃんとキャラ背景やストーリー補完になってるところが凄い。

KIZUNA(リンク先:YouTube)

 『傷ついてまた輝く 無敵の KIZUNA 感じてる』
 『どこにいたって届くメロディ 一人ぼっちじゃないから』
 『巡り来る季節が命を生み出すみたいに』
 『ゆっくりだけど育てていこう 固い KIZUNA を信じて』
 『疑いなんて破り捨てよう 固い KIZUNA を信じて』

強敵・BBSと戦うために開発されたお唄。
破壊力が凄まじい。
これまでのお唄と違い、戦うことが念頭に置かれまくってる。

BBSの「黒の協奏曲」VS人魚さんの「KIZUNA」のバトルは、結構熱いです。
やってることは歌合戦なのに、無闇に燃える。
何なんでしょうねこの感覚。

人魚さん達のお唄は、いわば乱舞系必殺技。
一撃入れば連続ヒット。きっちり最後まで唄いきるのが特徴です。
相手が泣こうが喚こうが。逆に全く効いていなくても。とにかく最後まで唄いきる。

そんなわけで対BBS戦は、壮大な必殺技が乱れ狂ってるような、そんな勢いを感じます。
初撃が入った!そのままコンボ発動!的な。
たまに追加コマンドに成功し、2番につながったりしたときにはテンション最高潮ですよ。よし!もう1周!

特に第32話「恋は夢色」の戦闘は素晴らしい。

 「黒の協奏曲」1番
 →名シーン「るちあを助けに行くるちあ」
 →「黒の協奏曲」2番
 →反撃の「KIZUNA」1番
 →霧笛のインタラプト
 →撲殺
 →「KIZUNA」再発動

下手なアクションシーンなんて目じゃない。お唄だけなのに、めちゃくちゃに盛り上がる。

この時期は、お互いの攻撃力と耐久力が拮抗しているのが良いです。
一進一退の攻防が繰り広げられる…。
当初、各個撃破を狙っていたBBSが、人魚さんの戦術のからくりに気付き、一斉攻撃に切り替えたりとか、何気に戦略的な駆け引きも繰り広げられてる。

…あ、だからタイトルが「KIZUNA」なのか。確かに歌詞通りの戦術を、るちあさんたちはとってるや。奥が深いな「ぴっち」。

夢のその先へ(リンク先:YouTube)

 『もしも願いが叶ったら その先に何が待ってるの?』
 『今は大きなこの夢が 叶うまで夢中だけど』
 『戦うたび 愛の意味を問いかける』
 『千の KIZUNA より深く』
 『夢だけでは生きられない 愛される予感をください』
 『今 ありのままの私と 夢のその先へ』

「ぴっち」は最終決戦がクライマックスにやってこない、稀有な番組。
というのも、最終回前に決着がついてるんです。
先日書いたとおり、るちあさんの恋の悩みは、最初から悩みとして成立していない。
そしてそのことに、途中で彼女達自身も気が付きます。
また戦っている相手も、かなり早い段階で「戦いに意味がない」ことを悟ってしまう。

絶対的な敵として描かれるBBSの登場により、相対的にこれまでの問題はほとんど終わってしまいました。
そんな情勢でのこのお唄「夢のその先へ」。
とても良い唄です。もしも願いが叶ったら その先に何が待ってるの?

打ちこむ相手が、愛され幹部のダークラヴァーズ(DL)というのも良いです。
BBS相手には純戦闘曲の「KIZUNA」。DLには「夢のその先へ」。
「千のKIZUNAよりも深く」「愛の意味を問いかける」唄を、共生可能なDLに向けて使ってるあたりに、メッセージを感じます。

まぁ打ちこまれたDLは、ひたすらもがき苦しむのですけれど。


(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ボーカルコレクション ジュエルボックス1

(右画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ボーカルコレクション ジュエルボックス2


見返してて気がついた。
「黒の協奏曲」、初出の回のエンドテロップで曲名が間違われてる。
見れば見た分だけ、新しい発見があります「ぴっち」。

それと、この時期のもう一つの新曲。

オーロラの風に乗って(リンク先:YouTube)

 『朝日がうれしくって!』(うっれしくてー)
 『思わず涙が出る』
 『紫の風 ラブソング聞こえたら』
 『小さな感動 だけどスペシャルな気持ち!』

紫人魚・かれん様の専用ソング。
強い。
それ以外の言葉は出てこない。

「黒の協奏曲」や「KIZUNA」も強いと感じる。
でも「オーロラ」はそれらとは一線を画すものがある。
かれん様は、いわゆる追加戦士枠。デフォルトキャラより強い設定ですが、問答無用の説得力です。

お唄一つでここまで様々な強さの表現ができるというのは、かなり画期的なことじゃなかろうか。
しかも、かれん様のキャラクターも見事に表れてる。
ほとんど奇跡的なまでのハイレベルな出来栄えです。本当に。狙ってできることじゃない。

そして嘲笑ではなく、本気で歓声をあげるのが「ぴっち」ファン。
唄ってかれん様、唄って!
恍惚としながら聴き入るばかり。「ぴっち」って凄い。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第17話~第24話(感想3周目)

2011年02月25日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
最後のライブまであと1ヵ月。

【Cri☆siS Final Live ~また会う日まで~】

 日時:2011年03月26日(土)開場17:30/開演18:30
 場所:吉祥寺スターパインズカフェ
 チケット:3,000円
 出演:Cri☆siS (「ぴっち」出演声優+激務なOLさんによるバンド)
 公式ブログ

■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第17話「儚いキス」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第18話「幼い訪問者」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第19話「夏の誘惑」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第20話「海から恋文」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第21話「小さな初恋」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第22話「幻惑の少女」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第23話「恋の微熱」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第24話「夢は花嫁」

アニメのヒロイン様は、視聴者的にはすこぶる可愛くても、劇中では「平凡」「地味」と評されることが多々あります。
説得力は無くても、劇中でそう設定されているのならば仕方がない。
では、「ぴっち」の人魚さんはどうなのか。



「尋常でない勢いで可愛い」に分類されています。
街を歩けば高頻度でナンパされ、人魚仲間とミスコンに出れば上位を独占し、モデルにスカウトされ、彼女らを目当てに店に客が押し寄せるレベル。
まぁハイスペックなビジュアルに加え、全身から隙を発散しまくり、ぴちぴちボイスを垂れ流している娘さんです。
これは餌に食い付けと言われてるようなもんだ。
極めて緩い頭脳の持ち主ですし、感情をストレートに出して媚びまくるので、大変に男ウケはいいのです。

よって、クラスの女子から大変に嫌われています。



クラスメートの吉野さん。(画像中央)
海斗くんに懸想する、るちあさんのライバルです。
魚相手に、果敢に張り合ってみた。

(第17話より)
るちあさん:
 「海斗と肝試し…?」
 「うんうん、やるやる!!」

その5秒後。



吉野さん:
 「ねぇ海斗くん!私とペア組もう!」
 「わぁい!」」

るちあさん:
 「…」
 「……。。」
 「………私いかない」



るちあさん;
 「やっぱり行かない!」
 「だって肝試しとか、そんな子供っぽいの馬鹿みたいだし!」
 「帰ろう!」

最悪だ、この魚。

「魚脳」の愛称は伊達じゃない。
恋の駆け引きとかそんなことは分かりません。欲望と嫉妬の塊。
おかげで支離滅裂な言動が止まりません。

(第18話より)



るちあさん:
 「波音ったら、どこに行っちゃったんだろう?」
 「あ、いた!」
 「海斗ぉー!わぁい!海斗ーー!!」

波音さんを探していたはずなのに、愛しの海斗くんを見かけた途端、その前にやっていたことを全て忘却。
るちあさんの横にいる水色人魚さんも、思わず唖然。
この人魚姫、大丈夫か…?私らは、本当にこの人たちを姫として信じていいのか?



ちなみに、当の人魚姫同士の友情も微妙です。
るちあさんも波音さんも、「友情と恋愛、どちらをとるか」と聞かれたら、質問を聞き終わるよりも先に「恋愛」と即答するタイプ。
この清々しいまでの低級生物ぶりも、「ぴっち」の魅力の一つだと思う。魚に理性ある行動を求めちゃダメだ。


(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ボーカルコレクション ジュエルボックス1

(右画像)
マーメイドメロディー(1)るちあ SPLASH DREAM


(第14話予告より)
るちあさん:
 「次回、『マーメイドメロディーぴちぴちピッチ』!」
 「『海から恋文』」
 「アンコールはいかが?」
 「いっぱい唄っちゃうんだから!」

その予告の言葉に嘘はなく、第14話に流れた挿入歌は、新曲を含む全8曲。
堂々たる記録です。
しかしそんなに唄いまくってるのに、ちゃんとお話として成立しているところが「ぴっち」の凄さ。

そしてその1年後。
1話辺りの挿入歌が当たり前のように10曲を越えまくるように。
素晴らしいアニメです。いいから唄え。喋る暇があったら。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第13話~第16話(感想3周目)

2011年02月19日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
明日は貴重な土屋さん(シスターシェシェ役)のライブです。

【Live!starlight!001】
 日時:2011年02月20日(日)開場17:30/開演18:00
 場所:L@N Akasaka
 チケット:4,000円
 出演:オリヒメヨゾラ、ながさきの&彩川みく、大野まりな、加瀬愛奈、金子未佳、加乃みるく、民安ともえ、土屋実紀、なかせひな、水霧けいと
 詳細

【Cri☆siS Final Live ~また会う日まで~】

 日時:2011年03月26日(土)開場17:30/開演18:30
 場所:吉祥寺スターパインズカフェ
 チケット:3,000円
 出演:Cri☆siS (「ぴっち」出演声優+激務なOLさんによるバンド)
 公式ブログ

■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第13話「人魚の儀式」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第14話「星空の記憶」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第15話「渚の約束」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第16話「秘めた想い」



るちあさん:
 「やったー!楽勝だったね!」
 「そりゃそうよ」
 「だって私たち、3人一緒なら怖いものなんてない!」
 「あっはっはっはっは!!」

るちあさんたちの武器はお唄。
「ぴっち」を知らない方からすれば「どうして唄ってる最中に敵は攻撃しないのか」と思われるかもしれません。
攻撃してるんです、敵さんは。だけど通用しないんです、お唄の前に。

お唄を止めようと、敵さんは健気に攻撃を放ちます。
だけど悉く、謎の防御結界(るちあさん曰く「ライブステージ」)により弾き返される。
「耳をふさぐ」といった原始的な手段は、第2話で早くも試されました。そして絶望しました。
別の騒音で中和しようとしたり、不思議な魔法アイテムでエネルギーを吸収したりと、あらゆる手段も試みました。
人質、待ち伏せ、罠、不意打ち、騙し打ち。色々やったんです。

でも全ては無駄でした。

Super Love Songs!(リンク先:YouTube)



 『愛を伝えて Super Song! 勇気をくれる愛の歌』
 『凍りついた世界で 一人きりの夜明けも 小さな体だけど負けない』
 『愛を右手に Super Live! 涙と汗のステージ』
 『想いは世界をつなぐよ』

「ぴっち」の数多ある合唱曲の中、「最弱」とも言われる「Super Love Songs!」。
初登場時のEDテロップでは曲名を間違えられ、後には「人魚さんの歌」というよりも「敵が唄った唯一の歌」として認識されることの方が多いお唄。
そんな「がっかりソング」なのに、この破壊力です。恐ろしいまでの戦力差。
(そもそもお唄を語る際に、攻撃力を念頭に話すのはおかしい気もしますが)

一旦唄い出したら人魚さんは止まりません。
泣こうが喚こうが、最後まで笑顔できっちりと唄いきります。
完全に戦意を喪失している相手に対し、この暴虐。

敵さんは決して弱いわけではない。
深海の水圧に耐え、気象すら操る能力を持つ彼女らは、人類ごときなら簡単に殲滅できます。
弱いわけではないんです。お唄が、強すぎるんです。

段々とこのあたりから、人魚さんに対する敵意が湧いてきます。
ひどい…。いくら魚だからって、こんな狼藉が許されるなんて…。
お唄に苦しめられる敵さんに、毎週お唄を聞かされる視聴者の心がシンクロしていきます。
憎い。ぴちぴちボイスが、憎い。
耳を押さえて慈悲を求め、出口のない空間から逃げようと必死に走る敵さんの姿には、涙を禁じ得ません。

こうして積み重なっていったフラストレーションが、やがて壮大な悲劇を巻き起こすのです。


(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ボーカルコレクション ジュエルボックス1

(右画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.4 [DVD]


↑のアルバムは「夏なのにサンタるちあ」でお馴染みのボーカルアルバム。
当時、真夏になってもこのジャケットでCMやってた。
人魚さんには季節なんて関係がない。

それと余談ながら。
るちあさんの口癖は「のーしよう」。
15話ではさりげなく10回近く言ってます。のーしよう。のーしよう。
この娘のぴちぴちボイスは破壊力が高すぎて困る。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第9話~第12話(感想3周目)

2011年02月16日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
3月末のライブの前に、今週末にもライブがあるらしい。
出演者はシスターシェシェ役でお馴染みの土屋さんオンリー。
でもCri☆siSの曲を唄うと公言されてるので、行ってみようかと思う。

【Cri☆siS Final Live ~また会う日まで~】

 日時:2011年03月26日(土)開場17:30/開演18:30
 場所:吉祥寺スターパインズカフェ
 チケット:3,000円
 出演:Cri☆siS (「ぴっち」出演声優+激務なOLさんによるバンド)
 公式ブログ

【Live!starlight!001】
 日時:2011年02月20日(日)開場17:30/開演18:00
 場所:L@N Akasaka
 チケット:4,000円
 出演:オリヒメヨゾラ、ながさきの&彩川みく、大野まりな、加瀬愛奈、金子未佳、加乃みるく、民安ともえ、土屋実紀、なかせひな、水霧けいと
 詳細

■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第9話「盗まれた曲」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第10話「過去の面影」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第11話「願いの指輪」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第12話「すれ違う心」

正直なところ、これほどまでに「ぴっち」を推してる私でさえも、第1期第1クールは辛いものがあります。
スタッフ様の「この番組はどうすればいいんだ」という思考錯誤と迷いは面白いし、破綻した「何か」は興味深い。
ですが、それだけではやっぱり長続きはしない。

よく「ぴっち」の魅力として「カオス」が挙げられますが、それだけでは事実の半分しか伝えていないように思う。
確かに「カオス」です。意味が分かりません。辻褄だって取れてません。
そこかしこに「ちょっと待て」と言いたくなる不可解な描写も目立ちます。

だけど「単にダメなアニメ」とは一線を画する何かがある。

例えば12話で言えば、「燃える民家を見て現場に急行→力及ばず全焼→焼け果てた家を見て『大事にならなくて良かったな』と満足気な人魚姫」「海中を紙の便箋を咥えて泳ぐイルカ。もちろん手紙は普通に読める」等々。
どうでもいいところまで丁寧に破綻している様子に、「まぁぴっちだししょうがない」と穏やかな気持ちが湧いてきます。
そして破綻しているのにそこを欠点ではなく、愛に感じられる最大の理由は「馬鹿を知りつつ真面目に貫く」その信条だと思う。

「ぴっち」のテーマは「人魚さんの恋」と「歌」。
この二つはどれだけカオスになろうとブレませんでした。
恋に関しては後述するとして、まず「歌」。

「歌で戦う」なんて字面は綺麗だけど、いざやってみたら狂った絵面にしかなりません。それでもそれを最後までやり遂げた。
無茶を承知で何度も何度も繰り返す内に、ギャグから一回りしてシリアスに、更に一回りしてギャグに…と目まぐるしく動く。
そして気がつけば、ガチでお唄に涙するようになってくるのです。

そんなわけで、第9話・第10話では新曲登場。いよいよ本格的にお唄が乱舞します。
「ぴっち」における「新曲登場」とは、「新必殺技取得」とか「追加兵装ゲット」と同義です。
したがって当然、こういう絵になる。

Ever Blue (リンク先:YouTube)



『私を助けて 星の導きを胸に抱きしめて』
『帰りたいなんて 誰にも言わないけれど』
『大好きな人がいて 大好きな場所がある』
『それは天国よりも綺麗な海』

笑顔で熱唱する水色。もう唄わないでと泣く幼女。無言でバックダンスする桃と緑。
命乞いする幼女に構わずお唄は続く。やがて、後ろの二人も一歩前に出てコーラスに参加。
照りつける夕日の中、孤島での残虐行為はいつまでも続く…。

地獄絵図。もうその一言しかない。

Star Jewel (リンク先:YouTube)



敵の用意した対マーメイド用の騒音兵器により、るちあさん達は窮地に立たされる。
だけどそんなことでリナ姐さんは心折れるわけにはいかない。
彼女は滅ぼされた北大西洋のプリンセス。自分を逃がすために犠牲になった国民のためにも、負けるわけにはいかない。

『流れ星に願いをかけた 七つの光見つけ出して』
『生まれ変わる朝が来るなら 同じ命をまた生きたい』
『大事なものに気付いたら季節が廻った』
『緑の雨に包まれて唄い続ける Song for You』

頼みの綱のラジカセが爆砕された時、敵さんの運命は決まりました。絶叫が、とてもとても悲しく響く…。


どちらのシーンも何かが決定的に間違っています。
だけど困ったことに、お唄はどっちも良いんです。
水色も緑も、ああ見えてシリアスな過去を背負ってる。(何せどっちも国を滅ぼされてる)
歌詞の端々にその辺の使命感や悲壮感が現れ、その上で水色と緑のキャラクター性も加味されてる。
良いお唄なんです、本当に。だけど、何かが間違ってるんです、決定的に。

それでも力任せに何度も繰り返すうちに、やがて視聴者も悟ります。
このアニメはこういうものだ。
そして気がつけば、お唄の素晴らしさに酔いしれるようになるのです。

一方、こういう訳の分からないものを延々作ってる内に、スタッフ様も何かを悟ったんでしょう。
迷いがなくなったかのように、この辺りの話から急激に「ぴっち」の「ぴっち」たる部分が確立してきます。
第11話は初期としては最もよくできた回。万が一「ぴっち」未視聴で、今から見ようという方がおられたなら、この辺から見るのがお勧めです。


(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.2 [DVD]

(右画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.3 [DVD]


力説してる内に何が書きたかったのかよく分からなくなった。まぁ「ぴっち」だし。

あと弊ブログの記事の癖は、間違いなく「ぴっち」の影響だと思う。
このアニメのおかげで、世の中の楽しみ方が大きく変わりました。
もうツッコミどころを探さずにはいられない。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第5話~第8話(感想3周目)

2011年02月12日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
ファイナルライブまであと1ヶ月ちょっと!

【Cri☆siS Final Live ~また会う日まで~】

 日時:2011年03月26日(土)開場17:30/開演18:30
 場所:吉祥寺スターパインズカフェ
 チケット:3,000円
 出演:Cri☆siS (「ぴっち」出演声優+激務なOLさんによるバンド)
 公式ブログ

■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第5話「冷たいキス」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第6話「愛の灯火」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第7話「人魚の嫉妬」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第8話「凍った気持」

るちあさんの目的は、愛しの海斗くんとラブラブになること。
世界平和とか、正直意識してないです。洒落にならないほど意識してないです。
魚にそんな難しいこと、分かるわけないじゃないですか。



そして5話にして人魚姿での接吻に成功、7話では人間態でもキスなされます。
朝アニメだというのに高速展開。
しかも7話のケースに至っては、「生意気なことを言い募る るちあさんにキレた海斗くんが、我慢できずに唇で言葉を封じた」結果です。
おまけにこの時、色々あって るちあさんは全裸です。
朝から…何をやってるんですか、るちあさん…。

挙句、それだけの関係を構築しておきながら、この時点では両想いとは認識されていません。
「あのキスはどういう意味だったの…?」的葛藤もありません。
それはそれ。これはこれ。海斗はあたしのことどー思ってるのかなー?きゃー!
お魚さんの思考はよく分かりません。
リアルといえばリアルですが、もう少し自重されて欲しい。

一応フォローすると、海斗くんに罪はありません。
るちあさんが悪い。むしろこんな娘にあんな誘惑されて、耐えきってる海斗くんの理性は化け物の域。
それなのに一向に気にせず、中学生男子に迫る るちあさんには恐怖を覚えます。この魚は…。

また、第5話はスタッフ様が何かに目覚めた回。
それまで名作を作ろうと足掻いていたのが、一気に諦められた気配がします。
企画は間違ってなかったはずなんだ。

歌、人魚、恋、変身。

お唄は玩具の販促、尺稼ぎ、演出と万能兵器です。
それを毎回やるのだから、非常に美しいアニメができるはず。
実際、玩具「e-pitch」は好評でした。間違ってはないんですこの企画は。

それなのに、どうしてこうなった。



恋はなんだろう(リンク先:ニコニコ動画)

吹き荒れる「恋はなんだろう」。
るちあさんの専用ソングが、敵を討つ。
暴虐に。理不尽に。

 『聞いて 胸の はじけて飛び散る何だろう?』
 『見ているだけじゃつまらない 待ってるだけじゃ気付かない』
 『今夜二人で寝ようよ』

状況をはっきりさせておきますが、これは戦闘シーンです。
民間人がいようと気にせず唄い、敵がいなくなっても尚唄い、最後まで唄い続ける人魚さん達。
あまりの力技に、何も知らぬ観客たちも納得するしかない。そうか、アイドルのコンサートだったのか。

歌詞も超攻撃的です。
はじけて飛び散るのが何なのかは定かではありませんが、内臓系の何かということだけは分かります。
おまけに二人で寝ようよときたもんだ。

そしてこんなお唄を熱唱して止まらなくなった るちあさんは、海斗くんのところに行って接吻を迫るのです。怖いアニメだ。


(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.1 [DVD]

(右画像)
マーメイドメロディ ぴちぴちピッチ オリジナルサウンドトラック

ちなみに「恋はなんだろう」はサントラにしか入ってない。阿漕な商売です。
「ぴっち」はそういうところも頑張ってた。


「アイドルのコンサートだったのか」は名台詞。
後に「ぴっち」の非公式自主ライブが開催された時、ファン一同がどんなに歓喜したことか。
実現したライブの会場で、今こそとばかりに誰もが胸中で叫んだ「アイドルのコンサートだったのか!」。懐かしいです。

それと上記のリンク先の動画。
コメントを見てると隔世の感があります。
そうか、当時現役で見ていた方が、もう成人されようとしているのか。
あの方たちはご存じなんだろうか。
「ぴっち」の最終回から数年たった今、当時のメンバーがバンドを結成していることを。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第2話~第4話(感想3周目)

2011年01月25日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
「ぴっち」メンバー+激務のOLさんによる「Cri☆siS」さんのファイナルライブまで、あと2ヶ月。
これが最後になるかもしれない「ぴっち」関連イベントです。
悔いなく迎えたい。

 Cri☆siS Final Live ~また会う日まで~

 日時:2011年03月26日(土)開場17:30/開演18:30
 場所:吉祥寺スターパインズカフェ
 チケット:3,000円
 出演:Cri☆siS
 (公式ブログ

■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第2話「言えない心」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第3話「ゆれる想い」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第4話「孤独な王女」

先日の答え合わせです。
るちあさんが毎回アバンで語る「あらすじ」。
果たしてこれの何がおかしいのか。

第1期OP 「太陽の楽園 ~Promised Land~」(リンク先:YouTube)

るちあさん:
 「私、七海るちあ」
 「初恋の男の子・海斗の好きな人は、マーメイドの私だったの!あはっ♥」
 「だけどもしそのことを話したら泡になっちゃう」
 「言いたいけど言えない…」
 「でも海斗が気づいてくれればいいんだよね!」
 「よし!今日もぴちぴちボイスでライブスタート!」

