Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

クレマン・ジャヌカン・アンサンブル

2005-12-23 12:35:10 | 音楽
             

王子ホールでのクリスマス・コンサート『クレマン・ジャヌカン・アンサンブル』を聴いた。
プログラム:
<ドミニク・ヴィス・ソロ>僕は見た あの人が泣くのを/僕の受けた苦しみを/珍品はいかが ご婦人がた/暗闇に僕は住みたい/ラクリメによるガリアード(リュート・ソロ)/流れよ わが涙/フランスのコラント(リュート・ソロ)/悲しみよ とどまれ/別れ(リュート・ソロ)/もしぼくの嘆きが/去れ 自己愛の若者たちよ/今こそ別れねば<J.ダウランド>

<クレマン・ジャヌカン・アンサンブル パリの物売り声>パリの物売り声/ある日ロバンがマルゴを/ヴェルノンの粉ひき娘は/戦争<C.ジャヌカン>ガイヤルド~ラ・ルクレティア、ラ・ビアンカ、ポンペイの娘(リュート・ソロ)<G.モルレイ>鳥の歌/愛について人はどのように表現できるのだろう/ああ、愛することの苦しみよ/狩り<C.ジャヌカン>

CDでしか今まで聴いた事がなかったクレマン・ジャヌカン・アンサンブル。そのライヴはCDの何倍も素晴らしいものだったライヴの方々だったのね~!ヴィスの声を耳にした時その魅力的でパワフルな声にまさに魅せられた。エネルギーに満ち溢れているの!!第一声で心はもうあなたのものって感じ・・・私は「今こそ別れねば」って好きな歌曲の一つなのだけれどしんみりしていてしかも熱い情感がこもっていて、よかった!長調の曲であんなにしんみり悲しくさせるなんて・・・。
そしてアンサンブルはもう楽しいの一言!中身が一杯詰まった引き出しがいっぱいあって、この時はどの引き出し開けようかな、これ開けて、そうだ、これもちょっと使おうか、みたいな感じ。よりどりみどり、自由自在なの。
そしてそして歌で笑いが取れるなんて、すごいですっ
アンコールは2曲、はあ~!音楽に満たされ興奮の一夜となった。この夜はホールがよく鳴っていたので壁際の席だったがそれは全く気にならなかった。
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C.ジャヌカン

2005-12-23 12:30:13 | 音楽
私がジャヌカンの曲を初めて知ったのは歌ではなくて、リコーダーのアンサンブルでだった。戦争、鳥の歌などはだから歌として聞いたのはかなり後になってからのことである。特に鳥の歌はコンクールでよく耳にした。小・中学生が達者に(時にこれみよがしだと感じたこともあったっけ)吹いていたのだが、12月22日のクレマン・ジャヌカン・アンサンブルのプログラムの解説を読んでその歌詞に「自然の描写かと思いきや、実はその中に、またもや男女のひそかな楽しみが重ねられた傑作」とあり、へ~と思った。おこちゃまにこの曲ねー?
コメント (6)
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