Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

「吉田稔美の覗きカラクリ劇場」 Monthly Art Shop展 in ギャラリー・エフ@千駄ヶ谷

2014-11-14 22:35:23 | 展覧会・建築・器
イラストレーターであり絵本作家である吉田稔美氏の展覧会『吉田稔美の覗きカラクリ劇場』が開催中とのことで行ってきました。
 
「吉田稔美の覗きカラクリ劇場」Monthly Art Shop展inギャラリー・エフ
 会期:2014年11月4日(火)~12月5日(金)
   午前11時から午後7時まで(月~金)
   土曜日は4時半まで(日祝はお休み)

古楽を題材にした素敵なイラストと絵本で私には印象的な吉田さんですが、今回の展覧会は案内によりますと
「不思議な覗きからくり3D絵本のオリジナル・ピープショーを中心に、オフセット普及版ピープショー、ドイツ版グリーティングカード、ポストカード、絵本、紙人形、絵本やカードの原画、シルクスクリーン版画、紙雑貨などを、クリスマスに向かう季節のなかで展示販売いたします。中世ヨーロッパの天使の音楽から宇宙SFに至る多次元ワールドに遊びに来てください。」
とのこと。
彼女の原画が見られるというのと、「不思議な覗きからくり3D絵本のオリジナル・ピープショー」って一体どんなものなんだろう、という好奇心とでわくわく出かけました。
*ピープショー(のぞきからくり)について検索しましたらこちらに説明がありました。⇒「子どもの本とおもちゃ百町森
左上の案内状の画像の下半分に写っている蛇腹状のものがピープショーです。
重ねられた絵にはずずっと窓が開いていて一番手前の穴に片目をあてて中を見てみると・・・あら、平面の絵のつながりを見ているはずなのに、急に奥行きが出て別の世界が目の前に出現!!
ギャラリーの方がそれを持って揺らせてみたり、下に向けておいて見たりすると動きが出てきてまた面白いですよ、と教えて下さったので試してみると、別の世界がゆらゆらして登場人物が出たり入ったりするようですっかり愉快になってしまいました。
壁にはずらっと原画がかけられ、音楽が流れている訳ではないのに音楽が聞こえてくるように感じられました。
音楽とお話とが互いを引き立て合って色んな声で頻りに話しているような・・・そんな展覧会でした。
コメント
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