「ぴちぴちピッチ」はアンデルセンの「人魚姫」が企画アイデア。
これにより、変身ヒロインものの王道「正体を明かせない」「変身前と変身後と意中の彼の三角関係」を綺麗に演出しています。
大好きなあの人は変身後の自分が好き。でも正体を告白できない。どうしたらいいんだろう。
「恋のライバルは自分自身」という切ない状況です。
「正体を明かせない」ことにもちゃんと説明がありますし、なかなかに上手い設定だと思います。

…しかしこの設定には穴が無数に空いていました。

もう一度るちあさんの発言を見てみましょう。

るちあさん:
 「でも海斗が気づいてくれればいいんだよね!」

第一に、「自分から告白する」のがダメなだけであって、「勝手に気がつかれる」分には問題がありません。
るちあさんは、即座にこの事実に気がつきました。
(当初は「恋の告白をすることがアウト」というミスリードを試みた気配もありましたが、1話にしてその設定は放棄されました)

しかしどこまでが過失なのか、どこからは故意なのかに関しては、明確な定義はありません。
事は命がかかっているため、慎重に仄めかす必要があります。
だけど魚脳のるちあさんに、そんな繊細な思考は無理でした。
「あの人は魚の私が好き」「でもそれを言えない…」
そんなロマンスに酔ったのも束の間、即座に嫉妬を爆発させました。人魚姿の自分自身に対して。

 「私と思い出の人魚と、どっちが大事なの!?」
 「大体、人魚なんているわけがないじゃない!」

この手の意味のわからぬ言動をし、海斗くんを苦しめます。
何がやりたかったのか、さっぱり分かりません。
最低限、「人魚は実在する」ことにしなきゃダメだろう…。
しかも海斗くんは「人魚には変身能力がある」なんてことも知りません。
この状況で「気づけ」というのは無茶ぶりにも程がある。

ところがこの困難を、ガチのマーメイドフェチである海斗くんはクリアしてみせました。
恐ろしいことに、第1話にして正体を察知。ん?この女、魚臭いぞ!
続く第2話では、るちあさんに探りを入れ、直接的に詰め寄ります。凄まじいまでの洞察力と行動力。

しかし上述の通り、るちあさんが謎の不一致行動をとるため錯乱。
「正体につっこんでいいのか?」と気を揉むこともあり、ほどなく彼は黙秘します。
おまけに途中で頭を痛打し、記憶がうやむやに。

要するに、るちあさんは威勢よく「気づいてもらう」と宣言されてますが、黙って何もしなければ即座に話は解決してました。
一人で空回りした結果、酷いことに…。
「一体何がやりたいんだろう…?」と冷ややかに見つめる視聴者と海斗くんの視線にも気付かず、るちあさんは今日も元気に暴走するのです。

第二の理由。
条件は「人間に正体を告白すると泡になる」。
従って、相手が人間でなければ関係ありません。

ネタバレをしてしまうと、海斗くんは人ではありません。(この事実は第3話で早々に暗示されます)
つまり最初から自白しても何の被害も生み出しませんでした。
「ぴっち」第1期で行われた恋の駆け引き(と呼んでいいかは別として)は、実質無意味です。困ったことに。

最後に、最も本質的なこと。
るちあさんは人魚さんです。
繰り返しますが、人魚さんなんです。

本体が人魚なんだから、人間態に気がついてもらう必要がないじゃないか。

海斗くんが人間にしか興味がない場合は別です。
ですが彼のマーメイドフェチぶりはガチ。むしろ尾鰭がないとダメという人です。
あるいは人間の社会で生活するとか、何か人間になり済まし続ける必要がある場合。しかしこれも成り立ちません。
るちあさんには、人間社会にいなければいけない理由が全くないのです。
強いて言えば「海斗がいるから」が理由ですが、それでは本末転倒です。

それなのに、何故に人魚姿の自分(本体)に対し、頑なに仮初の人間態で勝負を挑まねばならないのか。
下半身ですか。人間の下半身が必要な何がしかの事情があったとでも言いたいのでしょうか。
(しかしそれすらも、戦闘コスチューム姿ならば人間下半身があるので解消してしまう)

こうして目的も手段も混乱したまま、「ぴっち」は始まるのです。
僅か1分程度の「あらすじ」に込められた不可思議な情報の数々。
「あらすじ」を説明する娘さんが、最も状況を把握していないという奇怪な状況。
それら全てが「まぁぴっちだし仕方がない」で納得できてしまう、そんなアニメです。
魚に理性や整合性を求めちゃダメだ。
コメント (2)
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第1話「真珠の涙」(感想3周目)

2011年01月22日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
Cri☆siSさんのファイナルライブまで、あと2ヶ月となりました。
そこでみんな大好き「ぴちぴちピッチ」を見返してみることにした。
悔いのないように最後のライブを迎えるんだ。

