■(第9話)魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~「それぞれの世界」感想
ナシマホウ界で頑張っていらっしゃる旧・補習メイトの3人は、揃って魔法界にご帰還なされた。
巷を騒がす謎事件と魔法ガールを、朝日奈さん絡みではとあたりを付け、その彼女が魔法界に行ってそうだと推測したので。
そしてクロノウストの襲撃を受け、あえなく時間停止。カタツムリニアさんも停止。さっくり描いていますが、ナシマホウ界への帰還手段が失われた。
ケイたちの視点でも、魔法ガール=朝日奈みらいは容易に予想できます。朝日奈さんはナシマホウ界出身の魔法使いという超イレギュラーなので、ナシマホウ界で魔法騒動があったなら、第一容疑者に浮かび上がるのは仕方がない。
そこからプリキュアに繋がらないのは若干の謎。まぁそもそも「変身」の概念に思い至らなければ、髪も背格好も全然違うんだから同一人物とは思わないか。私らは「プリキュアに変身する」「変身前は誰なのか」の発想を持てますけど、ケイたちはプリキュアとは変身するものだという基本知識がない。
魔法は無から何かを生み出すことはできないのだから、「変身=自室からウィッグやコスチュームを転送」(?)だと思われるので、そんなもの選択肢として考えなさそう。
何はともあれ、魔法界は壊滅していました。
時を遡ること数時間前。校長先生に報告するべく魔法界に来ていたところに、クロノウストが襲来。
待ち構えていた闇の魔法使い一行と共に戦おう…としたものの、即効でヤモーが時間停止して、よりにもよってドクロクシー様もどきを召喚。何考えてるんですかね、この人たち…。
「もどき」といえば、クロノウストはフェリーチェのことを「ラパーパもどき」と呼称。何か良いですね、ラパーパもどき。
眷属からすれば「キュアフェリーチェ」と個体名を呼ぶより、「ラパーパもどき」と認識してる方がそれっぽい。前作はどうだったかな。オルーバは「キミたち」、他は「お前たち」と呼んでた記憶はある。あと「エメラルドのプリキュア」…は闇の魔法使いだけだったかしら。
クロノウストによれば、死は命の始まり。死ぬと混沌に戻り、混沌から命が生まれる。輪廻転生の世界観。今になってフェリーチェの技名が回収された。
その輪廻を時間停止するのがクロノウストの目的。クライアス社はこいつの存在に気づかなかったんだろうか。
とりあえず敵の攻撃がどうのこうのというより、呼び出されたドクロクシーのせいでセルフピンチ。混乱に陥っている内に、放たれた傀儡によって魔法界全土で時間停止。ヤモーは救出したものの、他の3人や校長先生たちも時間に囚われてしまいました。
本当に全員の時が止まったとなると、未来への恐怖や絶望とは、夢が叶わなくて悲しい云々だけでなく、根本的な死の恐怖だとかに作用していそうです。今までにも散々「老い」を描写してきてるし。さもなくば魔法界は、新生児に至るまで誰一人現状に満足していない常闇の国と化してしまう…。
「未来が怖いから時間を止める」のは、それがメインストーリーのはぐプリの他、ドキプリ映画・NS3・ミラクルリープなど割と頻繁に扱われてます。幼児番組なので、就学や子供時代の終わりが壁として思い浮かべやすい。
何にせよ、カタツムリニアもないので帰還はできず。
予告を見るに、ヤモーと何かを語らって、刻を追いかける?タイムトラベルなのか、若返りなのか、ただの回想なのか分かりませんが、今回あまりに良いところのなかったヤモーさんが、これで終わりではなかったのは素直に嬉しいです。忠臣は報われて欲しい。
あとサブタイトルの「それぞれの世界」。
魔法界とナシマホウ界のことかと思ってたけど、各自の過去の世界っぽい。人はそれぞれ歩んできた過去があり、人はみんな違う。その違いを背負いながら周囲と接していたのが、分断されて自分の世界に閉じこもった…といったフレーバーだろうか。
残りは僅か3話です。寂しい。
いまだに「まほプリ2は前作の展開をオマージュしている」説が、不思議と成り立ったまま。今回でいえば、闇の魔法使いの復活とか。
たまたまそうなっただけなのか、「本に書かれた、決まった展開をめくるようなもの」という時間観を組み込んだお遊び的なサービスなのか。
