Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ダークナイト

2008-08-14 00:07:54 | 映画 た行
             *公式サイト
2008年/アメリカ/152分
原題:The Dark Knight
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー、アーロン・エッカート、マギー・ギレンホール、ゲイリー・オールドマン、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン

TVでちょっとだけバットマンは見たことがあるけれど、映画館で観たのはこれが初めて。これは、でもTVのとは全くの別物だったのね。素晴らしい~

冒頭からその映像に引き込まれて、度肝を抜かれたというか・・・頭がジーンとなって緊張しながら見入ってしまっていた。配役はとにかく豪華だし、アクション・シーンも素晴らしい、そして何より作品としての魅力、その内容の深さ!!
暗い色調の画面の中に浮かび上がるジョーカーの真っ白に彩られた顔、そして真っ赤に裂けた口が・・・こわいよぅ~!!彼の悪そのもの、悪がジョーカーの姿を借りて生き、その悪で人を惑わし狂わせていくのを見ているのは、怖いのだけれどでもどうしても目を反らすことができないのだ。どうしても!
バットマンとジョーカーは真反対のようで、正義に生きるか、悪に生きるかそのスタンスの違いだけのような気に段々なってくるのが不思議だ。絶対にその置いてある軸足は動かないし、どんなことがあっても迷わないというこの二人はどちらも同じ「狂気」を生きているのかもしれない。
そして、いとも簡単にダーク・サイドに落ちてしまう人間の脆さ、けれどまたぎりぎりの状況の中で人間として踏みとどまれるのは、それが人間だから?など考えてしまっていたのだ。

バットマンおそるべし、というかジョーカーおそるべし、というか。
この作品が最後の作品となったヒース・レジャーの凄さ!!
コメント (4)
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