■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第1話「真珠の涙」



放送期間2003年4月~2004年12月。
掲載雑誌「なかよし」、玩具スポンサーはタカラトミー様。
同時代の競合相手は「あしたのナージャ」や「ふたりはプリキュア」です。時代の過渡期を戦った感がある。
もしかして「ナージャ」を破った直接の要因だったりするんでしょうか。
「ぴっち」がなければ、「プリキュア」も生まれなかったのかもしれない。



番組のテーマは「歌」。
登場人物は「人魚」。
とにかく唄います。ひたすら唄います。
全91話中、挿入歌がなかった回はゼロ。平均2曲以上を毎回唄う。
戦闘もキャラ紹介も内面説明も場面転換もただのBGMも、とにかくお唄で済ませる。素晴らしい。

本当はここであらすじやらキャラクター紹介でもしようと思ってたのですが、4年弱ぶりに見た「ぴっち」に圧倒されました。
なんだこのアニメは。
何か一人で歓声を上げたい気分ですよ。謎のパワーに満ち満ちている。

ただでさえ好みのアニメな上に、適度に詳細を忘れているので破壊力がとんでもない。
想い出補正に加わって、放送当時から経過した時間まで積み重なる。
もうOP見てるだけで涙が出る。

第1期OP 「太陽の楽園 ~Promised Land~」(リンク先:YouTube→リンク先修正しました)

 『ありふれた物語を 果てしない未来に変えて』
 『悲しみの雨が続く そんな日も泳ぎ続ける』

歌詞が色んな意味で「ぴっち」にしっくりくる。
具体的にキャラクター名やマーメイドといった単語を使ってるわけでもないのに。
この言いようのない感情を言葉にできる文章力がない自分が恨めしい。

唄われているのは神部みゆきさん。
ミュージカル版「セーラームーン」のセーラームーン役、「仮面ライダー響」の立花妹役もされてる。
2008年6月に心不全で亡くなられました。もう3年になるのか…。
(当時書いた記事:2008年6月21日6月22日

リンク先の動画は、冒頭にあらすじ紹介が入ってた。
主人公のるちあさんが、内容を解説してくれてます。ご丁寧に。
そしてさりげなくこのアニメの根幹を破壊した本音を、ぽろりと漏らしてるところが可愛いです。
つくづくこのアニメは…。
彼女の説明の何がおかしいのか、初見で気がついた人は冴えてると思う。

OP映像も語りたいポイントが多すぎます。
まずタイトル文字が表示される直前の、「泳いでいる人魚3匹」のシーン。いきなりおかしい。
何がおかしいか分かりますか?



尾鰭の動いている向きが横方向になってます。哺乳類と魚類の違いはここにある。

イルカやヒトは、体を上下に振って泳ぐ。それに対し、魚は左右に振って泳ぎます。
人魚さん達のこの動きは、彼女らが魚であることを極めて明白に表してる。
それだけなら「ああ、お魚さんなんですね」で終われますが、それ以外のシーンでは普通に上下運動で泳いでます。
要するに、いきなり一発目で作画ミスを引き起こしてるんです。もしくは設定を忘れた人魚さんが、気ままに泳ぎすぎた。
出だしからして見事な魚脳ぶり。



それに続く「画面上方向に泳ぐ」シーン。
一瞬ですが、ここで人魚さんが7匹に増えます。
七つの海のそれぞれに人魚さんがいる設定なので、メイン人魚は7匹。そこまでは良い。
問題はその7匹全部が出そろうのが、最終話の直前ということです。
おかげでOPのこの1カットが最大の見せ場という気の毒な人魚さんが存在します。

そんなダメな出だしなのに、OP全体は王道通りに良くできてる。
未見の人でも、ある程度の内容は掴めるんじゃなかろうか。
「歌で戦う」という最大のポイントを、事前に知ってるかどうかで左右されそうではありますが。

ちなみにリンク先はDVD版です。
「ぴっち」はテレビ放映版とDVD版がほとんど別物。
私はテレビ派です。DVDのるちあさんは、ちょっと優秀すぎるから。

…ほら、OPだけでここまで文章が増える。
おかしいんですよ「ぴっち」は。
幾らでも書きたいことが湧いてくる。
コメント (4)
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宣伝:Cri☆siS Final Live ~また会う日まで~

2011年01月19日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
悔いのないように、ちゃんと宣伝しておこう。

■宣伝:Cri☆siS Final Live ~また会う日まで~

[公式ブログから引用]
 Cri☆siSは次回ライブを持ってしばらく活動を休止させて頂きます!

 2011/3/26(土)OPEN17:30/START18:30 吉祥寺スターパインズカフェ
 Cri☆siS Final Live ~また会う日まで~
 チケット:3000円+ワンドリンク別
 チケット発売日:2011/1/8(土)10時~
 チケット購入方法:イープラス
[引用終]

購入方法の詳細は、公式ブログさんの方をご参照ください。

アニメ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から派生した『ほぼ声優バンド』・Cri☆siSさん、次回でひとまず区切りのライブになります。
悲しくて寂しくて侘びしいけれど、ご本人たちが決めたことならば仕方がない。
思い返せば、「ぴっち」の終了で「もう(コンテンツそのものが)終わった」と思っていたところに開催された非公式自主ライブから始まって。
何の冗談だと思ったバンド結成が密やかにマジで、ライブ出演・グッズ発売・CD発売・ワンマンライブ開催と不可思議に続いた。
「コンテンツに終わりなど無い」ということや、それを実現している人たちの凄さを、何度も学ばせてもらいました。

今回の区切りはとても悲しいけれど、これで終わりじゃない。
「ぴっち」がなければ、今の自分はなかった。
感謝の気持ちを改めて持って、最後のライブに参加したいです。

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再宣伝:Cri☆siS Winter Live 2010 ~メリークライシス!~

2010年11月11日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
チケット買いました報告を忘れてました。

Cri☆siS Winter Live 2010 ~メリークライシス!~
[引用]
 2010/12/18(土)OPEN17:30/START18:30 吉祥寺スターパインズカフェ
 Cri☆siS Winter Live 2010 ~メリークライシス!~
 チケット:3000円+ワンドリンク別
 チケット発売日11/3(水・祝)
 チケット購入方法:スターパインズカフェ店頭16時より&HP予約16時から
 入場順は
 ①10.31 M3会場販売
 ②11.3 SPC店頭販売
 ③SPCHP予約
 と、なります。③予約は事前に店頭で引き換えをした場合②での入場となりますので、直接購入をお勧めします。
[引用終]

Cri☆siSさんの次回ライブは年末。
チケットは首尾よく10月31日のM3で購入してきました。
ちなみにその日は大泉まつりの日。「ぴっち」は全てに優先するんです。おかげで移動時間が面倒なことに。

…しかしもはや「ぴっち」とは関係ない世界に突入してますね。良い意味で。
「ぴっち」が終了したのが今からちょうど5年前。
放送期間の3倍近い月日が経ってる。そこからこうして新しい展開が続いて行っていることに、つくづく感謝。

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Cri☆siS 書きおろし漫画つきCD発売 + 次回ライブ予定

2010年10月26日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
弊ブログは無節操に「ぴっち」を応援するブログです。忘れられがちですけれど。

そんなわけで先日買ってきました。



[公式ブログより引用]
 Cri☆siSのCD「MELODY」と「Little Grace」がメロンブックスさんより販売・通販開始致しました。「MELODY」には先着200名様にCri☆siSファンを公言なさっている漫画家・高遠るい先生の書き下ろし見開きマンガがついています。他、抽選でサイン色紙なども当たります。ご購入はコチラから。
[引用終]

今や昔、「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」という素敵な人魚アニメがありました。
その「ぴっち」の声優陣によって、なし崩しに結成されたバンド・Cri☆siSさんの自主制作CDが、とうとう店頭に並ぶことになりました。
購入特典は、以前から「ぴっち」および「Cri☆siS」ファンで有名な高遠るいさんによる書き下ろし漫画。
これは本当に豪華特典。
こじまめがこじまめです。Rumiさんが相変わらず強靭です。あの方はバンド云々以前に労働量がおかしい。

ちなみに高遠るいさんの公式サイト
トップにある「前身イベントVoice in the live応援絵」は、「ぴっちの最終回からCri☆siS成立までの間に何があったのか」のメモリアルです。
こういうお祭り騒ぎのその果てに、とうとうここまでやってきた。

そして次のライブの予定も告知されました。

■Cri☆siS Winter Live 2010 ~メリークライシス!~
 日時:2010年12月18日(土) 開場17時30分/開演18時30分
 出演:Cri☆siS
 場所:吉祥寺スターパインズカフェ

[公式ブログより引用]
 チケット:3000円+ワンドリンク別
 チケット発売日11/3(水・祝)
 チケット購入方法:スターパインズカフェ店頭16時より&HP予約(予約専用ページは後日ご案内します)
 尚、M3(10/31)にて50枚限定チケット先行販売があります。どうぞお立ち寄り下さい。
 入場順は
 ①10.31 M3会場販売
 ②11.3 SPC店頭販売
 ③SPCHP予約
 と、なります。③予約は事前に店頭で引き換えをした場合②での入場となりますので、直接購入をお勧めします。
[引用終]

ライブ名「メリークライシス」はいかがなものか。
当初バンド名を付けた時、「クライシス」の意味を分かってなかった面子もいたそうで。
勢い任せで叫べばいいってもんじゃない。

チケット先行発売は10月31日開催のイベント「M3-2010秋」
まずいです。その日は大泉まつりの日だ。
時間的には、大泉まつり参加(9時開始)→M3参加(11時半開始)→大泉まつり再参加(17時まで)は無理じゃない。
なまじ無理じゃないところが残酷です。
頑張って二股かけよう。

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