決戦を除くと、残ってるのはミトメールや追加玩具あたり?あとは正体の告白とかかしら(クリスマス回を一歩踏み込む感じ)。
ナシマホウ界で頑張っていらっしゃる旧・補習メイトの3人は、揃って魔法界にご帰還なされた。
巷を騒がす謎事件と魔法ガールを、朝日奈さん絡みではとあたりを付け、その彼女が魔法界に行ってそうだと推測したので。
そしてクロノウストの襲撃を受け、あえなく時間停止。カタツムリニアさんも停止。さっくり描いていますが、ナシマホウ界への帰還手段が失われた。
ケイたちの視点でも、魔法ガール=朝日奈みらいは容易に予想できます。朝日奈さんはナシマホウ界出身の魔法使いという超イレギュラーなので、ナシマホウ界で魔法騒動があったなら、第一容疑者に浮かび上がるのは仕方がない。
そこからプリキュアに繋がらないのは若干の謎。まぁそもそも「変身」の概念に思い至らなければ、髪も背格好も全然違うんだから同一人物とは思わないか。私らは「プリキュアに変身する」「変身前は誰なのか」の発想を持てますけど、ケイたちはプリキュアとは変身するものだという基本知識がない。
魔法は無から何かを生み出すことはできないのだから、「変身=自室からウィッグやコスチュームを転送」(?)だと思われるので、そんなもの選択肢として考えなさそう。
何はともあれ、魔法界は壊滅していました。
時を遡ること数時間前。校長先生に報告するべく魔法界に来ていたところに、クロノウストが襲来。
待ち構えていた闇の魔法使い一行と共に戦おう…としたものの、即効でヤモーが時間停止して、よりにもよってドクロクシー様もどきを召喚。何考えてるんですかね、この人たち…。
「もどき」といえば、クロノウストはフェリーチェのことを「ラパーパもどき」と呼称。何か良いですね、ラパーパもどき。
眷属からすれば「キュアフェリーチェ」と個体名を呼ぶより、「ラパーパもどき」と認識してる方がそれっぽい。前作はどうだったかな。オルーバは「キミたち」、他は「お前たち」と呼んでた記憶はある。あと「エメラルドのプリキュア」…は闇の魔法使いだけだったかしら。
クロノウストによれば、死は命の始まり。死ぬと混沌に戻り、混沌から命が生まれる。輪廻転生の世界観。今になってフェリーチェの技名が回収された。
その輪廻を時間停止するのがクロノウストの目的。クライアス社はこいつの存在に気づかなかったんだろうか。
とりあえず敵の攻撃がどうのこうのというより、呼び出されたドクロクシーのせいでセルフピンチ。混乱に陥っている内に、放たれた傀儡によって魔法界全土で時間停止。ヤモーは救出したものの、他の3人や校長先生たちも時間に囚われてしまいました。
本当に全員の時が止まったとなると、未来への恐怖や絶望とは、夢が叶わなくて悲しい云々だけでなく、根本的な死の恐怖だとかに作用していそうです。今までにも散々「老い」を描写してきてるし。さもなくば魔法界は、新生児に至るまで誰一人現状に満足していない常闇の国と化してしまう…。
「未来が怖いから時間を止める」のは、それがメインストーリーのはぐプリの他、ドキプリ映画・NS3・ミラクルリープなど割と頻繁に扱われてます。幼児番組なので、就学や子供時代の終わりが壁として思い浮かべやすい。
何にせよ、カタツムリニアもないので帰還はできず。
予告を見るに、ヤモーと何かを語らって、刻を追いかける?タイムトラベルなのか、若返りなのか、ただの回想なのか分かりませんが、今回あまりに良いところのなかったヤモーさんが、これで終わりではなかったのは素直に嬉しいです。忠臣は報われて欲しい。
あとサブタイトルの「それぞれの世界」。
魔法界とナシマホウ界のことかと思ってたけど、各自の過去の世界っぽい。人はそれぞれ歩んできた過去があり、人はみんな違う。その違いを背負いながら周囲と接していたのが、分断されて自分の世界に閉じこもった…といったフレーバーだろうか。
残りは僅か3話です。寂しい。
いまだに「まほプリ2は前作の展開をオマージュしている」説が、不思議と成り立ったまま。今回でいえば、闇の魔法使いの復活とか。
たまたまそうなっただけなのか、「本に書かれた、決まった展開をめくるようなもの」という時間観を組み込んだお遊び的なサービスなのか。
決戦を除くと、残ってるのはミトメールや追加玩具あたり?あとは正体の告白とかかしら(クリスマス回を一歩踏み込む感じ)。