いよいよ『ナルニア国』読み始めたのですが、ファンタジー小説つながりでもう一冊、これもお気に入りの本です。
フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』
ピーターのはしかが移らないようにと夏休みの間アランおじさんの家で過ごす事になったトムは退屈していた。そこで真夜中に古時計が13時を打つのを聞く。そして昼間はなかったはずの庭園に導かれそこで不思議な少女と出会う。
広間の古時計が13時を打ったところから真夜中の庭にトムと共に足を踏み入れていくような気分になる。予想もしていなかったラスト・シーンは忘れられない。
これは子ども時代に読んだ本ではなく、大人になってそれも結構な年になってから出会った大事な一冊。私にとっていつでもファンタジーは心の栄養となっているのかもね~。(乾いてるのかなぁ?)
ところで作者のフィリパ・ピアスはイギリスの作家でナルニア国のC.S.ルイス、ハリー・ポッターのJ. K. ローリングもイギリスの作家イギリスにはファンタジーの伝統があるのですね。