Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

主税町長屋門&二葉館③

2014-11-07 23:59:30 | 旅・再発見
名古屋陶磁器会館のあたりは「文化のみち」の中では『白壁・主税(ちから)・橦木(しゅもく)』エリアにあり、このエリアは大正~昭和の名古屋の発展を支えた企業家の屋敷が立ち並ぶ一画と知り、イベント用に印刷された地図を片手に歩いてみました。道の途中の板塀に地図が掲げられていました。
このエリアの特徴は「大正ロマンの風情が色濃く残る屋敷町」とのこと。
         
名古屋は高校時代からレッスンを受けるために通っておりその後、学生時代から6年暮らした町なのに、住んでいた当時はこの付近のことは全く知らずに過ごしてしまいました。
尤も、最初に寄った「主税町長屋門」の方にお話を伺うと、その当時は人々の目は外に向いており、今のようにこの辺りが脚光を浴びるようになったのは最近のことだとのことでした。
*参考:この地区は昭和60年(1985)名古屋市によって、「歴史的町並み保存地区」に指定された、のだそうです。
その「主税町長屋門」
        
門だけが残っているのですが、立派なものです。
この門の向こうにはマンションが建ってますが、町全体が新しいもの、古くからのものが散りばめられているにも関わらず、落ち着いた雰囲気の中にありました。

そして次に訪れたのは「文化のみち二葉館
        
ここは「日本初の女優と謳われた川上貞奴と、 電力王と称された福沢桃介が、大正から昭和初期にかけて暮らしていた邸宅を移築・復元し、貞奴の関連資料を展示するとともに、郷土ゆかりの文学資料の保存・展示を行っています。」という文化のみち二葉館(名古屋市旧川上貞奴邸)
            
道路からもぱっと目立つ建物です。
ここは女優引退後の川上貞奴と電力王と呼ばれた福沢桃介が暮らしていた館で二人にゆかりのものが展示されていました。
内部はこんな感じ。
  
和洋折衷の建物内は落ち着いた雰囲気を漂わせています。
        
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする