Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

パリの街角、恋の歌 ル・ポエム・アルモニーク@所沢MUSE

2014-11-17 21:38:23 | 音楽

出演:ヴァンサン・デュメストル[音楽監督、テオルボ、バロック・ギター]/クレール・ルフィリアートル[ソプラノ]/ステファニー・フェステル[ヴァイオリン]/ルカス・ペレス[バス・ヴィオル]/シャルル=エドゥアール・ファンタン[アーチリュート、バロック・ギター]
プログラム:〈フランス宮廷歌とスペインの調べ〉
       マルク・アントワーヌ・シャルパンティエ:「ル・シッド」のスタンザによるエール
       マラン・マレ:サラバンド
       ピエール・ゲドロン:「たとえ醜い苦しみが」
       アントニオ・マルティン・イ・コル:ガイタの調べによる変奏曲
       ルイス・デ・ブリセーニョ:パッサカーリエ「妻をちゃんとしつけておれば」
       ルイス・デ・ブリセーニョ:ビリャーノ「子爵殿の馬は」
       アンリ・ル・バイイ:痴れもののパッサカーユ
       ジャン=フェリ・ルベル:12 のヴァイオリン・ソナタより 第 9 番ヘ長調
       セバスティアン・ド・ブロッサール:人の世のさまざまな惨めさ
       ガスパール・サンス:パッサカーリエ
       ルイス・デ・ブリセーニョ:エスパニョレータ(スペインの女)
       ルイス・デ・ブリセーニョ:斧の踊り
       ルイス・デ・ブリセーニョ:フォリア「前奏と即興」~「山暮らしのお穣さん、あなたは両目で」
アンコール: ムリニエ:エル・バッシェル
       ブリセーニョ:セギディーリャ
       作曲者不詳:ファド

CDでしか触れたことのなかった『ル・ポエム・アルモニーク』を所沢MUSEのマーキーホールで聴くことができた。
しあわせ~
私は銀座の公演は聴けなかったので、こちらはどうしても聴きたいと熱望していたのだ。
チケットを取るときに場所を確認していたのだが、実際に会場に入って席を探すと、なんと!前から2列目の真ん中!!
そこに座ると、まるで私のためだけに彼らが演奏してくれているような・・・王様気分とでも言いましょうか。
音の一つ一つ、音楽の色の移り変わり、表情の変化、息づかい等々が直に伝わってきて、ああ、生っていいなあ、素晴らしいなあと感嘆しているうちにあっという間に時は過ぎ、気付けば現実の世界に引き戻る時刻・・・。いい音楽を聴いた後は興奮し、そして優しくなっている自分に気付く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする