Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

初ギリシア料理店

2006-05-13 00:18:06 | 食・その周辺
先日、友人と渋谷で待ち合わせて映画を観た。(重い作品だった)この日はその後、夕食を「スペインで食べるより美味かった」とかねてより教えてもらっていた店に行こうという計画だったのだけれど。いざ着いたら・・・予約でいっぱい!と断られちゃった残念!

で、うろうろした挙句見つけたのが『ギリシア料理<エーゲ海>』という看板。ギリシア料理といえば私の場合、唯一作って食べるのはタラモサラダのみ(簡単で美味しいもんね)
「ギリシアはトルコのお隣、お料理だってきっと似てるよ!」「そうだよねっ!」(何て乱暴な!)
今日の映画で「王女メディア」は重要な伏線であり、ベースだったので「まるで来るべくして来ちゃったみたいだね!」「呼ばれたか」なんて話しながら入った。

小ぢんまりした店内は薄暗くて、壁面には多数の絵、マンドリンに似た楽器、そしてギリシアを感じさせる物が飾られている。
あとで調べたら、ここは「日本で唯一のギリシャ人シェフが作るギリシャ料理の専門店です」だったのね!*エーゲ海

メニューを見たら、これがトルコ料理とやっぱり相通じていた~
トルコの蒸留酒ラクと同じく水を入れると白濁する蒸留酒ウゾ、とか葡萄の葉でお米を巻いた料理、ケバブなどがメニューに並んでた。

ワインのところに「赤/白/レチーナ」と書いてある。お店の方に伺ったらレチーナはギリシア独特のもので松脂が溶け込んだワインとのことだった。色は透明でうっすら象牙色、口に含むと何ともいえない香りが広がる飲み物だった。
葡萄の葉でお米を巻いたものは、トルコのものとそっくりだけれどこちらは温かくお米はもっと軟らかかった。そしてムサカ茄子とジャガイモと挽肉を重ねてオーヴンで焼いたもの。そして蜂蜜のかかったシナモンのきいたデザートとギリシア・コーヒー、このコーヒーはまったくトルコ・コーヒーと同じだったスペイン料理に振られて結局、よかったねという夜だった。

注文しなかったが気になったのは、らくだ(確か「らくだ」だったと思う)の料理。どんな味なんだろう?
コメント (4)
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