Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

アントニオ・ソレル

2006-05-02 00:09:01 | 音楽
アントニオ・ソレル(1729-1783)を聴いたのは、ニコラウ・デ・フィゲイレドさんの演奏会でのソナタとファンダンゴ、そして西山まりえさんの演奏会でのファンダンゴの演奏の二回だけである。でも、どちらの演奏も素晴らしくてそれ以来「ソレル」という作曲家の名は忘れた事はない。
ただ、なかなか音楽会でもCDでも演奏が聴けないのは残念~!

先日、やっぱりソレルの作品に参っている友人がCDを貸してくれた。
         
フォルテピアノでソナタが6曲とチェンバロでファンダンゴとソナタが5曲演奏されている。演奏者はMaggie Cole。
初めて聴く奏者だったが、活き活きとした演奏で特にチェンバロがよく鳴っていて華やか~♪
ソナタはぱっと聴くとD.スカルラッティに何となく似てる、と思えるのだがやっぱりそこはスペインの感じが色濃く漂うのが、魅力的~♪
ファンダンゴはもう、わくわく~♪何と言ってもスペイン南部アンダルシア地方の民謡及び舞踏、ですもん!!

*ソレルは6歳の時からバルセロナ郊外のモンセラート修道院付属学校で音楽を学び1752年修道士となる。マドリード近郊エスコリアルの王室修道院のオルガニストに就任し生涯その職にあった。ドメニコ・スカルラッティに学び深くその影響を受けた。(音友:音楽辞典)
コメント
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