Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

エイプリルの七面鳥

2005-12-12 00:02:58 | 映画 あ行
今朝シチューを温めていて、ちょっと目を離した隙に焦がしたこれは凹む激しくテンション日曜日なのに・・・。
料理のしくじりとつい最近ル・シネマで過去の上映作品のパンフレットを見て「へー、ここで上映してたんだ」と書きかけになっていたことを思い出した「エイプリルの七面鳥」(DVD)

2003年/アメリカ/80分/
監督・脚本:ピーター・ヘッジズ
出演:ケイティ・ホームズ
   パトリシア・クラークソン
   デレク・ルーク  ※あらすじ

題名を見て「はて?4月に七面鳥?」と不思議に思ったのだが、『エイプリル』は主人公の名前でした!!

料理をしたことがないエイプリルは生まれて初めて感謝祭のディナーの七面鳥の丸焼きを作ろうと奮闘する。次々、起こる料理の危機!とにかくメインの七面鳥の丸焼きがオーヴンの故障でできないのである。アパート中を駆け回りオーヴンを捜すエイプリル!同時にしぶしぶ招待に応じて出かける母親と彼女をなだめながら車を走らせる家族のやりとりにそれまでの家族関係があぶりだされる。

細かく料理の手順を追っていくので、なるほど、こういう料理を感謝祭の料理というのね!こんな風に作っていくのね!と料理番組を見るような面白さもある。つくづく思う、料理って愛なのね!彼女が暮らしているアパートの住人は実に様々、助けてくれる夫婦、ヴェジタリアン、中国人の家族、最新のオーヴンを持っている変人etc.(そういえばこの変人を演じているショーン・ヘイズって『二人は友達?ウィル&グレース』に出てくるゲイのジャックにそっくり~、と思ったらまさにその人でした!)
折り合いの悪い母は、実は癌の末期でこの感謝祭が最後になるかもしれない!エイプリルは七面鳥を持って駆け回る。この母親が何ともいえず真直ぐでいいの。だから、なんとか二人が心通わせて!と願いつつ見ていました。

『初めての料理はママのために作る最後のディナー』
コメント
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