Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

土砂降りの中で

2013-07-23 23:52:16 | 旅気分
火曜日の雨(夕立)は凄かった。
電車に乗った時には曇ってはいたけれど、未だ雨は降っていなかったのが、降車駅の一つ前になって急に雷が鳴り始め、稲妻が空に走り始めた。そして大粒の激しい雨が電車の窓を音を立てて叩き始めたかと思ったら、もう土砂降りになっていた。
電車を降りたら小さい駅なのに雨宿りする人が結構いて改札付近は混雑していた。強く降る雨を眺めながら、こんな中を歩いて帰るのはいやだなあ、しばらく様子を見てバスが来たならそれに乗っていこう、と決め待つこと暫し。
そんなに待つこともなくバスが来たので相変わらずの土砂降りの中を濡れながら(勿論、傘さしていたが大して役に立たない)乗り込んだ。ほどなくバスは出発しすぐに下りるバス停が近付く。長い下り坂の途中にあるバス停のある道はこの日は、それが坂というより川状態、その上調度バス停の場所は側溝から水が噴き上がって地面が見えない!えらいことになっている。
え!!ここに降りられるのだろうか?
と思った途端に運転手氏が
「他にお降りの方はいらっしゃいませんか?」
で、見た感じで私だけだと答えると
「もう少し先のお客様がいいところで下ろしましょう。ここは危険なので」
と提案してくれたのだった。
「○○(バス停を過ぎて少し下ったところにある商店名)のあたりがいいです」
と答えると、バス停を通り越してそこで下ろしてくれたのだった。
雨は相変わらずだったけれど、運転手氏の親切がありがたくて心がほかほかした。、世の中捨てたもんじゃないなあ~、と感激した雨の日の出来事だった。
コメント (4)
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